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ルは『88歳の現役医師』。医師として働く祖父の日常を記録した作品です。「祖父が引退すると聞いて『医師としての祖父の表情を残したい』と一週間密着取材しました。起床、朝食、血糖値を下げる薬を飲み、職場へ。撮影を通して祖父と向き合うことで、改めて祖父の力強い生き様に気付くことができました」。身近な人を追ったこの作品が、応募総数699点中、見事1位に輝いたのです。 現在、日本だけでなく海外へも活躍の場を広げています。もちろんプロとして生きていくのは簡単なことではありません。しかし、きっとこれからも私たちを魅了する写真を撮り続けてくれる。そう信じさせてくれる力が、八木さんの言葉にはあります。 「今の自分があるのは、たくさんの人に出会えたから。出会った全ての人に感謝しています。いろいろな世界を見て、他の人が知らない、気付かない世界を撮っていきたいです。まだ課題は山積みですが、とにかく自分のことを信じ抜いて泥臭く頑張っていきます」。母のお弁当 旭町  照井 伸吾 旅というと、小学生のときの遠足のお弁当を思い出します。お弁当は丸い手のひらサイズのおにぎり、厚みのある玉子焼き、少ししょっぱいウインナー。お昼の時間になると、お弁当にがっついていました。実は、そのお弁当、ただのお弁当ではなかったのです。大人になって、私もお弁当を作る機会ができました。愛情を含む・含めないで、おいしさに変化があることがわかりました。母のお弁当はいつもおいしいんです。それは愛情を毎回込めてくれている証拠。早起きして、お弁当を作ってくれていた母に感謝しています。早起きさせるのは悪いなと思いつつ、母のお弁当がまた食べたくなりました。キセキの夜 上新井  相原 洋 人生という長い旅。自身、半世紀以上生きてしまいました。1年ほど前、高校時代の友人から「50年以上生きたし、死ぬ前に会おう!」と◆テーマ「旅」◆◆◆ 「いらっしゃいませー!」。毎週水・金曜日に、航空公園駅の駅前通り団地「パークタウン」で元気な売り声が聞こえます。これは、昨年11月から行われている野菜移動販売の声です。「活気があって良いでしょ」と話すのは、この移動販売の仕掛け人、駅前通り団地自治会の北川 洋会長。 約35年前に建てられ、12棟からなるこの団地では、約800世帯が生活しています。 以前は、パークタウンの中にも青果店がありましたが、数年前に撤退。その後、主に高齢者世帯から「パークタウンの中で買い物がしたい」という相談が北川会長のもとに数多く寄せられました。住民の悩みを解決すべく、北川会長自ら行動を開始しました。 まず、移動販売を委託する事業者を、障害者の雇用を進めている㈱風に依頼。同社は近隣の富岡地区で野菜を作っているため、新鮮でおいしい野菜が手に入ることが決め手でした。また、販売場所を確保するために、団地の管理会社と何度も交渉しました。 このような北川会長の熱心な行動の結果、念願の野菜移動販売が出店できるようになったのです。出店から5カ月が経ち、今では開店後わずか2時間で完売してしまうこともあるそうです。 この他、子どもとの触れ合いを大切にし、毎年10月に並木小学校にチューリップの球根を150個プレゼントしています。1年生と一緒に球根を植える活動や、3年生との昔遊び会などを通して、近所の子どもたちとの交流を図っています。 自治会の活動費用のほとんどは集団資源回収の報償金で賄まかなっているそうで、「自治会活動ができるのも、みんなの協力があってこそ」と北川会長。これらの活動についてやりがいを伺うと「子どもと高齢者の笑顔が一番のご褒美です」とやさしい笑顔で語ってくれました。 ご近所同士で力を合わせ、さまざまな課題解決や地域の絆づくりを行っている自治会・町内会をご紹介します。22(終)▲北川会長問地域づくり推進課☎2998‐9083写真賞グランプリ!世界へ羽ばたく市民カメラマン市民カメラマン 八や木ぎ 豪たけ彦ひこさん(小手指台在住)駅前通り団地自治会~やってます!念願の野菜販売~駅前通り団地自治会▲昨年も大好評だった『新しん三さん八ぱち市のいち』と謎解きウォークラリー『トコろん探偵団』。新三八市では、時代着物市や、狐の嫁入り道中などが行われ、時代を越えた雰囲気を楽しむことができました。トコろん探偵団は、多くの子どもたちが探偵団の一員となってナゾ解きにチャレンジ!その様子はAR動画をご覧ください。 3月12日㈯/中心市街地 (写真:市民カメラマン・浅見司郎/動画:同・宮本博史)スマホで動画! アプリでのある写真を写すと動画が見られます。 詳細は市HP(「AR」で検索)へ▲小さな子どもからおじいちゃん・おばあちゃんまで、地域のみんなで交流しながら楽しむ『富岡三世代まつり』。紙芝居など見て聞いて楽しむものや、あやとり、竹馬など自分で体験するコーナーもあり、子どもたちは大はしゃぎ!世代を越えて一緒にまつりを楽しみました。 2月28日㈰/富岡まちづくりセンター (写真:市民カメラマン・白須信一)▲受賞作AR広報          平成28年4月号 8がな)、年齢、ペンネーム、広報の感想を明記し、〒359-8501広報課「みんなのひろば」へ郵送・メール Ehiroba@city.tokorozawa.lg.jp▲所沢産野菜が並ぶ移動販売

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