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15広報ところざわ令和2年10月号9月号クイズの答え けーき 投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり● クアオルト健康ウオーキングを初めて知りました。所沢には散歩に適した場所がたくさんありますが、ガイドが付いて健康を意識しながらのウオーキングも体験したいと思いました(御幸町・60代)● ガイドと一緒なら、運動不足の自分でも安心です。これまで知らなかった所沢の魅力も感じられそう(小手指町・40代)編 集から●緑がまぶしい表紙の写真も好評だった、クアオルト®健康ウオーキング特集。心拍数や体表面温度を管理するだけで効果倍増、ガイド付きで安心とあって、運動不足が気になる皆さんに大好評でした。定期開催していますので、未体験の方はトライしてみては?● 健診の記事を読んで人間ドックを受けてみたいと思った。新型コロナ、病気・けがへの備えの記事も保存版にします(東所沢・50代)● 病気やけがの判断に迷った時の相談窓口、#7119には何回かお世話になりました。広く認知されると良いなと思います(緑町・30代)編 集から●病気やけが、感染症に風水害。いざという時に慌てないよう、9月号はぜひ保存版に!● ユニバーサル野球®の記事が良かった。障害があっても垣根を感じないで自然に過ごせる社会になったらすてきです(小手指町・40代)編 集から●私たち一人一人の思いが、きっとそんな社会を実現させます。所沢の農産物の魅力を“掘り起こす”特集を担当しました。長い一本道が印象的な表紙で、テーブルに農産物を並べ、笑顔で向き合う男女は、実は市内在住の農家さん。仲 康隆さんは市内の青年農業者で組織する団体の会長、熊坂亜矢さんは市内初の女性の新規就農者と、所沢の農業を現場で支える二人に登場いただきました。生産者の皆さんの想いが込められた所沢の農産物をぜひ味わってみてください♪(宮﨑)え!46年前の所沢駅ってこんなだったのか!歴史に疎い私でも、見ると興味深い写真ばかり。特別展示(9面参照)は古いにしえのふるさとを振り返ることができる貴重な機会。ぜひ足をお運びください(齋藤)ところっこの取材で訪れた中学校で会ったのは、英語で楽しそうに会話する生徒たち。山井さんの研究が実を結び、コミュニケーションを武器に世界に羽ばたくところっこが将来登場するかも!(加賀谷)市HP英語で心を通わせられる生徒を育てたい◆今月のクイズ9・11・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(10月10日㈯締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦10月号の感想を記入し、〒359-8501広報課(住所不要)に郵送・市HP(プレゼント)で応募※当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。◆プレゼント提供事業者も募集中!詳細は、市 ( プレゼント募集)をご覧ください。HP(((山田うどんをおうちでつくろう!沢のみならず、埼玉県民におなじみの山田うどんから手打ちうどんキットが登場!難しいところは山田うどんがやってくれているので、踏んで、延ばして切る楽しい工程をおうちでたっぷり楽しんで。カカシマーク入りの麺棒も付いてます♪(2,200円相当×20人)手打ちうどんキット1箱4人前セット所●山田うどん食堂 本店 上安松1032  ☎2995-2031 (午前6時~午後11時 /年中無休) 「Ready?」軽快なテンポで生徒たちに語り掛けるのは、安松中学校で英語を教える山やま井い葉よ里り子こさん。日々教壇に立ちながら、「英語教育」のあり方について模索しまとめた論文がこのほど、優れた英語教育の研究を表彰する「大野政巳英語教育賞」の最優秀賞を受賞した。  流りゅう暢ちょうな発音とは裏腹に、中学生の頃はクラスでワースト3に入るほど英語が苦手だったという。高校生になると、国際協力の仕事に憧れを抱き、苦手な英語と向き合うようになった。 高校3年生の時に通っていた塾で、日本史の講師の分かりやすく、興味をそそられる授業に感銘を受けた山井さん。「私もこんな授業の達人になりたい」そう思い、教師への道を志した。「英語の教師を選んだのは、同じ英語が苦手な生徒たちの気持ちが分かると思ったんです」。授業中も生徒たちに積極的に話し掛け、一人一人の声に耳を傾ける。まるで、昔の自分を彼らに重ねているかのようだ。 念願の教師となり、とある中学3年生の授業を受け持った時のこと。「テストの点数は良いのに、『family』という単語を聞いても綴りが思い付かず、最初のFの音さえも予測して書くことができない生徒にショックを受けました。単語を形で覚えてしまったり、英語らしい発音ではなく、カタカナの発音に慣れてしまったりと、読み書きの能力が十分ではなかったんです」。この頃から、これまで当たり前とされてきた英語教育のあり方に疑問を持つようになった。 山井さんが考える「英語」とは、目的ではなく手段。将来、世界に飛び出した生徒たちが自分の考えを伝える時に、英語が障害になってほしくない。そんな思いから、母校の大学で英語を1年間学び直すことに。英語の読み書きができるようになるためには、いきなり教科書の英文を読み始めるのではなく、英語独特の発音やアルファベットへの理解を深めるなど、段階的な指導が重要だと気付いた。 現場に戻り約2年間かけ、生徒たちに読み書きの力を養う実践を行い、その結果を論文で発表。冒頭の受賞に至った。 アルファベット、単語、英文と丁寧に読み方の訓練を積むことで、初めて見る英単語でも自然と読める生徒が増えていった。授業中、生徒同士が臆せずに英語でコミュニケーションをとっている光景は、山井さんが発音することへの抵抗を減らしてくれたおかげかもしれない。 「英語を『学問』としてではなく、コミュニケーションの一つと考えてほしい。英語ができれば世界中の人と考えを共有できる。大切なのは、文法や単語の間違いを恐れずに、英語を使ってみることだと思います」。英語が苦手なあなたへ、山井さんのこの言葉を贈りたい。(宮﨑)安松中学校で英語を教えて7年目。生徒たちへの実践を通して、英語の読み書き指導の方法について記した論文が第17回大野政巳英語教育賞の最優秀賞を受賞。二児の母として子育てに奮闘中。一人の時間はカラオケや読書などでリフレッシュ。子どもの頃の夢は漫画家。▶通販サイトもオープン!

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