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3広報ところざわ平成28年5月号 日本人はとても親切でフレンドリー。日本語教室のつながりで頼れる人も増え、日常生活で困ることはほとんどありません。接客はみんな笑顔で、駅には必ずスロープが付いている。日本のサービスレベルはとても高いと思います。外国から見れば、住みやすいところです。 一つだけ困るのは、気持ちを表に出さないこと。もっと手をつないで、キスをして、「アイラブユー」と言ったほうがいいです。国際交流フォーラムでは、日本人もオープンに意見を言っていて、よかったと思います。積極的に声を掛けてください。また来年も皆さんとおしゃべりができたらうれしいです。外国人市民磯橋アンジェラさん 21年前の第1回から、国際交流フォーラムに携わってきました。最初は50人くらいでしたが、今や400人を超えるイベントになりました。  他の市町村と比べても、所沢の国際交流は一番力が入っています。ここまでバリエーションが豊富な交流イベントはなかなかないでしょう。今回は当日ボランティアの方が15人も集まってくださり、とても助かりました。 日本にいらした外国の方は、どうしても孤立しがち。フォーラムのような場所にどんどん出てきてほしい。皆さんもぜひ「つながる心」を持って、私たちと一緒に交流してみませんか。 「災害時に外国の方が逃げられない」というテレビ番組を見て、自分の周りにいる人を知りたい、外国の方と触れ合ってみたいと思うようになりました。そんなとき、当日ボランティアの募集記事を見て、今回初めて参加しました。 困っているタンザニア人のお母さんを手助けでき、感謝されたのが一番うれしかったです。世界のお茶を試飲したり、一緒にフォークダンスを踊ったり、参加者として楽しむこともできました。 来年も来ると言ってくれた方もいて、今回の交流がつながっていくのがうれしいです。今後も、国際交流に関わっていきたいと思います。国際友好委員会副委員長山田弘代さん当日ボランティア初参加野澤万ま智ちさん国際交流フォーラム参加者の声 市は、3つの姉妹都市との活発な交流などを通じて、地域の国際化を推進してきました。姉妹都市交流を引き続き大切にし、市内の国際交流もさらに進める必要があります。 市内に住む外国人の数は年々増えています。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け訪日外国人の増加が見込まれ、市内の外国人との交流や共生はますます重要になっています。 外国人市民との共生のためには、市民一人一人の意識が大切です。誰にとっても住みよい所沢になるよう、外国人市民との交流や、共に地域で暮らしていくことについて考えてみませんか。01,0002,0003,0004,0005,000中国韓国フィリピンベトナムその他内訳不明昭和45年273人0.19%3,967人1.16%4,167人1.21%4,508人1.31%※各年3月末現在。昭和45年の全人口のみ1月末現在平成26年27年28年(人)増加する外国人市民数と比率中国・常じょうしゅう州市韓国・安あにゃん養市国際友好委員会 所沢市は、ディケイター市以外にも2つの都市と姉妹都市を締結しています。 上海の西約160㎞に位置する人口約470万人の大都市。上海経済圏に属し、中国でも有数の経済発展都市。平成4年姉妹都市締結。 首都ソウルの南約25㎞に位置する人口約60万人の街。都市と自然が調和した歴史ある町。首都近郊のベッドタウンとして発展した経緯が共通していることから交流が始まり、平成10年姉妹都市締結。 所沢市とディケイター市の姉妹都市締結を受け、交流を支援する民間ボランティア組織として、昭和41年(1966年)12月に設立されました。姉妹都市との民間交流の担い手として、今年で50周年を迎えます。 毎年3月に市役所で開催する国際交流フォーラムには、多くの外国人市民が訪れます。市民が協力して作り上げるこのイベントは、地域で暮らす外国人と日本人の交流のきっかけとなります。 参加者の声を聞き、地域の国際交流について考えてみましょう。もっと身近に! 国際交流▲ 輪になっての交流会には、着付け体験の着物を着て参加する方も。もっと話したくて時間が足りない! 会員を募集中です。文化芸術振興課☎2998‐9211にお問い合わせください。

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