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������れました。現在も単語の起源を他の言語に求めることが流行のように浮上することがあり、この説もそんな一種の流行を背景にしていたと思われます。なお「所沢」は、現在は「ところざ3わ」と濁り、ローマ字表記では「TOKOROZA33WA」と記されます。古くは濁らない「ところさ3わ」が主流でした。 「ところさわ」の名が始めて文書に現れたのは鎌倉時代末期で、平たいらのながいえ長家という人物の領地として登場します。室町時代には京都から来た道どう興こう准じゅ后ごうという僧がその紀行に「野老」の文字を用い、戦国時代に青梅御み岳たけ山さんに奉納された太刀にも「野老沢住人」の銘めいが残ります。江戸時代に入ると、徐々に「所沢」という表記に比重が移る一方で、「野老沢」は一種の文学的な雅が語ごとして存続しました。そして明治以降、町名の表記は「所沢」で固定されます。地名は時代のさまざまな様相を映し出しています。所沢 今回は、「ところざわ」という地名にまつわる「まめ知識」をご紹介します。 所沢の名の由来は、「安松」や「小手指」などほかの古い地名と同じように、古いゆえに正確なことはよく分かりません。地名に関心を抱いた後世の人々はさまざまに由来を幸せの名字 上新井 杉山 しおり 去年めでたく入籍した私。旧姓は「原嶋」といい、読み間違えたり、印鑑ですら特注で作るしかありませんでした。 しかし結婚後は、「杉山」の名字になり、読み間違えられることもなく、100円ショップでも印鑑が売られているほど、よくある名字になり、少しホッとした一方で、旧姓を離れたさびしさもありました。 でもやっぱり大好きな主人と同じ名字が名乗れるのは、うれしいことですね!名前とふりがな 寿町 浅野 洋次 今から40数年前、勤務先から海外出張を命じられ、慌ててパスポートを取りに行った。窓口で、思いのほか早く名前を呼ばれ歴史まめ知識ところざわ21所沢ろざわ」という地名にまつわる「まめ知識」をご紹介します。と◆テーマ「名前」◆◆◆ 所沢市域にかかわる歴史的事項を50音順に紹介しています。今号は「と」です。「陽子ファーム」園長 池田容子さん(城在住) 家族の健康を願って作り始めた野菜ですが、今では、地域の方をはじめ、市内のレストランやパン屋さん、イベントなどで多くの人たちが味わっています。「細く長く地道に活動を続けてきましたが、農園を理解してくださる方が徐々に増え、地域に浸透してきたかなと実感しています」と笑顔がこぼれます。「野菜を味わってくださる方の声を聞くことが一番のやりがい」と池田さんが語るとおり、消費者と生産者が栽培方法を理解し合い、『顔が見え、話ができる』関係をつくることが地産地消の原点。その信頼関係が「食」への安心や、地域の絆を強めることにつながっていきます。 「小さいうちから安全でおいしい野菜を口にしてほしい」と、市内の子どもたちの農業・職場体験などにも積極的に協力している池田さん。「陽子ファーム」で育てる野菜に込める願いは、家族の幸せから所沢の子どもたちの幸せへと広がります。その愛情たっぷりの野菜が、多くの子どもたちに届くことを願わずにいられません。安全でおいしい野菜を子どもたちに求め、郷土史への意識や時代の流行を反映して多くの説が生まれました。植物の「野ところ老」と「沢」を組み合わせる説はもっとも広く知られています。この説に平安時代の貴族在あり原わらのなり業平ひらを登場させる言い伝えは、明治44年に所沢小学校が編さんした『所沢町郷土誌』での紹介が最初で、それより昔の書物には見られません。当時の小学校が編さんした各町村の郷土誌は、郷土愛を背景に、少しでも古くまた高貴な来歴を求める傾向がありました。また、昭和30年代には「所沢の名はアイヌ語のト・オロ・ベツ(沼を持つ川)に由来する」という新説が生ま問い合わせ 生涯学習推進センターふるさと研究グループ ☎2991‒0308 52991‒0309▲江戸時代の所沢を描いた絵▲愛情を込めた野菜を収穫する池田さん▲爆発物を用いたテロの発生を想定した「国民保護訓練」では、自衛隊・警察・消防などが一体となって、万一の事態に備えた緊張感のある訓練を行いました。 1月28日㈯/所沢航空記念公園(撮影:市民カメラマン・池田敏明)◀▲中央中学校の生徒が図書館や保育園で職場体験をしました。本を整理したり、園児と楽しく遊んだり、みんな一生懸命がんばっていました。1月26日㈭/所沢図書館・西新井保育園(写真・文:中央中学校1年・加藤航希、奈良和真)◎この行事の取材は、広報課へ職場体験に来た中央中学校の生徒が行いました。真・原稿は返却しません▶住所・氏名(ふりがな)・電話番号を明記し〒359-8501広報課「みんなの広場」係へ郵送または hiroba@city.tokorozawa.saitama.jp広報 平成24年3月号 8
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