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������������������三みつ井い戸ど 西所沢一丁目の「三つ井戸」には、弘こう法ぼう大だい師しが水の湧く場所を教えたという伝説があり、水が不便な所沢を象徴する存在です。東川は上流域に他の村があり、上水として使うには質量ともに不十分で、この周辺に発達した町場では多くの浅あさ井戸が人々の生活を支えていました。こうした浅井戸は、局地的で小規模な「宙ちゅう水みず」と呼ばれる地下水の層を利用しており、枯れやすく不安定でした。こうした水の問題を解決するには、昭和10年の簡易水道建設を待たなければなりませんでした。十じゅう人にん坂ざか 所沢高校南東の坂は「じゅうにん坂」と呼ばれています。大正元年(1912)発行の『入間郡誌』には、「十人の武士が切腹した場所と言うが伝説に過ぎない」と書かれており、当時からこの名があったことがわかります。しかし、地名の由来や非ひ業ごうの伝承が生まれた理由は不明です。ここには現在、いわくありげに10体の石仏が並んでいますが、実は近くにあった墓地から道路改修の影響で移されたものです。6基は男性の、4基は女性の墓石で、最も古い石には貞じょう享きょう3年(1686)と刻まれています。千せん手じゅ谷だに 金こん乗じょう院いん(山口観かん音のん)がある場所は、現在では近くを主要地方道が走り、東大和市方面へ抜けることができますが、かつては千手谷と呼ばれ、最奥でこの寺に突き当たる幽ゆう谷こくでした。「千手谷」の名は、寺の本尊が千せん手じゅ観音であることに由来します。本尊は33年に一度開帳となる秘仏で、堂の裏に回ると、裏うら観音と呼ばれる像を代わりに拝することができます。1対の腕を頭の上に掲げ化け仏ぶつを捧げた裏観音の姿は、やはり秘仏である京都清水寺にあるものと同じ形式と言われています。次回の開帳は平成29年です。問い合わせ 生涯学習推進センターふるさと研究グループ ☎2991‐0308 �2991‐0309がんとの出会い北所沢町 加藤 由正 がんとの出会いは東日本大震災の年で、その年の5月に手術を受け、7月に職場復帰しました。その後現在に至るまで、毎日何回も語り合っています。少し食べ過ぎると「また排便で大変な思いをするぞ」とか、好きな音楽を聴きリラックスすると腸も落ち着いたりと、私にとってがんは闘病する相手でなく共生する相手です。とは言うものの、皆さんはがん検診を受けて、その結果陽性になったらすぐに精密検査を受けてください。そうすれば、早期がんという優しいがんと出会えると思います。すてきなママ友達緑町 須長 明子 昨年の3月、第一子となる娘を帝王切開で出産しました。予想以上に傷が痛くて大変でした。入院中に出会ったのが、同じ日に帝王切開したママたち。顔を合わせるたびに「おなか痛いねー」といたわりあって過ごすうちに、いつし歴史まめ知識ところざわ最終回数4年にわたってご愛読いただいた「まめ知識」も今回が最終回です。最後は数にまつわる話題を3つお届けします。◆テーマ「 出会い 」◆◆◆なに知ってもらいたい」という気持ちから町おこしグループに参加して、中心市街地活性化拠点施設の立ち上げに尽力しました。これが現在の野老澤町造商店で、展示場やライブ会場、町のイベントの事務局といった情報発信の場になるとともに、所沢の歴史を紡ぐ場にもなっています。来年1月に10周年を迎えますが、企画展示のほとんどは三上さんがプロデュースしたものです。「まちぞうを町の資料館だと思って遊びに来てほしい」という思いから、展示記録は冊子化して資料とともに店内に保管され、自由に閲覧できるようになっています。 「子どもたちに所沢を好きになってもらい、郷土愛を育んでいってほしい」。それが歴史を伝え続ける理由です。そんな三上さんの夢は、所沢に人が住み着き、町を形成するきっかけとなった「三さん八ぱち市」(3と8がつく日に開催された市場)の復活。「緑や自然ももちろん大事だけれど、人の営み、暮らしがあって町があります。町の歴史を大事にしながら町を楽しく、元気にしたいですね」と力強く話してくれました。 所沢の歴史を探しに、まちぞうに足を運んでみませんか。▲まちぞうでの企画展示の様子▼十人坂の石仏歴史を伝え、町を造る。三み上かみ 博ひろ史し さん(花園在住)46▲市内6会場でグランドゴルフとペタンクの試合が行われた『第12回市民体力つくり大会』。この日は約600人の参加者が各会場に分かれ、寒さにも負けずそれぞれの競技を楽しみました。 3月9日㈰/所沢航空記念公園 (撮影:市民カメラマン・浅見司郎)▲市内18の小学校から46チームが参加して行われた『第12回子ども「とうきち」将棋大会』。「とうきち」とは江戸・明治時代に活躍した所沢の棋士、福ふく泉いずみ藤とう吉きちと大おお矢や東とう吉きちの名に由来します。にぎやかな雰囲気でありながら、大人顔負けの熱戦が繰り広げられました。 2月23日㈰/生涯学習推進センター (撮影:市民カメラマン・三平資郎)広報 平成26年4月号 8真・原稿は返却しません▶住所・氏名(ふりがな)・電話番号を明記し〒359-8501広報課「みんなのひろば」係へ郵送または hiroba@city.tokorozawa.saitama.jp

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