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15広報ところざわ令和5年7月号6月号クイズの答え カレー 投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり●防災ガイド、避難所マップのアプリがある事を知り、出先で何かあった時も御守り代わりにスマホにダウンロードします!(小手指・30代)●「災害の『事前の対策』」を注意深く読みました。普段から備えるものや、避難方法など再確認しなければと強く思いました(小手指南・80代)●大雨対策を読み、1番近い洪水避難所がどこなのかを知ることができ良かったです。全ての学校が避難所ではないということが新しい発見でした!(東町・20代)編集から●以前は7月号で特集していた「大雨対策」を令和3年から6月号で特集するように。情報収集の方法は毎年必ず確認をお願いします。そして大雨への対策は各家庭で違います。「わが家」の対策を忘れずに●中学生でドローンのプロなんてすごいです!ドローンは新しいスポーツなので、若い人から広めてもらいたいです!(東狭山ケ丘・60代)●ドローンの競技を知りませんでしたが、これを期に是非応援したいです(元町・30代)編集から●前号のはつらつところっこの上関風雅さん。9月9日㈯開催の「市民体力テスト」(詳細は8月号)に、所沢市ゆかりのアスリートとして来場予定です健康のために毎日30分ウォーキングするぞ!と意気込んだのは良いものの、数日で挫折…なんて方も居るのではないでしょうか。今月の特集は「FUN+WALK」。所沢市広報マスコット「ひばりちゃん」をはじめとするキャラクターが日々の生活に楽しく「WALK」をプラスするお手伝いをしてくれます。歩幅を少し広げることを意識したり、ちょっとしたことから始めましょう。熱中症にはご注意を!(深町)酷暑の夏を少しでも涼しく乗り切るために、みどりのカーテンを育てませんか。屋内や建物の壁への日差しをさえぎり、葉から出る水蒸気は周りの温度を下げる効果も。花や実も魅力的です。(坂本)「語り絵本よだかの星」の誕生に至るまでを語ってくださった、今月のところっこ・美甘さん。子どもたちには、この本を読んで感じたその「気持ち」をいつまでも大切にしてほしいです。(関)◆今月のクイズ9・10・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(7月10日㈪締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦7月号の感想を記入し、〒359‐8501広報課に郵送・市HP(プレゼント)で応募◎当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。◆プレゼント提供事業者も募集中!詳細は、市 ( プレゼント募集)をご覧ください。HP▲市HP47年の時を経て 夫婦合作絵本が今ここに 100年以上前に執筆された宮沢賢治原作の「よだかの星」。 この作品を、いつか紙芝居にしようと夫の沼ぬまたよういち田曜一さんは絵を描き溜めていた。そこに美みかもまさこ甘雅子さんが文章を付け、今年3月、夫婦合作の「語り絵本よだかの星」が誕生した。 しかし、絵本誕生に至るまで万事順調とはいかなかった。 幼い頃、母の語る昔話が大好きだったという美甘さん。その影響あってか、美甘さん自身も即興でつくった昔話を弟に話すのが楽しかったという。 昔話を通じて「語る」ことの楽しさを教えてくれた母だが、沼田さんもまた、「語る」ことの素晴らしさを教えてくれた一人だ。 沼田さんとの出会いは父親同士が友人ということもあり、縁あっての今である。 絵描きになる夢を諦め、俳優となった沼田さんが1976年春、「いつか子どもたちに紙芝居として語り伝えてあげたい」という思いで描いた絵があった。それが宮沢賢治原作の「よだかの星」だ。 しかし、映画や舞台の仕事に追われ、絵を描き終えたところで作業は終わってしまった。 数々の映画や舞台で活躍する沼田さんだが、2004年夏、最後の一人舞台を懸命に支える美甘さんの姿があった。 沼田さんは「民話はこころの教育の原点である」と語り続けた現代の語り部でもあったが、2006年春、帰らぬ人となる。 その翌年、沼田さんの遺作展を開催しようかと考えていた時のこと。 押し入れの天袋※から、20枚ほどの絵がパラパラと落ちてきた。そこに描かれていたのは、優しくも哀しい目をした「よだか」だった。それを見た瞬間、美甘さんは「あの時描いていたものだ!」と一瞬にして記憶がよみがえった。それと同時に、「これは語り伝えなければならない」と心が震えたという。 しかし、そこからが大変だった。 絵が先にあって文が後付けとなるものを前にし、美甘さんは改めて原作を何度も読み返した。 「宮沢賢治のこころを大切に、かつ子どもたちにも分かりやすい言葉で伝えたい」という思いの中で、作業は深夜にまで及んだという。 こうして紆余曲折の末に、47年の時を経て今、夫婦合作となる「語り絵本よだかの星」がついに完成したのだ。 「いじめ抜かれながらも生きていくために、毎晩たくさんの虫を殺生している自分を悲しむよだかの優しさを、宮沢賢治は子どもたちに伝えたかったのではないか」と美甘さんはいう。 沼田さんが残した「人愛し 人哀し 民話のこころ」という言葉を胸に、美甘さんは今日も民話を語り伝えていく。(取材:関)大地の劇場・語り塾 代表美みかも甘 雅まさこ子 さん(市内在住) 夫である故・沼田曜一さんが主しゅさい宰の「大地の劇場・語り塾」を継ぎ、語り部たちと共に伝承文化の大切さを学ぶ日々を過ごしている。 毎年12月、航空記念公園内にある彩さいしょうてい翔亭で「昔ばなしの世界」を開き、昔話の楽しさや民話の大切さを、語り部たちと語り続けている。▲宮沢賢治記念館で資料として活用されることになった「語り絵本よだかの星」おひな様の着物の柄と色あいのコースターで食卓を華やかに♪創業180年以上の伝統を誇る老舗の人形店、倉片人形店から、おひな様の生地で作ったコースターを4枚セットでプレゼント。職人手作りのコースターは、リバーシブル仕様で、お好みの色や柄を選べます。 店舗1階は甘味処、2階は時期によって新作ひな人形などを見学できるスペースを展開中です。おひな様の生地のコースター(4枚セット)●㈱倉片人形 東新井町283 ☎2993-1351 (午前10時~午後5時/年中無休) ◎甘味処「けずり氷 雛物語」の営業時間は午前11時から。ひな人形などの見学時間は、事前にご確認ください。(2,000円相当×10人)※押し入れの上部にある戸棚
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