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渡ってますか?横断歩道 横断歩道以外の場所を横断することは大変危険なので、横断歩道を横断しましょう。やむを得ず、横断歩道が無い場所を横断するときは、見通しが良い場所で左右の安全をよく確認してから渡りましょう。間違っても駐停車中の自動車の間などの自動車の運転者から見えにくい場所を横断しないでください。 また、道路の斜め横断は距離が長くなり、非常に危険なのでやめましょう。元気な高齢者の方でも身体能力は若いときより低下していますので、自らの歩く速度をしっかりと認識して、道路を横断しましょう。自宅近くで事故多発 慣れた道でも注意 高齢者の交通事故の特徴として、自宅から近いところで交通事故に遭うことが多くなっています。慣れた道でも十分に注意をして「いつも車は通らないから」と言って、安全確認を怠らないようにしましょう。行ってますか? 交差点での安全確認 交差点での交通事故が多くなっています。交差点では安全確認を行い、急に飛び出さないようにしましょう。特に自動車の運転者が必ず気付いて止まるはずと過信して安全確認せずに自転車で交差点に進入することは危険です。絶対にやめましょう。交通事故防止ポイント(歩行者・自転車向け)配慮ある運転と かもしれない運転を 心がけましょう 高齢者は若いときより身体能力が低下していることを認識して、高齢者に配慮した運転をしましょう。 「高齢者は気付くだろう」や「高齢者はすぐに横断するだろう」などの『だろう運転』ではなく、「高齢者は気付いていないかもしれない」や「高齢者は横断に手間取るかもしれない」などの『かもしれない運転』を心がけましょう。 自動車のライトを反射する反射材を身に着けると最大約120m先から自動車運転者に視認されます。夜間の交通事故を防止するには自らの存在を他者にアピールすることが重要です。特に日が短くなる冬期は夜間の外出のみならず、早朝や夕方の外出にも反射材を着けましょう。交通事故防止ポイント(自動車運転者向け)反射材で自分の存在をアピール交通事故の実例と注意ポイント 交通事故実例をご紹介します。なぜ事故が起きたか、どうしたら未然に防げたか考えてみましょう。① 自転車が交差点を直進する際、左折中の自動車と衝突してしまった。② 駐停車中の自動車の間から道路を横断しようとして、左方向から進行の自動車と衝突してしまった。【注意ポイント】▶ 自転車は交差点に進入する前に、一時停止を行い右・左折車がいないことを確認する。▶ 自動車は右・左折時に、進行方向の安全確認を十分に行う。【注意ポイント】▼ 歩行者および自転車は見通しの悪い場所で横断しないようにする。特に左方向から自動車が来ていないかをしっかりと確認する。▼ 自動車は見通しが悪い駐停車中の車両の横を進行するときは、安全に止まれる速度に落とすようにする。黒っぽい服装30m明るい服装50m反射材着用なら120m横断しないだろううしないだ● 高齢者の交通事故について、どうお考えですか市 長 市内では、10月末時点で昨年より高齢者の交通事故での死傷者数は、減っていますが、死者数が増えていることは残念でなりません。● 交通事故防止に向けてどのような取り組みをしていますか市 長 交通安全運動や交通安全教室などを実施して市民の皆様へ交通事故防止の呼びかけを行っています。さらに今年度は啓発活動員が自転車交通ルールのリーフレットや反射材などを配布して交通事故防止に向けマナーアップ啓発活動を行っています。●交通事故防止のポイントはありますか市 長 特に日が短くなる12月は、交通事故が多くなりますので、歩行者の方は反射材を着け、自分の存在を運転者にアピールしてください。運転者の方は夕暮れ時は早めにライトを点灯し、さらに高齢者に配慮した運転をお願いします。藤本市長インタビュー高齢者の 交通事故防止 について3 広報 平成24年12月号

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