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広報 平成27年1月号 2▲柳瀬中学校屋上太陽光発電設備平成24年に廃止した所沢浄化センター跡地(東所沢和田3丁目31番地3及び11)を企業誘致として㈱KADOKAWAに約33億円で売却しました。土地を取得した同社は、29年の夏に、印刷・製本から出荷までの機能を統合した一大拠点となる事業所を操業する予定で、事業所には、図書館や美術館が併設される他、敷地面積の50%を超える緑化施設が設けられ、文化や環境といった多面的な教育の場としても市民に親しまれる施設になります。また、900人以上の従業員の雇用が予定されており、新たな人の流れが生まれ、東所沢地域の更なる発展の契機となることが期待できます。なお、この土地の売却収入は、「未来への投資」の観点から4つの基金(施設整備基金、緑の基金、マチごとエコタウン推進基金、地域産業活性化基金)に積み立てます。一般会計予算は民生費(児童・障害者・高齢者福祉など)に掛かる費用でその半分を使ってしまい将来的な投資に使う予算を捻出することが非常に困難な状況下に基金とすることで、施設整備や緑化推進、マチごとエコタウン所沢構想、さらなる産業活性化に活用できるようにしました。問産業振興課☎2998-9157この構想は、エネルギー・資源に過度に依存してきたライフスタイルを見直し、①エネルギーの自立を目指した自然エネルギーの普及や省エネの促進、②みどりの保全と創出、③「もったいないの心」を大切に、ごみを削減する取り組み、の3つの柱からなります。◆エネルギー構想の先駆けとして、北野に設置した1メガワットのメガソーラー「とことこソーラー北野」は、平成26年3月から発電を開始し、現在、予想を超える発電量となっています。また、民間の力を活用し、市有施設の屋上を貸して、太陽光発電設備を設置する「屋根貸し事業」を小・中学校13校で実施しました。また、スマートエネルギー推進補助金を創設し、太陽光発電設備、太陽熱利用システムや低炭素建築物、電気自動車、蓄電池などを導入した市民や事業者の方に補助金を交付しています。さらに、エコカーの普及促進を図るため、市民体育館に電気自動車などの充電器を設置し、27年1月から利用を開始します。◆みどり「みどりの基本計画」に基づき、みどりを保全・創出するため里山保全地域などの指定を進めると共に、市民との協働で行う、みどりのパートナー制度による里山の保全管理を進めています。また、緑化ガイドラインを作成し、緑化を推進してきた取り組みなどが認められ、第34回「緑の都市賞」で、国土交通大臣賞を受賞(本号12頁参照)しました。◆資源循環その日に出すごみの種類やごみの分け方などをお知らせする、ごみ分別アプリ「わけトコっ!」をスマートフォン向けに配信(市HP笑顔あふれるマチへ「わけトコ」で検索)し、ごみの分別徹底を促しています。27年もエネルギーの有効利用を進める施策や食品ロスを減らす施策、みどりを保全・創出する施策などをさらに進めていきます。▼わけトコっ!「ホーム画面」浄化センター跡地に ㈱KADOKAWAが進出マチごとエコタウン所沢構想の推進新年のごあいさつ▲㈱KADOKAWAの工場イメージ問環境総務課☎2998-9133あけましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、希望に満ちた新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。また、日頃より市政に対し、深いご理解と温かいご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。「動け!所沢 紡ごう!絆」「未あ来すを見つめ、今を動く!」を合言葉に市政運営に取り組み、4年目を迎えました。市民の皆様とのお約束(公約)は、おかげさまで、やっと土の中から芽が出て花が咲き始めたように感じています。大震災と原発事故を経験した私たちは、今までとは少し進路を変え、もっと自然と共生し、もっと支え合いの力を頼みにして行こう、と方向を定めました。その象徴が「マチごとエコタウン所沢構想」そして「所沢市地域がつながる元気な自治会等応援条例」や「市民参加を進めるための条例」の制定です。「自然力」「人間力」とでも言うべき力を最大限に発揮し、真に豊かな社会を未来の子どもたちに継承します。自然の力を発揮するため、自然再生エネルギー関連の補助金や緑の保全創出のための費用を大幅に増やし、食品ロス削減の取り組みも始めました。人間力の発揮の場として「(仮称)所沢市総合福祉センター」も建設が始まり、幼稚園、小・中学校では「新たな三学期制」がスタートします。また、給食の親子方式、トイレの洋式化、中学校校舎の内装木質化などに取り掛かります。これら取り組みの大前提となるのは、マチの活気であり、にぎわいであり、経済的支えであります。塩漬けになりそうだった「浄化センター跡地」を㈱KADOKAWAに売却したことでの雇用の創出や、第2市民ギャラリー跡地を病院用地として売却したことで、救急体制がより整備され、人を呼び込み歳入アップでマチの成長が期待できます。さて種をまき、芽を出し、花を咲かせるためには、土壌が柔らかくなくてはいけません。組織の枠にとらわれず柔軟に対応すべく㈱西武鉄道と若手市職員による意見交換会や、東京五輪・パラリンピック推進に向けた庁内プロジェクトチームの立ち上げなども行ってきました。さらに「音楽のあるマチづくり」「中心市街地活力UあPげ↑隊」「農のあるマチづくり」などのマチの活気とにぎわい、魅力づくりに取り組んでいるところです。所沢市は11月に市制施行65周年を迎えます。27年度からは第5次所沢市総合計画後期基本計画がスタートします。「動け!所沢 紡ごう!絆」を合言葉に、大震災のときに誰もが感じたあの思いを決して忘れず、「人と人のあり方」「人と自然のあり方、関係性」をもう一度紡ぎ直していこう!!「思うより、批評をするより、自ら動く実践者となろう!!」そして「実践者を大切にする所沢、日本でいこう!!」の信念で2、100有余の市職員とともに市民の新たな幸せのため、力を尽くしてまいります。結びに、新しき年が皆様にとって健康で幸多き年でありますよう祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。所沢市長 藤本 正人凡例…日日時 場場所 対対象 定定員 内内容 持持ち物 費費用 講講師 申申し込み 問問い合わせ HPホームページ Eメール
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