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15広報ところざわ令和元年8月号7月号クイズの答え あみど 投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり●「大アメ雨ニモマケズ」の特集が分かりやすかった。転ばぬ先のですね。保存版です(中新井・70代)●早速、我が家の備えを確認しました。つい後回しにしがちですが、この機会に準備しておこうと思います(神米金・30代)●表紙の写真を見て、自宅近くの川が増水した時のことを思い出しました。日頃から備えなければと思いました(山口・70代)編集から●7月号の水害対策特集。「保存版にします」という声も多く寄せられました。家庭の備えを書き込めるようになっていますので、目に付く所に張るなど、お役立てください。秋にかけて、雨の多い出水期。備えの再確認を!●市内の河川や危険な崖の場所など、地図を載せてほしかった(御幸町・70代)編集から●ハザードマップなどは、3月に全戸配布した「防災ガイド・避難所マップ」や市のホームページ(ハザード)でご覧になれます。広報紙で備えの確認、ハザードマップで危険箇所や避難場所の確認。それぞれご活用いただけると幸いです●美術監督の今村力つとむさんの映画の世界がよく分かりました。映画を見るのに役立ちます(松が丘・70代)編集から●今村さんが手掛ける作品は、今後も公開予定!映画の楽しみ方が広がりますね♪「笛は、お囃子の指揮者なんだよ」と、今月のところっこ・西久保さん。すぐに音が変わってしまうから、と練習を怠らない姿勢に頭が下がります。重松流を守り伝える使命感と、より良い演奏を地域の人たちに聴いてもらいたいという熱意をひしひしと感じました。重松流がジャズに通ずる、なんて意外な魅力も教えてもらい、今年のところざわまつりでは、お囃子を聴く楽しみが倍増しそうです♪(加賀谷)「読んで胸があったかくなる」と毎月人気の「誰でもエッセイ」。セミに関するたくさんのご投稿、ありがとうございました!次のテーマは浴衣。どんなエピソードが届くのか楽しみです(佐々木)ついこの間まで更地だった、ところざわサクラタウンの建設現場。工事が進み少しずつその姿が現れる様子に、ワクワクが止まりません。進行中の一大プロジェクトに今後もご注目ください!(宮﨑)重松流祭囃子の保存と伝承、後継者の育成などを目的に1967年に設立された同保存会の第7代会長。金山町で生まれ育ち、28歳で重松流を習い始める。40年以上経つ今も、毎日の笛の練習は欠かさない。元所沢市副市長。▲市の無形民俗文化財指定50年を記念して作成された新しい半はんてん纏(左)は、保存会の若手によるデザイン。右は初代の半纏市民ならば、ぜひ知っておきたい所沢の宝がある。「重松流祭囃子」と書いて、読みは「じゅうまりゅうまつりばやし」。江戸の末期、所沢生まれの古ふるや じゅうまつ谷重松によって編み出された祭囃子だ。秋の街を彩るところざわまつりの山車の上で演奏される威勢の良いお囃子、というと思い当たる人も多いかもしれない。「ジャズのアドリブのように即興性に富んでいて、勢いや威勢の良さが特徴。変化や即興を否定しないんです」。重松流の魅力を教えてくれたのは、保存会の会長を務める西にし久く保ぼ正しょういち一さん。お祭りの合図の花火を聞いただけで血が騒ぐという祭り好き、お囃子好きだ。「5人の囃子方と踊り手の息がぴたりと合って一体となる瞬間は、最高です」父親がお囃子をしていたこともあり小さい頃から慣れ親しんできたが、本格的に習い始めたのは28歳の時。当時住んでいた金山町のお囃子が鈴木流から重松流に転向し、若手育成のために集められたメンバーの一員となった。笛を担当し、保存会から派遣された明治生まれの師匠に、厳しくも温かい指導を受けた。地域に根付くお囃子。だが、どの地域にも囃子連があるわけではない。市役所在職中、お囃子をしていた仲間たちとともに、住んでいる所に関わらず重松流をやりたい職員が誰でも入れる「役やっ鼓こ連れん」を結成した。以来、役鼓連は、彩の国まごころ国体や高校総体、姉妹都市の歓迎会や姉妹都市への交流訪問など、所沢と重松流を内外にPRする役目も果たしてきた。多くのメンバーやOBが、それぞれの地域で指導者や地域を担う人材として活躍している。1969年6月に重松流が市の無形民俗文化財の指定を受けてから、今年で50年。大切に守り、受け継いできた地域や保存会の人々の努力の賜物でもある。次世代への継承をテーマとした記念大会を、この6月に盛大に開催。主役となる子どもたちが、重松流をこれからも守り伝え、次の50年後も再び記念大会を開催することを力強く宣言した。今年もところざわまつりの季節がやってきたら、それぞれの山車で繰り広げられるお囃子に注目してみよう。「即興性は重松流の醍醐味。伝統を重んじつつ、その時の互いの気持ちを感じ取りながら演じられる祭囃子や舞が、腕自慢たちによって生み出されるのを楽しんでほしいです」と西久保さんは語る。耳を澄ませば、各囃子連の演奏の中に、先代たちの想いと、世代を超えて引き継がれていく音色をきっと感じられることだろう。地域の人たちに愛され伝えられて、50年後の所沢の空の下にも重松流祭囃子と子どもたちの楽しそうな掛け声が響き渡る。そんな未来を、西久保さんは夢見ている。 (取材:加賀谷)「英語でわたしをプロデュース!」お子さんも、大人の学び直しにも♪リビングのようなアットホームな空間で、パソコンスキルも一緒に学べます。大人向けには日常会話はもちろん、学び直しやTOEIC®のスコアアップ対策クラスも。スタジオに通うのが難しい人には、オンラインでのレッスンも対応。気軽に始めませんか?(8,000円相当×5人)子ども60分×4回または大人50分×2回●英語スタジオ・キルト 東所沢和田2-17-11-106 ☎080-8895-7610 (月~金曜午前10時~ 午後8時30分、土曜午前10時~午後1時/日曜、祝日定休)HP◆今月のクイズ9・10・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(8月10日㈯締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦8月号の感想を記入し、〒359-8501広報課に郵送・市HP(プレゼント)で応募◎当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。◆プレゼント提供事業者も募集中!詳細は、市 ( プレゼント募集)をご覧ください。HP(((市HP50年後へ引き継がれる重松流祭囃子を夢見て

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