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被災地に救援物資が届くまでには3日かかるといわれています。非常持ち出し品は1つにまとめ、すぐに取り出せる場所に保管して、定期的に点検してください。以下は主な非常持ち出し品の例です。□貴重品(現金、印鑑、免許証、保険証など)□非常食(カンパン、アルファ米、缶詰など)□飲料水(1人1日3㍑が目安)□タオル・下着・靴下など□救急医薬品・常備薬□懐中電灯(予備電池も)□携帯ラジオ(予備電池も)□トイレットペーパー・ティッシュ□軍手・雨具□洗面用具□簡易トイレ□生理用品……など非常持ち出し品・備蓄品を準備しましょう 地震災害では、警察や消防などが現場に到着するまでの間は、地域の人の助け合いが重要です。震災直後の公的な支援は困難で、災害に対してできることには、限界があります。その限界を補う考え方が『共助』です。日ごろの地域のつながりを大切にしましょう。◆防災訓練・互助活動 日ごろから災害に対する関心を深め、災害が発生した場合には、各家庭での被災を最小限に食い止め、安全に避難しなければなりません。自治会・町内会では、避難訓練・情報収集訓練を実施しています。地域で安心して暮らすために、自治会・町内会に加入しましょう。問コミュニティ推進課☎2998_908352998_9061◆自主防災組織 地域住民が「自分たちのまちは自分たちで守る」という意識、連帯感に基づいて、自主的に結束する組織です。これまでの災害においても、最も多くの人命を救ったのは地域住民でした。◆災害時要援護者支援事業 災害時に、支援が必要な高齢者や障がいをお持ちの方へ情報伝達や安否確認、避難の手助けが地域の中で行われるための「仕組みづくり」を、地域の方とともに進めています。 東日本大震災発生後には、所沢市内でも東京電力㈱による計画停電が実施されました。また市内のスーパーやコンビニエンス・ストアでは食料品などが売り切れ、ガソリンスタンドには給油を求める車の列ができるなど、私たちの生活に大きな影響がありました。 過去の災害の経験を忘れず、普段から防災への「備え」と「意識」を持ちましょう。 自分の安全は、自分で守るというのが、防災対策の基本です。 自分で、自分自身や家族・財産を守ることは、災害に対する基本的な行動です。その行動を『自助』と呼びます。◆地震が発生したら まず、自分の身を守ることが重要です。避難するときのための非常持ち出し品・備蓄品など、日ごろからできる準備をしてください。◆住宅の耐震診断および改修 住宅の耐震診断および改修に対する補助(事前の手続きが必要)を行っています。(本号12頁参照)問建築指導課☎2998_9180 52998_9152◆家庭での安全対策 阪神・淡路大震災で亡くなった方の約8割は、住宅の倒壊や家具の下敷きになる圧死や窒息死でした。家具の転倒防止や落下防止などの安全対策を行ってください。◆応急手当を学びましょう けが人が発生したら、応急手当を行う必要があります。もしものために応急手当の知識を身につけておきましょう。(本号5頁参照)◆避難場所の確認 災害時の避難場所として小・中学校など67か所を指定しています。家族や近隣の方と、どの避難場所に避難するかを話し合ってください。◆避難するときは ブロック塀や石塀は倒壊する恐れがありますので、近寄らないようにしましょう。また、持ち主の方は、しっかり補強する、または生け垣などにするのも一つの方法です。◆帰宅対策 災害時の基本は「むやみに移動自助・共助・公助 平成23年3月11日に発生した東日本大震災から1年が過ぎました。所沢市でも震度5弱を記録しましたが、市内では人や家屋などには、大きな被害は確認されませんでした。しかし、今後、起こりうる災害に対しては3つの守り(自分の身は自分で守る「自助」、地域を地域の皆さんで守る「共助」、行政機関や公営企業が、市民の安全を守る「公助」)で取り組んでいくことが大切です。問危機管理課☎2998_939952998_9042で災害から身を守る「防ぼう災さい」を「忘ぼう災さい」にしないために…震災後の陸前高田市の様子自分の身は自分で守る自分の身は自分で守る自助地域を地域の皆さんで守る地域を地域の皆さんで守る共助 警察・消防・都道府県・市町村などの行政機関、電気・ガス・水道など生活の基盤となるサービスを提供する公益企業が、災害支援活動を実施することを『公助』といいます。◆地震が発生したら 市では、震度4以上の地震が発生したら、危機管理課職員が市役所に参集し、情報の収集、報告を行うほか、警戒体制の実施に備えた初動体制をとります。震度5弱以上の場合は、警戒体制別に指定された職員が参集し、市民の安全を守る市民の安全を守る公助緊急地震速報…を開始しない」ことです。しかし、帰宅(移動)しなければならない方もいます。安全に帰宅(移動)できるように、日ごろから経路をシミュレーションしてください。震度6弱以上の場合は、全職員が参集します。◆災害情報の提供 災害・避難情報を防災行政無線や広報車でお知らせします。また、ところざわほっとメール(登録は表紙参照)や、市内で使用されているNTTドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話(受信できない機種や設定が必要な機種があります。)にはエリアメールで、ケーブルテレビ(ジェイコム)に加入の世帯にはデータ放送などでも情報を提供します。 なお、今後は、防災行政無線を増設していきます。問ところざわほっとメールの登録 …広報課☎2998_9024 52994_0706凡例…日日時 場場所 対対象 定定員 内内容 持持ち物 費費用 講講師 申申し込み 問問い合わせ HPホームページ 市HP市ホームページ「広報紙ピックアップ」 Eメール広報 平成24年4月号 4広報 平成24年4月号

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