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15広報ところざわ令和6年3月号2月号クイズの答え はンド(ハンド) 投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり  「所沢の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい」。その思いで設立された所沢なび。しかし、設立間もなくして、突如日本を襲った東日本大震災。 世間が混乱するなか、深井さんたちは考えた。 「私たちにできることとは…」  所沢生まれ、所沢育ちの深ふかい井義よしゆき之さん。子どもの頃はとにかく体を動かすことが大好きで、小学校では水泳、中学ではサッカー、高校ではハンドボールなどさまざまなスポーツに励んでいた。 「昔から、自分の知らないことはどんどん経験して、社会に出たときの糧にしたいと考えていた」という深井さんは、大学ではウィンドサーフィンやスキューバダイビングなどのマリンスポーツに挑戦。また、アルバイトも飲食店やスポーツショップの販売員などたくさんの職種を経験したことで、改めて家業である不動産業に興味をもち、大学卒業後は不動産会社に13年間勤務した。 その後は家業を継ぎ、所沢で不動産業を営む中、特に都内から来る多くの方から「所沢って都心からこんなに近かったんだね」という言葉を耳にした。 この言葉に深井さんは、「所沢の魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたい」という思いから、2010年8月、地域メディア「所沢なび」を設立した。 しかし、設立から7カ月後の2011年3月、東日本大震災が日本を襲った。 所沢駅周辺は、建物倒壊などの大きな被害はなかったが、電気の使用量を減らすために実施された「計画停電」により、どのお店がどの時間帯に開いているか分からない状況になっていた。そのため、プロぺ商店街をはじめ所沢駅周辺は閑散としていた。 自分たちにできることは何かを考えたとき、「これまでと変わらず地域の人たちが求めている正確な情報を発信し続けることだ」ということにたどり着いたという。 地域とのつながりを何よりも大切にしている深井さんは、スタッフと共に周辺の店舗から情報を集めて、営業時間などを調べ、細かい情報をSNSで発信し続けた。 震災以降も、そういった地道な努力を続けるうちに、共感する仲間が集まり、地域との交流を深めた結果、地元の人たちから愛される事業となった。 今後の目標について聞くと、「所沢なびは魅力的な人・お店・イベントなどの情報発信をしているが、所沢サンプラザ3階にある所沢ノードでは、魅力的なイベントを開催するための場所を提供している。『なび』と『ノード』で所沢を盛り上げていきたい。また、設立当初から支えてくれているスタッフや、ご協力いただいた多くの方々に、この場を借りて感謝申し上げたい」と、地域の方たちだけでなく、スタッフにも感謝の気持ちを忘れない深井さんだ。(取材:関)●分譲マンションは、管理の部分で課題が多くあることや、その課題に対して市が協力して、対策を行っていることが分かってよかったです(神米金・30代)●マンション・アパートの老朽化の写真を見て驚きました。管理していくことの大切さが分かりました(山口・60代)編集から●普段何気なく見ている分譲マンションも、マンションの住民や管理組合の方たちによって、管理されています。中には、周辺住民にも気持ちよく通行していただきたいという思いで、敷地を開放している所もあります●新しい給食センターの命名「トコろんキッチン」。とても親しみがあり好感が持てます(寿町・40代)編集から●この名称は市内の小中学生に募集をかけ、652件の中から決定しました。トコろんが給食を作っていたら残さず食べられるという発想から生まれたそうです♪●森永卓郎さんのB宝館へは、かなり昔に一度しか行ったことがないので、今度子どもを連れて行ってみたいです(小手指台・40代)編集から●たくさんのミニカーやフィギュアなどが展示されているB宝館。中には、めったにお目にかかれない貴重なレアアイテムも。お子さんも大人もハマってしまう可能性大ですよ♪本号表紙の写真は各地区の自治会・町内会での活動の写真です。地域の皆さんが協力して、さまざまな活動をされていて、地域の充実度を感じました。3面で紹介した自治会の活動は、地域の課題を地域の特性を活かして解決しようと取り組んでいて、地域の皆さんを思う気持ちの大きさと優しさが感じられました。できることから少しだけでもお互い様の精神で活動の輪が広がって欲しいと願います(坂本)今月のところっこは所沢なび代表の深井さん。インタビュー中は周囲への感謝の気持ちを多く話されており、地域の人たちやスタッフとの信頼関係が築き上げられているのだなと感じました(関)年度替わりは役所で手続きをする方も多いのではないでしょうか。土日開庁や、手続きによってはネットでできるものもありますので、本紙5面をぜひ参考にしてみてください♪(深町)深ふかい井 義よしゆき之さん(市内在住)プロぺ商店街でチャレンジショップをやってみませんか?多目的ブース1日利用券(5,000円相当×5人)◆今月のクイズ9・11・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(3月10日㈰締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦3月号の感想を記入し、〒359-8501広報課(住所不要)に郵送・市HP(プレゼント)で応募▲市HP工房やギャラリー、店舗など自由に展開できる多目的ブースを使って、お店を出してみませんか?教室やワークショップ、ネイルサロンなど、使い方はあなた次第。無料Wi-Fiやコーヒー・紅茶のサービスもあります♪◎1ブース4名までの利用が可能です。においが強いもの、汁物は持ち込めませんのでご注意ください。所沢なび 代表所沢の魅力がたくさん紹介されている所沢なび公式HP、Instagramをチェック! 所沢プロぺ商店街のなかほどにある商業施設「所沢サンプラザ」。 同施設4階にある「所沢なび」は、所沢エリアに特化した地域情報をSNSなどで発信する地域メディアで、深井さんが代表を務める。 休みの日は家族と過ごすことが多く、愛犬との散歩は毎日欠かせない。memo所沢の魅力をたくさんの人に伝えたい●所沢ノード 日吉町4-2 所沢サンプラザ3階 ☎2006-1314 (午前10時~午後9時/受付時間は午前10時~正午、午後1時~5時) ▶詳細は店舗へお問合せください。◎当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。▲所沢なび公式HP▲Instagram

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