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3広報ところざわ令和元年6月号まずは、基本のおさらい。ごみのポイ捨てをしないことはもちろん、正しくごみを分別・処理することが重要です。 たとえば、容器包装プラスチックごみは、汚れたままだと資源化できません。残飯などは必ず取り除き、水をかけたり、布などで拭き取ったり、汚れを落としてから捨ててください。 正しい分別と処理が習慣化できれば、誰でも簡単に日々の行動で海を守ることができるのです。 「それだけ?もっとできることはないの?」と思ったあなたには、次のステップをご紹介します。買い物時についついもらってしまいがちなレジ袋ですが、そのまま使い捨てたり、使わないまま貯まってしまったりしていませんか? 日本人は、年間305億枚、一人当たり年間300枚のレジ袋を使っているといわれています。しかも、レジ袋の製造から処理までに必要なエネルギー(1年分)は、原油換算で25mプール約1,200個分!マイバッグを使えば、必要のないレジ袋の削減だけでなく、資源の節約にもつながります。普段のお買い物だけでなく、とことこ市や市民フェスティバルなどのイベントにも、ぜひマイバッグをお持ちください。 レジ袋以外にも、ペットボトルやストローなど、身の回りには使い捨てになっているプラスチック製品がたくさんあります。生活の中で、「このプラスチック製品、使わなくても大丈夫かも?」と自分に問いかけてみてください。必要のないプラスチック製品の多さに驚くはずです。海に流れ着く前にストップ!身近な川をきれいに維持・保全するためには、定期的な清掃が大切です。市内には川の清掃活動を行う団体が多数あり、いつでも仲間を募集しています。「参加してみたい!」と思った方は、市HP(川の維持・保全)をご覧ください。 5月30日(ごみゼロの日)から6月8日(世界海洋デー)までは、「海ごみゼロウィーク」&「埼玉県プラごみゼロウィーク」です。未来の子どもたちに美しい川や海を残せるよう、所沢市は「マチごとプラスチックごみ削減」に取り組むことを宣言しています。海がなくても所沢市民にできることはたくさんあります。暮らしの中で、使い捨てプラスチックをやめる、清掃活動に参加してみる、できることから始めてみませんか? 清涼飲料用のペットボトルだけでも、国内出荷本数は227億本(2017年度)。一人当たり年間179本飲む計算です。マイボトルを持ち歩くことで、使い捨てペットボトルを減らせます。◎川以外の場所で出たごみが風などで川に飛ばされることも。地域の清掃も大切です。各地域の清掃活動団体は、市HP(アダプト・プログラム)をご覧ください。▶ポイ捨て厳禁▶正しいごみの分別・処理▶マイバッグを使って、レジ袋を辞退▶マイボトルを持ち歩く など▶川の清掃に参加▶毎年5月と11月に行う「環境美化の日」 など、地域の清掃に参加 子どもたちにも海のプラごみのことを知ってもらうために、市内保育園でもボクが登場する紙芝居を読んでもらっているよ。子子子子子子子子子子子子どどどもどもどもどもどもどどもどどどたちたちたちたちたたちたちたちたちたちにもにもにもにもにもにもににもに 毎年179本は飲んでいるペットボトル飲料こうすることで、所沢から出る海のプラごみをストップ!清掃活動に参加する使い捨てのプラスチックをやめる海がなくてもできることはいっぱいSTEP1STEP2基本のおさらい使い捨てプラをやめる清掃活動に参加する 商品が入っていた容器や包装で、プラマークのあるもの。身近な容器包装プラスチック▶レジ袋▶パンやお菓子の袋▶ペットボトルのラベル▶食品のトレーやチューブ           など所沢市の容器包装プラスチック【出典・参考】 環境省「海洋プラスチック問題について」、経済産業省「なっトク、知ットク3R」、WWF ジャパン「海洋プラスチック問題について」、PET ボトルリサイクル推進協議会「PET ボトルリサイクル年次報告書2018」

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