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15広報ところざわ令和5年10月号9月号クイズの答え 田ンス(ダンス) 投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり●空飛ぶ音楽祭が今年は開催できて楽しみです。音楽フェスの体験がないので時間を見て足を運んで見たいと思います(若狭・50代)●空飛ぶ音楽祭の詳細がわかってよかったです(中富南・40代)編集から●久しぶり音楽フェスで市民のみなさんが楽しく盛り上がった姿が目に浮かびます!●北勝富士関が載っていて、所沢のご出身と知りました。これからは北勝富士関に注目して、観たり聞いたり応援していこうと思います!(並木・40代)編集から●9月の秋場所では3大関を破る活躍の真っ最中。みなさんに本号が届くころには、北勝富士関の最高の知らせも届いていることを信じています!●世界農業遺産認定おめでとうございます。樹木を守り、農業を守るこの素晴らしい農法を今後も維持発展してほしいと願います(東所沢・60代)編集から●本号の「はつらつところっこ」では、落ち葉堆肥農法を実践されている横山進さんを紹介しています。300年以上も続く農法を、次世代に残せるようにと、さらに発展させる取り組みを知ることが出来ました。11月には落ち葉堆肥農法の講演会が開催とのこと。落ち葉の季節に、江戸の人々の知恵に触れてみませんか。本号特集の所沢産の素材をベースにさまざまな業種同士が繋がり、オンリーワンの商品を作り上げて行く「農商工連携」。その商品一つ一つにストーリーと事業者たちの思いが込められています。特集を通じて、読者の皆さんに事業者のアツい思いを感じていただけたら嬉しく思います。特に担当としてこだわったポイントは、人物写真です。事業者の方々のいきいきとした表情を逃さないように撮影しました。(深町) 所沢2大祭りの季節がやってきましたね。本号6面を見るとワクワクしてくるのは私だけではないはず…。今年はあまり夏祭りに行けなかったので、2大祭りを思う存分楽しみたいと思います!(関)はつらつところっこの取材で横山進さんを訪問。ヤマと畑地の管理の大変さを実感しましたが、伝統農法の畑地で育つ未来への贈り物、ペカンナッツの苗木の成長を見守りたいと思いました。(坂本)◆今月のクイズ9・11・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(10月10日㈫締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦10月号の感想を記入し、〒359-8501広報課(住所不要)に郵送・市HP(プレゼント)で応募◎当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。森の中の「大人の隠れ家カフェ」で優雅なひとときを♪交響曲という意味の店名「Cカフェafé Lラa Sサンフォニymphonie」は幹線道路から1本奥まったところにある閑静なお店。店内にはアンティーク家具やグランドピアノもあり、クラッシックコンサートが開催されることも。プレゼントは、ランチタイムにも提供される季節限定の苺のピザです♪▲市HP季節限定 山梨県産の 苺のピザ (1,600円相当×15人)●Café La Symphonie(カフェ ラ サンフォニ) 新郷204-20 午前9時30分~午後4 時/日・月曜定休) ☎2935-3615 ◎予約は電話のみ。そ の他詳細は インスタグ ラムをご覧 ください。 話は1694年、江戸時代までさかのぼる。江戸の人口が爆発的に増え、食糧不足の打開策として、川越藩主柳やなぎさわよしやす沢吉保が開拓を推進した土地が、今の埼玉県武蔵野地域(川越市、所沢市、ふじみ野市、三芳町)。もともとこの地域は火山灰土で覆われ作物が育ちにくい「痩せた」土地でカヤ野原だった。そこで開拓時に農家はまず木を植えて平地林(ヤマ)を育てた。そしてヤマの落ち葉をかき集め、堆肥として畑に入れる「武蔵野の落ち葉堆肥農法」を行うことが可能となった。300年以上続くこの農法は、令和5年7月に世界農業遺産に登録された。先祖代々の農地を守り、この農法を続けている農家の1人が横よこやますすむ山進さんだ。 「落ち葉堆肥農法」では、晩秋から冬にかけての約4カ月はヤマの管理が特に大切な時期となる。落ち葉を掃くために下草や枝を取り除くこと。さらに大変なのが、ヤマの伐採作業だ。老木はナラ枯れの被害につながりやすく、倒木の危険性もあるため、木を伐採し、若い林に再生する必要がある。 「『世界農業遺産』は『文化遺産』などとはぜんぜん違って環境の変化に適応しながら進化し続ける「生きている遺産」なんだ」と横山さん。 「この地域は木を植える『緑の開発』で始まった。いまはヤマがどんどん減ってきているけど、木は生活になくてはならないもの。時代に合った形で木を残し、増やすため、ヤマが減った分、畑に木を植えている。言わば『21世紀版緑の開発』を行って、先祖が残してくれた畑・ヤマ・落ち葉堆肥農法を次の世代へ引き継いでいきたい」と横山さんは、今春、畑にペカンナッツの苗木を植えた。 「ペカンは菓子にも、非常食にもなる。実をつけるのはまだまだ先だけど、いずれ誰かの恵みになってほしい」と語る横山さんは、ヤマへの感謝を原動力に、ペカンの実を収穫できる日を夢見て今日もヤマも畑地も守り育てている。(取材:坂本) 趣味はゴルフの練習。自宅に自作した練習場でクラブを振りながら、ヤマをどうするかなど無心に考えられることがありがたいと語る。愛犬のスッキパーキー犬「空くう」は、ヤマを見守る良き相棒。「武蔵野の落ち葉堆肥農法」実践農家横よこやま山 進すすむさん(下富在住)memo▲世界農業遺産の詳細はこちらをご覧ください江戸時代から続く人と自然の英知 「武蔵野の落ち葉堆肥農法」を後世へ◆世界農業遺産認定記念講演会開催決定◆ 日11月5日㈰午後2時~4時 場ところざわサクラタウン ジャパンパビリオン 定先着200人(申し込み優先)内武蔵野の落ち葉堆肥農法は彩の国の誇り!講東京農業大学名誉教授・進しんじ士五いそや十八さん申問観光情報・物産館YよっとこOT-TOKOに電話・メール/☎2968-5414bussankan@snb.co.jp
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