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15広報ところざわ令和2年11月号10月号クイズの答え うどん 投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり70周年記念誌の表紙絵作者は漫画・アニメの「匠」● 所沢に収穫量県内1位の農産物が複数あるとは驚き。地産地消を意識したいと思います(並木・30代)● 農家メシが役に立ちました。「エダマメ香るはんぺんの包み焼き」を実際に作ってみたところ、やみつきになりそう(小手指町・20代)● 畑の真ん中で、所沢で育った野菜をテーブルに並べ、箸ではなくフォークとナイフを手に取った表紙の写真。野菜のおいしさと農家の人、食べる人の気持ちが伝わってきます(中富南・30代)編 集から●前号特集で紹介したレシピが大好評でした。地元の新鮮な農産物はまた格別!今月も「とことこ市」(9面参照)を開催予定。旬の野菜を食してみては?● 自分の母校に優秀な英語の教諭がいることを知り、うれしく思いました(東新井町・40代)● 「英語で心を通わせられる生徒を育てたい」という言葉に感銘を受けました(くすのき台・80代)編 集から●前号のところっこは英語教諭の山井先生。その教育理念が広がっていってほしいですね♪● ダイコンの皮とニンジンの食品ロス削減レシピをお試し!おいしくて、今まで捨てていたのがもったいなかったな…(和ケ原・20代)● ニンジンの付け根、捨てていました。反省です(上新井・30代)編 集から●今できることから食品ロス削減に取り組みましょう!トコろんも10歳になるのか、と思いきや実は永遠の5歳(4面参照)。プロペラを模した姿はもちろん、その活動は所沢愛に溢れています♪楽しいイベントで直接トコろんに会える日が早く来るよう、なんとかコロナ禍かを乗り越えたいものです。気温が下がりマスク生活でも楽に過ごせるようになってきました。慣れてきた今こそ、正しい付け方など基本的な対策を今一度確認することが大切なのかもしれません(齋藤)今月のエッセイはいかがでしたか?大切な思い出とともに子へ伝わる「我が家のカレー」。70周年を迎えた所沢オリジナルの「味」も、今暮らす私たちの思いも、未来に受け継がれますように(加賀谷)はつらつところっこの取材に同行し、安彦さんのご自宅へ。終始穏やかな口調で語る安彦さん。作品の魅力だけでなくその人柄も、安彦作品が世代を超えて愛される所以ではないかと思いました(宮﨑)◆今月のクイズ9・11・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(11月10日㈫締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦11月号の感想を記入し、〒359-8501広報課に郵送・市HP(プレゼント)で応募※当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。◆プレゼント提供事業者も募集中!詳細は、市 ( プレゼント募集)をご覧ください。HP(((▲市HP 社会現象を巻き起こし、今なお世代を超えて愛されるアニメーション作品「機動戦士ガンダム」でキャラクターデザイン、作画監督を務めるなど、アニメーターとして活躍。漫画家に転向後は「ナムジ」(日本漫画協会賞優秀賞)など、歴史を題材とした作品などを多数世に送る。現在、自身の「最後のアニメ」と思い定める作品を制作中。▲安彦さんが表紙を書き下ろした所沢市制施行70周年記念誌は、11月3日㈷以降、市HP(70周年)でご覧になれます。所沢の魅力を語る安彦さんの特別寄稿も必見! 時は明治時代。日本初の飛行場「所沢飛行場」で、早朝の青空をバックに今まさに飛び立つアンリ・ファルマン機。クラシックな飛行服姿で立つ男性は、初めて飛行機で空を飛んだ日本人、徳川好よし敏とし大尉がモデルだ。その目が見据えるのは、はるか東の空か、その先の未来だろうか。 市制施行70周年記念誌の表紙を飾るこの絵の作者は、安やす彦ひこ良よし和かずさん。日本を代表する漫画家・アニメーターの1人だが、本人はあくまで自然体。「アンリ・ファルマン機の資料を見ると、操縦席がむき出しでシートベルトも見当たらない。昔の飛行機乗りは命がけだったんですね」。語る口調はどこまでも穏やかだ。 生まれ育ったのは、北海道の山の中。漫画を描くのが大好きだった少年時代、「これが職業になったらどんなに良いだろう」と思っていたという。 だが、大人になり縁あって足を踏み入れたのは、アニメの世界だった。多くの作品に関わりアニメーターとして高い評価を得たのち、漫画家に転向した。 安彦さんが生み出す漫画は歴史ものが多い。なぜその出来事が起こったのか、なぜ今があるのか。漫画というタイムマシンに乗り、その時代の人たちの目を通してその時代を見る。「例えば、戦争はその時代の人が愚かだったから起こったわけではない。いつの世もそう変わらないのではないでしょうか。我々は、いつまた過ちを起こすかもしれないのです」。ヒーローではなく、負け犬だったり人間くさいキャラクターに引かれるという安彦さんが描く登場人物たちは、内面まで丁寧に描き込まれ、安彦漫画の大きな魅力のひとつとなっている。 「お風呂が付いた部屋に住みたくて」家賃の安さに引かれ、所沢に転入したのが40年以上前。数年後に一軒家を構えたことで、「生活者」の実感が湧いたという。「趣味は仕事」という安彦さんだが、気分転換にプロ野球観戦や映画館に足を運ぶことも。愛犬との散歩で訪れる近隣の林もお気に入りだ。「所沢の魅力は、みどり。常緑の森よりも、冬になるとしっかり葉を落とす平地林の景色は、北海道で生まれ育った自分には安心感があります」。町らしい町と田舎らしい田舎が隣り合う所沢には、東京ではない・東京にはない価値があると安彦さんは言う。「講演会などの自己紹介で『所沢から来ました』と言うと、温かい笑いが起こるんです。良い意味で、人をほっとさせる場所なのかもしれませんね」 今後の目標は?の質問に、「手がけている漫画もアニメも、きちんと完結させたい」。その後は気楽に描き続けるかな、と付け足し控え目に笑う様子に、真っすぐで人見知りな漫画少年の面影が垣間見えた。そんな安彦さんの作品は、所沢が80周年を迎える頃もその先も、多くの人に愛され続けるだろう。(取材:加賀谷)花のある生活をスタート!オーダーメイドの花束です♪元で46年愛されるお花屋さん。仕入れから質にこだわっている花を使ったブーケやアレンジメントは、大切な人への贈り物や自分へのごほうびにも。今月はかわいらしいブーケを季節の花々で。オンラインショップもチェックしてみては?(1,000円相当×30人)ミニブーケ 地●花の店 ひまわり 中新井2-231-4  ☎2942-6930 (午前10時~ 午後7時/  年中無休(年始 除く))

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