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広報 平成28年4月号 2平成28年 市長施政方針 妊娠期から子育て期に至るまでの母子保健や育児に関する相談に円滑に対応するため、保健師を増員し、妊娠・出産つづけてサポート事業を開始します。②環境  エネルギーの自立、 マチごとエコタウン 所沢 所沢に残る豊かな自然環境は、所沢の魅力であり宝です。ミヤコタナゴが泳ぎホタルが舞う、そんな自然を取り戻したい。「マチごとエコタウン所沢構想」に基づき、自然エネルギーの普及やみどりの保全、ごみの減量・資源化などに取り組んでいくことで、次代を担う子どもたちに「ふるさと所沢」の素晴らしい環境を創造し継承します。 「埼玉エコタウンプロジェクト」をさらに推進し、全国的にも事例が少ないフロート式太陽光発電設備を松が丘調整池に設置します。東部浄水場に小水力発電設備、(仮称)所沢市こどもと福祉の未来館や西部クリーンセンターに太陽光発電設備などを整備します。 狭山湖周辺の魅力を充分に満喫していただき、地域住民や散策者の安全を確保するため、三ケ島、小手指、山口を結ぶ人道橋の概略設計を進めます。処し、6つの公約や第5次総合計画基本構想に掲げた将来都市像「所沢発 みどりと笑顔にあふれる自立都市」を持続可能とするための投資的積極予算、名付けて「人にも街にもあつい『ハート&ハード』未来に向けた積極予算」としました。(28年度の予算概要は5月号でお知らせします。)①教育・子ども   日本一、子どもを 大切にするマチ 所沢 「子どもを大切にする」とは、子どもの発達に応じてしっかり抱きしめ、見守り、独り立ちする力をつけてやること。伝えるべきことを逃げないで大人として伝えていくことではないかと感じています。 教育力の質の向上では、27年度から開始した学力向上支援講師、図書館担当教員補助の学校司書を増員します。 学校トイレの洋式化、バリアフリー工事と設計を進めるほか、住民投票の結果を真しん摯しに受け止め、狭山ケ丘中学校の復温・除湿工事を2カ年で行います。 一時保育と延長保育は2園、病児保育は病後児保育実施園から転換する1園が事業を開始。受入数の拡大を図るなど、引き続き保育環境の充実を図ります。児童クラブは和田・牛沼・東所沢小学校区を対象とした民設民営児童クラブを1カ所開設します。 2月24日開会の平成28年所沢市議会第1回定例会で、藤本正人市長が演説した「28年の施政方針」の概要です。全文は、市H(「市長メッセージ」で検索)でご覧になれます。問経営企画課☎2998-9027市政運営の基本的な考え方 5つの思い+(プラス)1 私が市長を志した原点は東日本大震災と原発事故です。その教訓を忘れることなく、震災を経験した私たち大人の使命は『継承』にこそあるのだ、と覚悟して、今が良ければそれで良い、ではなく、未来の子どもたちに何を残し伝えるのか、そのために今何をすべきなのか、を意識して4年間市政に取り組んできました。 継承すべきは、人と人が絆で支え合い、一人一人が人間力を発揮する社会、そして、人は自然の一部にすぎないのだと弁わきまえ、人と自然が共生する社会です。 そんな社会を創りあげるために『思うより、批評するより、自ら動く実践者となろう!』の信念で、これからも取り組んでまいります。 この4年間それぞれの立場の人がそれぞれの力を発揮してきたことで、例えていえば「大きな岩がゴロリと動き始めた」そんな感じがしています。 だから本年も、市民の皆様、議員各位、2、100有余の市職員と心と力をあい合わせ、良い意見はどんどん取り入れチャレンジし、市民の新たな幸せ実現のため力を尽くしてまいります。 具体的な政策は「教育・子ども」「環境」「福祉・自治」「文化・ブランド」「行政」の各分野に対する「5つの思い」に、今回新たに「+1 健幸長寿」を加えたものを市政運営の柱とし、着実に取り組んでまいります。人にも街にもあつい   『ハート&ハード』 未来に向けた積極予算 一般会計の総額は約989億円(前年度当初予算比+約62億円/同+6・7%)、特別会計・事業会計を加えた合計は約1、852億円(同+約58億円/同+3・2%)です。 歳入は、投資的事業の多い中、市債発行約76億円、前年度に比べ約27億円を増額して対「5つの思い」と「+1」を支える「⑦成長作戦」+①教育・ 子ども⑤行政②環境ワンプラス③福祉・ 自治④文化・ ブランド⑥健幸長寿けん こう5つの思い5つの思い平成28年所沢市議会第1回定例会(2月24日)

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