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2広報ところざわ令和元年9月号 僕は、田植え体験を通して「協力」することの大切さを学びました。みんなで協力しないと田植えは完成しなかったからです。 初めての体験だったけど、糀谷八幡湿地保存会の方にコツを教えてもらうことで、楽しく作業できました。収穫が楽しみです! 八幡湿地は米作り体験ができるだけじゃなく、ホタルを観ることができる貴重な場所なので、これからも大切にしていきたいです! 毎年5年生が行う米作り体験。三 ケ島地区にある糀谷八幡湿地は、かつては荒れ放題の湿地でした。それを地元の有志である糀谷八幡湿地保存会が整備・管理し、今では自然のホタルが舞う三ケ島地区ならではの自然環境になりました。 そんな地域独自の環境で、子どもたちは、保存会の皆さんから直接、八幡湿地の歴史や米作りを学んでいます。自分の手で土や稲に触れながら地域の方々と一緒に作業することで、地域を愛する心や身近な自然環境を守る意識を育んでいるのです。 米作りが始まる5月、泥に足を取られながら植えた小さな苗。その苗が稲穂となり黄金色に輝く秋、慣れない鎌を使い一生懸命収穫する子どもたち。その傍らには、「大丈夫?コツはこうだよ」と優しく教えてくれる地域の方々の姿があります。 収穫したお米は、給食と収穫祭でいただきます。普段何気なく食べているお米が、地域の人と自然と触れ合うことで、格別なおいしさに変わっていくのです。 米作り以外にも、地域の方から所沢の特産物・サトイモや狭山茶の話を聞くなど、さまざまな学習をしています。①5月 みんなで協力して一列ずつ苗を植えます②9月 たわわに実った稲穂を収穫!③11月 育てたお米の一部(もち米)を使って収穫祭で餅つき➊➋➌「地域と共に歩む学校づくり」。未来を担う子どもたちの成長には、学校、家庭、地域の連携が必要です。地域の人材や環境を生かした授業を行う「特色ある学校・園づくり」は、市立全ての小・中学校47校、幼稚園1園で行っている取り組みです。子どもたちが直接、地域の方々とふれあいながら自分の暮らす地域の特色を学ぶ。この学びを通して、「ふるさと所沢」への愛着や地域に貢献する気持ちが子どもたちに芽生えてきています。市内に数少ない湿地を生かして米作り体験をする三ケ島小学校と、地域の方々との合同体育祭を行う柳瀬中学校。この2校の取り組みのほか、各校の活動を通して、地域の中で成長する子どもたちの姿をご紹介します。問 学校教育課☎2998-9238三ケ島小学校5年生水みず村むら 優ゆう太たくん三ケ島小学校糀谷八幡湿地で米作り
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