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15広報ところざわ令和4年12月号11月号クイズの答え ベイク 投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり● 健やかな笑顔をどの子にも…なんてすてきなキャッチフレーズでしょう!未来を担う子どもたちを大事に育てていきたいです(向陽町・70代)● 子どもの権利が広く理解され、悲しい思いをする子どもがなくなってほしい。今も貧困や虐待で苦しんでいる子どもがいることに心が痛みます(小手指町・50代)● 児童虐待やヤングケアラーについて広報紙に掲載することは、たくさんの方に知っていただくきっかけにもなると思いました(東所沢・20代)編 集から●どんな子どもにも笑顔でいてほしい。特集記事を通して多くの人が関心を寄せ、共感の心を持っていただくことで、みんなで子どもたちを見守り育てるやさしい社会が実現することを願います● お出かけしたくなるようなイベントなどの情報があり、とても楽しく拝見しました(北所沢・40代)編 集から●多くのイベントが再開されたこの秋。あなたはどんな所沢の魅力に出会えたでしょうか?● ロードレーサーの松島さん。何度も立ちあがる姿は感動的!(並木・70代)編 集から●ところっこでご紹介した高校生ライダー・松島璃り空くさんに多くの声援が。その後、もてぎ選手権でも年間王者に輝きました!うずらの卵との3代にわたるドラマのような紆余曲折を語ってくれた、今月のところっこ・本木さん。お父様は学校給食への活用にも尽力されたそう。私も大好きだった給食メニュー・うずらの卵の串フライは、他市の学校給食では見かけないようです。所沢の子どもたちがお世話になってきた地元の食材。続く逆境の中、小さな卵が持つ大きな可能性に賭ける本木さんのがんばりを応援したいですね(加賀谷)特集記事の取材で、民生委員の見守り訪問に同行させていただきました。日常の何気ない会話をする事でちょっとした変化も見えてくる。人と人とのつながりの大切さが身に染みた取材でした(坂本)紙面担当になって8カ月。皆さんが読みやすい広報紙をちゃんと作れているだろうか。誰もが読んで楽しめる広報紙をお届けできるよう精進の日々です。少し早いですが、皆さまよいお年を!(関)◆今月のクイズ9・11・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(12月10日㈯締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦12月号の感想を記入し、〒359-8501 広報課に郵送・市HP(プレゼント)で応募◎当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。◆プレゼント提供事業者も募集中!詳細は、市 ( プレゼント募集)をご覧ください。HP(((▲市HP 小さくてコロンとしたフォルムの内側に、高い栄養を秘めたうずらの卵。「これからの日本の食を支える存在だ」と確信し、昭和31年に所沢で生産販売を始めた人がいた。 それから66年。本もと木き裕ゆう一いち朗ろうさんは、高級品だったうずらの卵を家庭の食卓にと願った祖父、父親の熱意を引き継ぐ「『うずらの魅力』伝道師」だ。 子どもの頃の本木さんの目には、うずら農家の家業が地味に映り、魅力を感じられなかったという。大学卒業後、家を出て電子機器を開発する会社に勤めていたある日、父が倒れた。家業はどうなる、という思いが初めて浮かんだ。悩むこと半年、父親の誕生日に「家業を継ぐ」と宣言したのは30歳の時だった。 当初は新人と同等の扱い。経験のない営業の仕事にも苦労していた時、「うずらの卵なんか」という言葉を投げかけられた。「生産する側が、魅力を伝えてこなかった。広めるための努力が足りなかった」と本木さん。「なんか」という言葉は、悔しさとともにその後の本木さんを突き動かしてきた。 「うずらでなくては」の答えを探し続けていた本木さんは、ある研究論文で、日本のものより大きく濃厚で、栄養価が高いフランス原産のうずらの卵の存在を知る。いてもたってもいられず、「幻」のうずらを求めガイド本を手に渡仏。目当てのうずらは幻に終わったが、現地のうずら生産者を訪問し、苦労の末、2002年に日本初輸入に成功。以来、その卵はモトキの看板商品のひとつとなっている。 また、慣れない経営を引き継ぎ、心身共に疲れ果てたある日、ふと「同じように疲れている人が多くいるはず」という考えがよぎった。リラックスできる空間を創りたいという思いと、生産した商品を直接販売できる店が欲しいという願いが重なり、直売店「うずら屋」が誕生。木や土、自然の素材にこだわった内外装で、訪れる人を明るく迎え入れてくれる。 2019年10月、台風により日高の飼育場が浸水。約20万羽のうずらの半分が水死するという災難に見舞われた。「辛かったあの時、たくさんの人に助けられました。泥だらけで現場を片付けた社員、『モトキを助けよう』とSNSで呼びかけてくれた人たち…」本木さんが言葉を詰まらせた。「いつか恩返しがしたい、何ができるかと、今も考え続けています」 続くコロナ禍、餌代の高騰と、試練は続く。が、「恩返しがしたい」という強い想いを胸に本木さんは前を向く。より良質なうずらの卵や製品を広めて、健康的な食生活の役に立ちたい、喜んでもらいたいという願いも「恩返し」のひとつの答え。「Small Egg , Big Smile(小さな卵で大きな笑顔を)」を胸に、本木さんの挑戦は続いている。 (取材:加賀谷) 生まれも育ちも所沢。卵だけでなく、プリンやオムライスなどの加工品を通してうずらの魅力を追求・発信。半熟で漬け込み味を染み渡らせた商品2品は、「所沢ブランド特産品」の認定も。時間ができたら挑戦したいのは料理。「今は本業で手一杯ですが」と笑う。▲本木さんのこだわりが詰まった直売店の「うずら屋(宮本町)」小さな卵で大きな笑顔。所沢からうずらの魅力を広める地元産食材の魅力がいっぱい♪・黒・ロゼを基調にしたお洒落な店内。新所沢駅にほど近いダイニングレストランRo-se(ロゼ)では、地産地消にこだわったイタリアンを楽しめます。所沢産・埼玉産の食材をメインに盛り付けも美しいメニューの数々。プレゼントは新鮮な地元野菜や希少な埼玉産の黒毛和牛を使ったコース料理です♪(3,780円相当×6人)Rロo-sゼe 埼玉・所沢ディナーコース白● DINING RESTAURANT Ro-se (ダイニングレストラン・ロゼ) 緑町1-17-19丸清ビル2 101☎2946-8698 (午前11時30分~午後3時・午後6時~11時/火曜定休・不定休あり)黒ゼを基調ししたおお洒

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