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広報ところざわ平成31年4月号5い返せば、この8年、「大震災と原発事故、誰もが感じたあの思い」を決して忘れず、人と人の絆、自然との調和を軸に「マチごとエコタウン所沢構想」を作り、それを施策に展開しようと地道に努めてきました。 新年度からは、「マチごとエコタウン所沢構想」とSエスディージーズDGs(持続可能な開発目標)の精神を胸に、多くの皆様に議論していただいた「第6次所沢市総合計画」が始まります。 職員みんなで力を合わせ、工夫を凝らし、連携をいとわず、市民の力を仰ぎながら、今こそ公務員の実直さと謙虚な気持ちを忘れずに、市民の新たな幸せのため、地道に力を尽くしてまいります。成長作戦◆所沢市の街づくりの推進 ◆生活利便性の向上◆計画的な土地利用◆共生社会の実現 ◆こころの健康の実現◆自治会・町内会、地域づくり協議会を応援◆助け合いのまちづくりを支援◆公共施設のマネジメントを強化 ◆被災地の復興支援◆歩いて健康、健康でお得を推進◆目指せ 健けん幸こう長寿のまち◆所沢市の魅力をUP ◆文化の風 薫るまち ◆東京2020オリンピック・パラリンピックを応援◆フランス航空教育団来日100周年思街づくり全体を網羅する基本方針、「所沢市街づくり基本方針」は、32年度の改定に向け、事務を進めます。 三ケ島工業団地周辺地区について、産業系への転換を目指すため、環境影響評価制度に基づく調査・予測・評価を実施します。 米軍所沢通信基地を東西に貫く市道3-1114号線(東西連絡道路)は、31年度中の完成を目指すとともに、その用地返還を実現します。 本市の表玄関、所沢駅西口地区は、土地区画整理事業と市街地再開発事業を一体的に行うことで、都市基盤整備や計画的な土地利用の誘導による街づくりを進めています。昨年施行した「所沢市障害のある人もない人も共に生きる社会づくり条例」に基づき、積極的な啓発活動に努めるとともに補助制度を厚くします。 「こころの健康」については、新たに始まる計画に基づき、自殺対策を進めていきます。また、重い精神障害のある人が地域で生活していけるよう、引き続き精神障害者アウトリーチ支援事業を実施し、手厚い支援体制で、事業の充実を図ります。 「絆」の原点は、家族であり仲間であり近所であり、そして、地域コミュニティです。地域の絆を元気に紡いでいけるよう、地域づくり協議会への活動交付金も活動に応じて厚くして、支援を続けます。公共施設のライフサイクルコストの縮減などを目的に、「所沢市公共施設長寿命化計画」の策定に着手します。 東日本大震災から丸8年が経ちましたが、復興は、まだ途上です。そこで、所沢市が現在岩手県大槌町に派遣している職員2人に加え、4月からは、新たに宮城県山元町に2人の職員を派遣して、東北の復興を応援します。「トコろん健幸マイレージ事業」のシステムは31年度までとし、32年度には県の健康マイレージ事業に参画します。「歩いて健康、健康でお得」の動機付けはそのままに、持続可能な事業運営を図るため準備を進めます。 「健幸長寿のまち」を実現するため、本市の保健・医療の目指す方向性を明らかにした「所沢市保健医療計画」の計画期間が31年度で終了することから、第2次計画の策定を進めます。松郷の旧コンポストセンター跡地では、マルシェ棟と駐車場、東川を跨またぐブリッジ建設など、32年度のオープンに向け整備を進めます。 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、早稲田大学と協働し、イタリアオリンピックチームの事前トレーニングキャンプ実施に向け、選手団の受け入れ準備などを進めます。 今年は、日本初の飛行場「所沢飛行場」に、フォール大佐を団長とするフランス航空教育団が来日して100周年です。先人の偉業を称え、フランス大使館と連携して、記念式典や記念イベントを市民文化フェアと同時開催で実施します。❸ 福祉・自治❹ 文化・ブランド❺ 行政❻ 健幸長寿転載禁止
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