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15広報ところざわ令和4年2月号1月号クイズの答え 11面参照 投稿留意事項▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり●小学生の時に重じゅうまりゅう松流クラブに所属していたので、重松流祭囃ばやし子の記事を見て懐かしく感じました。今でも太鼓の叩き方や踊り方を覚えています。コロナでお祭りや練習ができない事は心が痛いですが、再開できる日を待っています(上新井・10代)●お囃子、獅子舞が所沢で受け継がれいることを初めて知りました。所沢駅周辺などの都会的な部分と、古くからの伝統を大切にしている2面性があることを実感し、改めて所沢市を誇りに思いました(東町・30代)●毎年ひな人形を飾ると季節感や伝統文化を感じることができる気がします。所沢の伝統産業としてもっと広まったら良いなと感じました。(山口・20代)編集から●今年こそ各地区での伝統行事が開催されることを願っての特集記事。新しい形での行事開催も期待しています。●クロスワードを久し振りに解いてみました。お正月の「プチ楽しみ」になりました。問題を解きながら、我が町の事が学べてとても良かったです!(和ケ原・60代)編集から●所沢の話題とお正月を盛り込んだクロスワードを作るのは意外と難儀でした。しかしお正月に楽しめたとの感想を多くいただけて励みになっています。回答は11面をご覧ください。特集とインタビューを担当し各企業を訪問しました。どの製品にも唯一無二の特性を追求し続ける開発力や、若い世代へ技術を継承し、まい進する企業努力が込められていることを知り、感心しきり。さらに各製品が身近にあるモノだと知り、「メイドイン所沢」を自慢したくなるモノづくりに触れました。インタビューをさせていただいた、荻野会長と三ケ島地区の半世紀以上の関わりは興味深かったです(坂本)何かと便利なキャッシュレス決済(11面参照)。「最近現金を使っていないな…」と思いながら、毎月のクレジットカードの請求に戦々恐々としています。使い方を正しく理解して利用しましょう(宮﨑)3年後には高齢者の5人に1人が認知症という推計も。6面の「トコろんおかえりQR」は周囲の人が気付いて初めて役立つもの。私も使い方を知って、住みよい地域を作る一員になりたいです(齋藤)◆今月のクイズ9・10・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(2月10日㈭締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦2月号の感想⑧希望するいちご農家の名称を記入し、〒359-8501広報課(住所不要)に郵送・市HP(プレゼント)で応募◎当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。▲市HP100歳にして現役 「メイド・イン・ジャパン」の探究者 令和元年に創業70周年を迎えた三ヶ島製作所。創業者にして現会長の荻おぎの野皓こういちろう一郎さんは昨年紀寿(100歳)を経てなお、工場内の現場を見て回ることを毎朝の日課とする経営者だ。 時を76年前に戻そう。「三ケ島村」だった今の三ケ島地区に、兵役を終えて帰ってきた荻野さんは、航空機部品の製造をしていた実家の工場が機械の製造もできず、従業員もひまを持て余している姿を目の当たりにした。 誰もが貧しい生活を強いられている中、どうにか従業員たちに仕事を与えられ、給料を支払えないかと苦心した荻野さんは、親戚が自転車店を営んでいたことがきっかけで自転車部品の製造を決意する。 作った自転車部品は、ひとりで工場から最寄りの狭山ヶ丘駅まで運び、電車で東京に出て、自転車で売り歩いた。物がない時代、作った部品は持っていけば売れたが、自転車部品のメーカーとしては後発だったため荻野さんはどうすれば東京の人に埼玉の小さな企業の製品を認知してもらえるかと思案を巡らせた。導き出した答えは、当時の自転車業界新聞に広告を載せるなどの宣伝費に使えるお金の全てをつぎ込むことだった。「足が知ってる優れた性能」というキャッチコピーも自ら考えた。 「当時、広告や宣伝にお金を使うとは、なんて無駄なことをするんだと社内には否定的な意見もありました」しかし、信念を曲げず、「三ヶ島製作所」、「三ヶ島ペタル」の会社名、製品名のPRに労を惜しまなかった。 荻野さんが営業するのに、譲らなかったことが1つある。それは絶対に値引きをしないことだ。「商売をやっていると、月末や年末は値引きしてでも手元に現金を置きたいという会社が多かったのですが、昨日と今日で製品の価格が違うなんて。そんな製品は信用されないですよ」と語る荻野さんの顔には、当時から変わらない経営者の信念が浮かぶ。 昭和30年台後半からは毎年自転車の本場であるヨーロッパへ視察に行き、数年後には、三ヶ島製作所の製品名の頭文字から、「ミスターMKS!」と現地で声をかけられるほど有名にもなった。「製品作りに手を抜いたら、すぐ製品に現れる。だからうちではいくら安く作れるとしても海外での生産はしない。製品には魂がないとダメだ」と実直に語る荻野さん。その製品は今日も人々の足となって世界中を駆け巡っている。(取材:坂本) 70年前に三ケ島村にダイヤル式の電話線を引き、60年前にはヨーロッパ各国を毎年視察したりと、革新的発想を実行に移すバイタリティーの持ち主。 三ケ島を埼玉から世界へ広めた立役者。 昨年100歳を迎えた記念にと、未来を担う子どもたちへふるさと応援寄付も。▲製造現場を見守る日課は、日々の積み重ねの象徴▲創業当時の三ヶ島ペダル▲昭和32年当時の新聞広告記事所沢のいちごを思う存分召し上がれ♪ 市内でいちご狩りができるいちご農家は2軒のみ。その「苺のマルシェ」と「はっぴーいちご園」から、いちご狩りペアチケットをプレゼント。 両いちご農家とも、直売や加工品の販売もしています。 いちご狩りのシーズンは1月から5月のゴールデンウイークごろまで。完全予約制で密を避けたいちご狩りが楽しめます。 プレゼントのチケットは、4月8日㈮~26日㈫の開園日に利用できます。いちご狩りペアチケット(苺のマルシェ・はっぴーいちご園)●苺のマルシェ 下富1168 ☎090-8778-1504●はっぴーいちご園  城515 ☎2944-3315(4,000円相当×各8人)両いちご農家とも営業時間:午前10時~午後4時/月曜定休(月曜が祝日の場合は開園)

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