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広報 平成28年1月号 4 所沢にも田んぼがあることをご存知ですか? 三ケ島地区にある糀こうじ谷や八はち幡まん湿地は数少ない田んぼの1つです。荒れ放題になっていた湿地を「里山の風景」に戻そうと、平成16年から糀谷八幡湿地保存会が保全活動を続けてきました。稲作や里山の整備など幅広い活動を通じて、湿地の生態系は年々回復しています。農薬を一切使わないため、ホタルの生育環境が元に戻り、たくさん所沢のおができるまで鑑賞できるようになりました! この自然の恵みを肌で感じてもらおうと、平成19年から三ケ島小学校5年生の体験学習をサポートしています。 田植え、稲刈り、脱穀、収穫祭…1年を通じた体験学習は貴重な経験として子どもたちの心に刻まれます。 今回は、この三ケ島小学校の体験学習を密着レポートします!問広報課☎2998-9024 保存会の活動は、10年を越えました。小学生の体験学習も9年目です。多くの人の協力があって、糀谷八幡湿地は豊かな里山の風景を取り戻しました。ホタルの数も増えてきて、環境が良くなっていることを実感しますね。 もう少なくなってしまったけど、この美しい里山の風景は「所沢の宝」だと思うんですよ。 「農業や稲作はもうダメだ」なんて声も聞かれますけど、やっぱり日本の主食はお米なんです。天候次第で出来が変わるので、毎年うまくできるか心配です(笑)だけど、それも含めて農業、それがいいんですよ。子どもたちが成長したときに、「いい体験したな」と思ってもらえたらうれしいです。 五月晴れの日。田起こし、代しろかきという工程で整備された田んぼに、一定間隔で苗を植えていく田植えでお米作りがスタート! 田んぼに渡した板に慎重に乗って、横一列に苗を植えていきます。植えるのが浅いと苗は水面に流れてしまうので、深さや角度を調節して、ねじりながら手早く土の中に植えます。 最初は指導を受けながらでしたが、次第に手が伸びる範囲が広くなり、滑らかに田植えができるようになりました! 元気いっぱいの子どもたちは、板を踏み外し、小さなカエルを捕まえ、いつの間にかみんな泥んこになっていました。植える(5月26日)糀谷八幡湿地保存会会長 水村 周介さん毎年、うまくできるか心配。だけど、それがいいんだむずかしいけど楽しい!田んぼの中は意外と 気持ちいいよ~♪がんばれ~!収穫が楽しみ!AR三ケ島小学校5年生と保存会の皆さん
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