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15広報ところざわ令和5年3月号2月号クイズの答え イちゴ(イチゴ) 投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり気づけば25年。人をつなぐハンドメイドイベント 開場までずいぶん時間があるのに、市民文化センター・ミューズの展示室前は長蛇の列。待つのも苦にならない様子で和やかに談笑している。 「常連さん同士で仲良くなって、開場待ちのおしゃべりも楽しみにいらっしゃる方もいるんですよ」。明るく笑う下田幸子さん。小野結花さんとともに、長年続くこのハンドメイドイベントを運営する「セルフィッシュハンズ」を主催する。 ともに所沢西高校の1期生。同級生にもかかわらず、親しくなったのは卒業後のバイト先だった。どちらももともと「のめり込む」性分。共通の趣味・ダンスにどっぷりはまって仲を深めた2人が次にはまったのが、当時ブームになっていたフリーマーケットだった。毎週末、あちらこちらの会場に足を延ばして出店。家の不用品などを売りまくり、とうとう売り尽くしてしまったが熱は冷めない。売るものがないなら作ればいい!と趣味だったアクセサリーやステンシル雑貨などの手作り品を出品するようになった。 不用品・中古品が主体のフリーマーケットでは、手作り品は不本意な値下げ交渉や作品を雑に扱われることも。しかし当時の「手作り市」は高級なイメージが強く、趣味の延長の2人には出店のハードルは高かった。「売るものがない」の次は「売る場がない」。2人は出店の場●所沢の公共交通がこんなに便利になっているのかと驚きました。子どもはまだバスを利用したことがないので、春になったら親子で利用したいです(花園・20代)●春になったら路線バスで孫と 金こん仙せん寺じに行ってみようと思いま す。環境にも優しく、また、移 動中は孫といろいろな話しがで きるので楽しみです(小手指南・60代)編集から●車で出かけると運転に集中し、家族との会話に参加できないこともしばしば。公共交通を使えばご家族で外の景色を眺めたり、お孫さんとの会話を楽んだりと、公共交通ならでは楽しみ方がきっと見つかるはずです●足立さんと同じく、所沢の自然の豊かさに惹かれて都内から転居してきました。当たり前に感じていた自然は、足立さんのような方々のおかげ守り育てられていることに、改めて気づかされました(狭山ケ丘・30代)編集から●2月号ところっこの記事を読んだ方が、少しでも「森を育てる活動」に関心を持ってくだされば幸いです●市内でいちご狩りができることを初めて知りました(北中・30代)編集から●所沢でいちご狩りができるなんて知らなかった!という声を多数いただきました。所沢で育ったイチゴをぜひご堪能ください店頭からマスクが消えた3年前、自分で作るために久々に針と糸を持ったという人も多いのでは?手作りの楽しさに加え、人に喜んでもらえるうれしさに多くの人が気づいたのは、予想もしなかったコロナ禍の影響のひとつかも。「楽しみたい」から「起業したい」まで、ハンドメイドに関わるさまざまな願いを、今月のところっこ・下田さんと小野さんはこれからも応援し続けてくれることでしょう(加賀谷)本号特集は「がん検診のススメ」。「自分は大丈夫」と思っている方も多いのではないでしょうか。自分のためだけでなく、あなたを必要としている方のためにも、がん検診を受診しませんか(関)三寒四温、暖かい日は気持ちも弾みますね。春に向け、ガーデニング講座や上映会など、イベントも再開されはじめました。春の日差しを浴びに、花粉対策をして外に出てみませんか(坂本)農林水産大臣賞を2度受賞した、栄養価の高い「ハッピー卵」をふんだんに使用。「心も体もハッピーになってほしい」という願いから、「縁(=円)」をイメージした円形のカステラが誕生しました。ミネラル豊富でやさしい甘さとコクの含がんみつとう蜜糖を使用するなど、卵以外の材料にもこだわりが。心も体も喜ぶおすすめの逸品です♪◆今月のクイズ9・11・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(3月10日㈮締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦3月号の感想を記入し、〒359‐8501広報課に郵送・市HP(プレゼント)で応募▲市HPも自分たちで作ることにした。 天候の影響を受けない会場を探して見つけたのが、ミューズの展示室。1997年4月の第1回以来、「手作り雑貨マーケット」は回を重ね、気づけば昨年2022年4月に25周年・100回目の開催を迎えた。出店者は延べ2万人を超える。 心を込めて作った自分のオリジナルの作品を求めてくれる人がいる喜び、世界に1つのお気に入りや作り手との出会いを求める人たち。東日本大震災直後も大雪の日もコロナ禍でも、会場を訪れる人が絶えることはなかった。 「ハードルを低く間口は広く」がセルフィッシュハンズの原則だ。ルールを守れば、誰でも先着順で出店可能。ハンドメイドしているけれど出店の場がないという人も、ここならかなう。 そしてここは、人をつなぐ場でもあり続けた。25年間出店する女性は、「この場が生活の張り合いなの」と朗らかに笑う。母親に手を引かれて来ていた子どもが成長して出店者になるなど、四半世紀の時の中で、出店者も来場者も3世代に渡る。 近年は、屋内蚤のみの市「ナチュくら市」やハンドメイド作家のワークショップなども展開。「1人ではできなかったし、3人では続かなかった。この2人で、出店者も来場者も心から楽しめる場、『何かやりたい』人の背中を少しだけ押す場をゆるく長く作り続けたいです」。そう語る25年来の相棒の笑顔は、どこまでもナチュラルだった。(取材・加賀谷)ハンドメイドイベント企画・運営下しも田だ 幸ゆき子こさん・小お野の 結ゆ花かさんmemoナチュくら市日3月11日㈯午前11時~午後4時30分場市民文化センターミューズ▶詳細はこちらでチェック!▲小野結花さん(左)・下田幸子さん(右) 市民文化センター・ミューズを「ホーム」に、25年以上続くハンドメイドイベントを企画・運営する「セルフィッシュハンズ」の2人組。 運営に専念する下田さんはミュージカル俳優を目指した元劇団員。出店もする小野さんは、豊かな自然を求めて5年前に長野に移住。埼玉との二拠点生活を送りながら活動を続ける。たまご屋さんが本気で作った濃厚カステラをプレゼント!ハッピー卵スイーツ 縁-En-カステラ●㈲川端産業 林1-184 ☎2948-2664 (午前9時~午後5時/月曜・第3日曜定休)●所沢市畜産協会 (農業振興課内) ☎2998-9158(1,200円相当×20人)(市内高校出身)◎当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。

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