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������������������より良き社会人を目指して…小お田だ 祐ゆう輝きさん(小手指南在住)陸りく軍ぐん航こう空くう学がっ校こう本ほん館かん 大正8年(1919)、フォール大佐らの航空教育団の指導を受けた陸軍は、所沢飛行場内に「陸軍航空学校」を設立しました。翌年に学校本館として建設されたのが写真奥の建物です。のちに偵察や射撃などの教育課程が別の場所に移り、所沢では操縦の基礎と機関工術を教えました。昭和10年には機関科が独立して陸軍航空技術学校が開校しますが、2年後に立川へ移転し、昭和13年に、機能の一部を引き継いだ所沢航空整備学校の本館となります。戦後は米軍が、基地返還後は税務署として一時期利用され、昭和58年、野球場建設のため取り壊されました。両りょう界かい曼まん荼だ羅ら 柳瀬地区東福寺には、戦国時代の永禄12年(1569)に製作された両界曼荼羅が残っています。金こん剛ごう界かい曼荼羅では9つの区画に仏が細かく配置され、胎たい蔵ぞう界かい曼荼羅の構図は中央の大日如来がひときわ目を引きます。一定の秩序に基づいたこれらの図像によって、悟りの世界の深淵さが表現されているといいます。密教寺院において大変重視され、日常的に用いられたため傷みも早く、古いものは貴重です。この永禄12年の両界曼荼羅は市の有形文化財に指定されています。亮りょう盛せい 江戸時代中期の僧侶。享保8年(1723)、現在の埼玉県三郷市に生まれ、奈良の長谷寺で修業したのち、金こん乗じょう院いん(山口観音)の第十八世住職となりました。本堂や開山堂を建立し、開山堂には、高こう野や山さん地蔵院の本尊を模したという珍しい姿の石造の地蔵菩ぼ薩さつを安置しています。また三ケ島妙善院の住職卍まん杲こうとともに、金乗院を一番札所に、妙善院を三十三番とする「狭山三十三番観音霊場」を創設しました。問い合わせ 生涯学習推進センターふるさと研究グループ ☎2991‐0308 �2991‐0309桜と紅葉の秋 小手指町 髙橋 馨 孫たちに誘われて、行く先定めぬ一日ドライブに出かけた。朝夕の寒さも身にしみるようになり、遅い紅葉にでも出会えればラッキーとの思いでひたすら山の方角を目指した。車窓からの山の木々は枯葉も目立つようでしたが、ありました。山深いダムの湖畔、目にも鮮やかな紅葉。そしてなんと桜の花のおまけ付き。春のあの華々しさとは違い、小さな花は誰に見せるでもなく、花自身が咲く喜びを味わっているような風情があった。さっそく用意した弁当を広げ、ささやかな宴。冬も間近なこの季節、でも見上げれば温かささえ感じられる。一石二鳥ならぬ一足二景とでも例えたくなるような、晩秋の一日を過ごせた。音楽の秋 宮本町 竹内 和枝 私は老人ホームに入居している。今は週一回歴史まめ知識ところざわり 所沢の市域に関わる歴史的事項を50音順に紹介しています。今号は「り」です。その後スカウト活動の経験を重ね、炊事章や野営章などの5つの技能章、奥日光での雪中キャンプや東日本大震災における長野県栄村での復興支援、高校3年間のバンド活動とCD自主制作といった3つのプロジェクトアワード、宗教章の取得で受章条件を満たし、合わせて日ごろのスカウト活動の実績が認められ、今回の受章となりました。「3年前に富士章の獲得を公言してから、渡邊隊長と二人三脚でやってきました。自分1人で取れたとは思っていません。隊長だったから受章できたようなものです」と尊敬する隊長への感謝の意を表しながら、「今度は自分が後輩にとって隊長のような存在になり、第5団2人目の富士章受章者を輩出したいです」と後輩の指導にも意欲を見せる小田さんのもう一つの夢は特別支援学校の先生になること。「ボーイスカウトにもいろいろな子どもたちがいます。そんな子どもたちとの経験を社会でも生かしたいです」と話してくれました。ボーイスカウトの目的である「より良き社会人を目指して」の達成にもつながるこの夢は、ぜひ実現してもらいたいです。◆テーマ「〇〇の秋」◆◆◆▲旧陸軍航空学校本館 (現在の西新井交差点より)▲ 長野県栄村での復興支援の様子(左から3人目)41▲岩崎簓ささら獅し子し舞まい保存会の皆さんによって行われた『岩崎簓獅子舞』。山口地区に代々受け継がれ、市の無形民俗文化財に指定されている貴重な伝統芸です。 10月12日㈯/瑞ずい岩がん寺じ・岩崎弁財天 (撮影:市民カメラマン・木村清貴)▲家内安全・諸願成就の祈き祷とうやお囃はや子し奉納が執り行われた『糀こうじ谷や八はち幡まん神社やぶさめ神事』。数メートル離れた木馬から力強く矢を放って、的を射ります。県立所沢商業高等学校の生徒が子どもたちに弓の引き方を教えるなど、ほほ笑ましい場面もありました。 9月29日㈰/糀谷八幡神社 (撮影:市民カメラマン・白須信一)広報 平成25年11月号 8真・原稿は返却しません▶住所・氏名(ふりがな)・電話番号を明記し〒359-8501広報課「みんなのひろば」係へ郵送または hiroba@city.tokorozawa.saitama.jp

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