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2広報ところざわ平成29年6月号日本人の「がん」はこんなに多い!{「がん」は、まれに起こる病気でしょ? そうとも限りません。 高齢になると免疫機能が低下するため、高齢になるほど「がん」になる確率は高くなります。しかし、「若いから『がん』にならない」は間違いです。 女性は30歳代後半、男性は40歳代後半から死因の1位が「がん」になります。「若いから大丈夫」とは言えないのです。 細菌・ウイルスで「がん」になることがあります。 たばこ、食事・肥満といった生活習慣は確かに大きな「がん」の原因です。しかし、細菌・ウイルスへの感染も「がん」の原因となることが分かっています。一生の間に「がん」になる確率 *1「がん」の原因 *3約55%男性の約63%女性の約47%一生に1回でOK!検査は無料♪まぁ、若い人は大丈夫でしょ?△生活習慣をキチンとしてればいいんでしょ?△病院で検査保健所で検査◆検査の申込書を入手 保健センター窓口、埼玉県HP(肝炎ウイルス)で申込書を入手できます。↓◆埼玉県指定医療機関で受診 埼玉県HP(肝炎ウイルス)で医療機関を選びます。市内では約100施設で受けられます。狭山保健所☎2954‐6212に電話予約して受診場稲荷山公園駅から徒歩7分内容も、採血のみの簡単な検査です。コピーコピーコピーミスその他20%喫煙30%食事・肥満30%遺伝5%細菌・ウイルス5%職業5%運動不足5% 国民の2人に1人がかかる「がん」。その原因や予防法はどんどん新しくなっています。 あなたの知識はもう古いかも?がん知識をここで確認してみましょう。 正しい知識で対処すれば、「がん」は怖い病気ではありません。問保健センター 健康管理課 ☎2991‐1811◆胃がん(ピロリ菌) ピロリ菌に感染すると胃がんになるリスクが高くなります。感染が疑われる場合は、専門医で除菌治療を受けましょう。◆子宮頸けいがん(ヒトパピローマウイルス) 20〜30歳代の女性で発症することが多いウイルスです。ほとんど免疫で排出できますが、感染が持続する場合は危険です。子宮頸がん検診を受けましょう。◆肝がん(肝炎ウイルス) 肝がんのほとんどは肝炎ウイルスが原因です。研究が進み、例えばC型肝炎ウイルスは、内服薬でほぼ100%完治できるようになりました。 肝炎ウイルス検査を受けることで、肝がんリスクは大幅に下がります。 がんのもとは毎日生まれています。 私たちの体は毎日、細胞をコピーして新たな細胞を作り出しています。しかし、健康な人であっても、コピーミスなどでがんのもととなる細胞ができることがあります(ある学説によると1日5千個!)。 がんのもとが発生すると、免疫細胞がすぐに退治しますが、まれに取り逃してしまうことがあります。これが増殖すると「がん」になるのです。あなたのがん知識、特集古いかも?全死因のうちの「がん」の順位 *2男性女性全体20歳代3位2位3位30歳代2位1位2位40歳代1位1位1位50歳代1位1位1位60歳代1位1位1位不明な点は、お気軽に保健センター健康管理課にお問い合わせください。【出典・参考】 *1…国立がん研究センターがん情報サービス(平成24年)*2…厚生労働省「人口動態統計年報 主要統計表」(平成27年)*3…ハーバード大学がん研究センター(平成8年)

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