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2広報ところざわ令和6年2月号◎上の写真はいずれも国土交通省資料から抜粋したものです。特集住みよい街マンションのために。 現在、市民の7人に1人が分譲マンションに住んでおり、市内の分譲マンションは約25,000戸、約510棟にのぼり、市民にとって重要な住まいの形態となっています。 しかし、現在は約130棟ある築40年以上の分譲マンションが、20年後には約3倍に急増する見込みとなっています。 建物の経年が進むとともに、お住まいの方々の高齢化や空き住戸化なども増加し、分譲マンションの管理組合の役員の担い手不足などによって、管理不全に陥るおそれがあります。将来の街のためにも、今のうちから分譲マンション管理を適切に行うことが大切です。 分譲マンションをきちんと管理できていないと、例えば外壁の改修ができずにタイルが落下してしまい、近くを偶然歩いていた方に当たってしまうなどの事故が発生し、所有者の方々が責任を問われてしまうことが考えられます。 他にも、周辺地域の景観を損ねてしまったり、治安の悪化を招いてしまう可能性もあります。 そのような状況にならないように、日頃から住民で協力して管理することが大切です。経年劣化、担い手不足…経年劣化、担い手不足…                      分譲マンションがピンチ!分譲マンションがピンチ!                      あなたの家は大丈夫?あなたの家は大丈夫?管理不全にならないために。管理不全にならないために。日頃の管理がとても重要です!▲外壁と手すりが崩落している▲マンション2階の廊下が崩落している▲建物の痛みが著しく、鉄骨の露出、外壁がはがれている 分譲マンションは、地域の財産として、地域社会や都市空間を形作っています。分譲マンションを自分の財産として適切に管理することは、市全体の快適な住みやすさにもつながります。 戸建住宅と違って、お住まいの方々が皆で合意をしながら管理するという難しさがありますが、人任せにはできません。お住まいの方一人ひとりが管理に目を向けましょう。問都市計画課☎2998-9192◆築年数が高いマンションの推移◆管理計画の認定を取得した分譲マンションにお住まいの方々

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