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毎年秋が深くなる頃、市民文化センターミューズに響く、ヴァイオリンの音色。世界で活躍する所沢市出身のヴァイオリニスト・相あい曽そ賢けん一いち朗ろうさんは、このまちで平成9年から開いている演奏会を、自身も楽しみにしている。 父はヴァイオリン、母はピアノ。両親が自宅で合奏しているのを聴いて育った相曽少年は、4歳の時、ごく自然にヴァイオリンを始めた。 人前で演奏することが好きで、小学校の体育館の舞台で、みんなの前で演奏したりしていた。「もともと、パフォーマーに向いていたのかもしれませんね」 縁とは不思議なもので、美原小の同級生で世界的な音楽家となった人が、もう一人いる。指揮者として活躍中の米よね崎ざき栄しげ和かずさんとは、音楽好き同士仲が良く、彼と指揮やピアノを合わせて遊んだ思い出があるという。 大学生の時、イギリスに留学。国際的なコンクールで数多くの賞を受賞し、長くロンドンを拠点に活動してきたが、3年前、ロサンゼルスに移住。現在は大学で教べんをとり、指導者としての活動をメインに、演奏活動も続けている。 教育の場を通して若い世代と交流することはとても刺激になる。いかに若者の可能性を伸ばせるか、自分を再発見・再評価できる場でもあるという。「これまでに培ってきたものを、ろうそくの灯を継ぐように次の世代につなぐ機会をもらったと思っています」と、おだやかに語る相曽さん。歴史の中の数あま多たのヴァイオリニストの一人として、それが自分の役割なのだという。自身を冷静に客観的に見つめる姿勢は、音楽と真っ直ぐに向き合う人柄に通じるように思えた。 「音楽は、空気の振動を通して人とつながり、人の心を震わせることができる。そんな時間を、所沢の皆さんと共有できるのを楽しみにしています」と語ってくれた相曽さんは、アメリカに住むようになって、「音が大きくなった」「ジーンズをはいて演奏しているみたい」と言われるようになった、と日焼けした顔に少しいたずらっぽい笑みを浮かべた。「音楽には、演奏者自身が表れるんです」 アメリカ西海岸の日差し(もしかしたら、特産のワインも)が相曽さんの音楽に大らかな響きを加えたとしたら。毎年リサイタルに足を運ぶファンにも、きっと興味深い演奏会となるに違いない。 (取材:加賀谷)心を震わせる音楽を 所沢の皆さんと●理学療法士の方の説明を読んで、トコろん元気百歳体操のポイントがわかりました(山口・70代女性)●介護の仕事をしているので、特集記事がとても興味深かったです(小手指元町・40代女性)●まだ体も元気なので、トコフィットとして活動できたらいいなと思いました(狭山ケ丘・70代男性)編集から●10月号の特集「私たち、ご近所型介護予防始めました」。募集していたトコフィット養成講座は応募が殺到し、あっという間に定員に!体操が広がって、いつまでも健康で元気に過ごせる人が増えたらうれしいです●小学生の頃からライオンズファンなので、場内アナウンスの鈴木あずささんのことが知れて良かったです(北原町・40代男性)編集から●ライオンズファンからは、選手だけでなく、鈴木さんのような球団職員への愛を感じるメッセージが多く寄せられました。ライオンズはファンに愛されているなと改めて感じました●「みんなのひろば」が毎回楽しみです。カメラを持って出掛けて、投稿してみたいと思います(和ケ原・50代女性)編集から●紅葉、食べ物、イベントなど、秋は作品の宝庫です。写真や川柳など、あなただけのオリジナル作品をお待ちしています!埼玉西武ライオンズが見事10年ぶりにパ・リーグ優勝を果たしました。おめでとうございます!所沢に本拠地を構えて40周年という記念すべき年に、みんなで喜びを分かち合えることをうれしく思います!現在、11月23日㈷の優勝パレード(5面参照)に向けて、準備が進んでいますが、今からワクワクが止まりません。開幕から1位を守り続けた選手たちを「おめでとう!」と迎えましょう!(宮﨑)日常の中に溶け込みがちな所沢にある基地のことを、「知って」「考える」。一人でも多くの方が、特集「所沢にある基地のこと」を読んで、知って考えるきっかけにしてもらえたら幸いです(佐々木)今月のところっこの相曽さん。子ども時代は自転車少年で、友達と基地の周りを爆走(?)していたとか。今月の特集記事では、その場所にまつわる歴史ドラマと市民の思いを再認識しました(加賀谷)◆今月のクイズ8・11・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(11月10日㈯締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦11月号の感想を記入し、〒359-8501広報課に郵送・市H(Sプレゼント)で応募◎当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。◆プレゼント提供事業者も募集中!詳細は、市H(Sプレゼント募集)をご覧ください。●富ふ士じ美み園えん 下富807 ☎2942-0609 (午前9時~午後7時)▲障害がある人と一緒に「農福連携」でおいしい狭山茶を栽培 農業と福祉が連携して作った狭山茶を使用! 狭山茶イタリアンジェラート詰め合わせ(抹茶・ほうじ茶3個ずつ)&抹茶あめ三富開拓の地に店を構える「富士美園」。自園で採れた狭山茶と埼玉県産の生乳100%を使った「狭山茶イタリアンジェラート」に抹茶あめを添えて。甘さを抑え、素材本来の濃厚な味と香りのジェラートを2種類3個ずつ味わえるぜいたくな詰め合わせです。保冷剤付きで持ち帰りも安心。(2,290円相当×15人)自慢の狭山茶をどうぞ!ヴァイオリニスト 相あいそ曽 賢けんいちろう一朗 さん(弥生町出身) 優れた演奏活動を行う埼玉県ゆかりの音楽家として、平成29年度下しも總おさ皖かん一いち音楽賞を受賞。 東京藝術大学から英国王立音楽院に留学。卒業後、長年ロンドンを拠点に活動。平成27年にアメリカ・ロサンゼルスに渡り、2つの大学で教べんを取る。 オフは、海を眺めたり、自己流の創作料理をしたりして、気分転換。▶相曽賢一朗&濱はま 倫りん子こ デュオ・リサイタル日11月19日㈪午後7時~場市民文化センターミューズ費3千円(全席自由/学生は1,500円)申問㈱ミリオンコンサート協会☎03-3501-5638または所沢ミューズチケットカウンター(窓口のみ)に申し込みmemo撮影協力:テミカフェ(こどもと福祉の未来館内)広報ところざわ平成30年11月号10月号クイズの答え カルビ 投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり15市H
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