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基地内施設新設・解体工事基地内道路・地下管路工事土壌調査・管理委託東西連絡道路工事基地内施設新設・解体工事約6億2,000万円基地内道路・地下管路工事約4億3,000万円土壌調査・監理委託約5,000万円東西連絡道路工事約3億5,000万円さくら児童館中央小学校集合住宅生涯学習推進センター東京航空交通管制部市民文化  センター警察署市役所児童相談所所沢地方庁舎所沢税務署所沢航空記念公園所沢航空記念公園図書館航空公園駅集合住宅防衛医科大学校・病院国立障害者リハビリテーションセンター集合住宅美原中学校美原小学校並木小学校中央中学校市営住宅集合住宅所沢中央高校N並木まちづくりセンター所沢通信基地(未返還地)東西連絡道路予定地東部浄水場市民体育館所沢北高校総合運動場基地の返還 いまだに市の中心に97 haもの基地が存在している事実。広大な敷地が市の中心にあり続けることは、所沢の今後のまちづくりに大きな支障となるだけではなく、米軍航空機が基地に飛来することにもつながり、市民の安全安心な暮らしを脅かすことにもなります。基地全面返還の先に、どのような未来を描くのか。所沢で暮らす一人一人が考えていくべきテーマです。 本年、基地対策協議会発足50周年の記念事業として、市内小・中学校の児童生徒から「基地跡地の未来予想図」の絵画を募集しました。どの作品も基地全面返還後のあすを描く、夢や想いがたくさん詰まったすばらしい作品ばかり。子どもたちの夢を実現するためにも、今後も同協議会を中心に、市民・市議会・市が協力し合いながら、粘り強く国や米軍に働きかけ、早期全面返還を目指していきます。 1976年(昭和51年)から返還の要望を始めた東西連絡道路は、基地の中央を東西に結ぶ幅員16m、全長580mの道路です。基地を迂回せずに済むことで、交通利便性が向上するだけでなく、重篤患者の防衛医科大学校病院への搬送時間が短くなり、救命率向上につながります。 現在、返還条件である基地内施設の移設工事を国と市で行っています。工事には、国が約53億円、市が約14億5千万円を負担します。第3次返還以降、30年ぶりの返還となり、今後の全面返還への足掛かりとなる大切な工事です。 本年2018年から東西連絡道路の本体工事に着手し、2020年(平成32年)3月の開通を目指します。悲願の 東西連絡道路 1960年代になると社会の変化に伴い、返還運動も盛んになりました。1966年(昭和41年)、返還は市民全体が望んでいることの意思表示として、1万人署名運動を展開。目標を大きく上回る2万4、060人の署名が集まる結果に。翌67年(昭和42年)には、所沢基地全面返還運動市民大行進に4、115人が参加しました。このような機運の高まりを受け、1968年(昭和43年)9月16日、市民代表・市議会・市で構成する所沢市基地対策協議会が発足したのです。 協議会を中心とした返還運動の結果、1971年(昭和46年)に基地敷地の約6割にあたる約190haの一部返還(第1次返還)が実現。この返還地には、市役所や諦めなかった    五十年返還へのあゆみ▲第1次返還後の航空公園駅前交差点。のちに航空公園駅や市役所などが完成▲平成12年1月20日号◎市H(S広報基地のあゆみ)でご覧になれます。▲基地を東西に結ぶ道路予定地(黄色斜線部分)▲「基地全面返還」のプラカードを持って市街地を歩いた市民大行進基地跡地の未来予想図絵画コンクール最優秀賞野の地ぢ 実み生いさん(中富小4年)所沢市基地対策協議会荻野 敏行会長市負担額の主な内訳 基地対策協議会は、今年で発足から50年目を迎えます。東西連絡道路の一部返還合意を含め、今までの返還は、歴代の基地対策協議会委員と市民の皆さんあってこそです。 今後も、市民・市議会・市と協力し合って、早期全面返還の実現を目指して取り組んでいきます。あすを描く返還後の未来航空公園などの公共施設の他、住宅施設も多く整備されましたが、同時に学校などが不足する事態に。そこで、1978年(昭和53年)、並木小学校や中央中学校を建設するため、約9.8‌ haが一部返還(第2次返還)されました。 1980年代に入り、基地周辺の開発が進むにつれ交通量が増加。基地北側の狭い一方通行道路では、事故が多発しました。安全に使える二車線道路を作るため、1982年(昭和57年)に約1.4‌haが一部返還(第3次返還)されました。 第3次返還以降滞っていた返還ですが、2012年(平成24年)に東西連絡道路用地として約9、400㎡の一部返還(第4次返還)を合意。30年ぶりの返還に向けた動きとなりました。InterviewInterview過去の広報ところざわでもあゆみを紹介第1次返還(1971年)第2次返還(1978年)第3次返還(1982年)第4次返還合意(2012年)【作品】(右から)上新井小2年・丸山弥み桜おさん、上新井小6年・村上梁りょう太たくん、泉小3年・福田陽ひ彩いろさん、泉小2年・石井悠ゆうくん、和田小1年・荻おぎ原はら碧あお生いくん、林小5年・藤田日ひ彩いろくん基地跡地の未来予想図 絵画コンクール 入賞作品参与賞優秀賞優秀賞優秀賞名誉会長賞(平成30年10月1日時点) 子どもから大人まで、みんなが楽しめる場所になってほしいなと思って描きました。水族館やタワ ーに人が集ま って、たくさんの笑顔がある場所です。会長賞広報ところざわ平成30年11月号3

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