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15広報ところざわ令和6年10月号9月号クイズの答え きんにく 投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり「豊かな食×問題解決」で新たな魅力・価値を 残暑を吹き飛ばすような爽やかな笑顔で現れたのは、今年1月に農林水産省サステナアワードを受賞した川かわ瀬せ悟さとるさんだ。 幼少期から山や森、川に入って遊ぶことが日常で、いつも身近に生物がいた川瀬さん。大学では森林・生物を専攻し、大学院では生態学、緑地の変化を研究した。卒業後は物流業界に興味を持ち、約10年間、会社員として働くことに。キャリアを積む中で、東北や熊本での地震対応などの大任も経験した。やりがいを感じていたが、大仕事が落ち着いた時、「自分が今一番やりたいことは何だろう」と、一度立ち止まってみる。 頭の中をフラットにして浮かんだのは野菜作りのこと。小さい頃から手伝っていた両親の家庭菜園や、大学生から社会人の間も続けていた農作業体験。「やりたいことをやらない方が辛い」。生物や畑と寄り添ってきた川瀬さんにとって、有機農業を選ぶのは自然なことだった。 退職後、新規就農の研修制度を修了し、2018年に都心へのアクセスも良く、野菜作りに最適な所沢で就農することに。 オーガニックと聞くと響きは良いが、畑では苦労の連続だ。各宅に配送する箱の中身を想像して、おいしい野菜、彩りが美しい野菜…と、品目を決めていく。●認知症について知り、学び支えていくことの大切さが分かって良かったです。誰もがなりうるので、理解しておこうと思います。認知症になっても自分らしく暮らせていけるよう考えたいです(若狭・50代)●自身の両親も高齢になり、病気療養中です。認知症は決してひとごとではなく、誰しもに起こりうる出来事であると感じています。今回の特集で、実際に直面したらどのような行動をとれば良いのか具体的なイメージのヒントとなりました(和ケ原・30代)編集から●前号は認知症特集でした。「自分事として読んだ」との感想を多くいただきました●観光大使にEエグザイルXILE NなおとAOTOさんが就任されたことに驚きました。これから、所沢市の魅力をたくさん紹介していただきたいです(上新井・20代)●EXILE NAOTOさんが近い存在になったようで嬉しいです(小手指南・50代)編集から●NAOTOさんと一緒に所沢を盛り上げていきます!●誰でもエッセイ「誕生日の思い出」に「なるほどなぁ」と嬉しい気持ちになりました。いつも楽しみに読んでいます(緑町・60代)編集から●投稿もお待ちしています。詳細は14面へイベントの秋到来!ということで今月の特集はところざわまつりでした。新型コロナの影響で実施できていなかった民踊流しなどのイベントが再開し、ところざわまつり本来の姿が復活します。最近、カメラを購入したので撮影するのが今から楽しみです。ところざわまつりの2週間後には市民フェスティバルもあるし…たくさん写真を撮影してイベントの魅力を皆さんに伝えられるよう頑張るぞー!(深町)最も遅い猛暑日の記録更新とニュースになりましたが、今年も残すところ3カ月です。来年度に向けたお知らせも紙面に掲載されるようになりました。手洗い、予防接種で冬に備えましょう(上地)本号では所沢ゆかりのアスリート、宮﨑駿監督、ところっこの川瀬さんのご活躍を紹介。所沢に関わりを持つ方々が、各所で力を発揮されて誇らしいです!私たちも所沢の魅力アップに努めます(齋藤)スポーツの秋!ひとりでも みんなでも スカッとボウリング!ボウリングマイシューズ(4,620円相当×5人)◆今月のクイズ8・10・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(10月10日㈭締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦10月号の感想を記入し、〒359‐8501広報課(住所不要)に郵送・市HP(プレゼント)で応募◎当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。◆プレゼント提供事業者も募集中!詳細は、市 ( プレゼント募集)をご覧ください。HP▲市HP 年に150品目以上を有機農法で生産している。生野菜好きで、最も感動したのは春菊のサラダ。珍しい野菜のレシピをYouTubeで紹介することも。事務仕事の合間にはクラシック音楽を聴く。10月8日のとことこ市(10面参照)、26日・27日の農業祭(4面参照)で出店予定。サステナアワード2023 地域資源循環賞受賞川かわせ瀬 悟さとる さん(市内在勤)オーガニックファーム所沢農のうと人・農家/◀オーガニックファーム所沢農人HPmemo▶受賞動画「農と人が育む持続可能な未来」川瀬さんの詳細はこちら珍しいものは自身で種から苗を作る段階から行うが、うまく育たないことも。大半の人はそこで意気消沈するに違いない。否、川瀬さんは違う。「人よりも失敗は多い方」と言うものの、根っからの研究肌で、沈む間なく改善策を考える。「考えることが好きだし、苦労する先に達成感がある」。野菜も生きている。コンディションによって味が変わるところも、難しく、面白くもある野菜作りの魅力だ。 現在、川瀬さんは次のステップに進んでいる。「所沢市はオーガニックビレッジ宣言に向けて取り組んでいる。自分も野菜作りを主軸としつつも、農家の立場から、環境について伝えていきたい」。8月には大学院時代を過ごした北海道でエゾジカの急増による被害の拡大に着目し、ジビエのクラウドファンディングに挑戦した。ネガティブな問題も、食として提供することで、命を無駄にせず、我々の食生活も豊かになる。そんな「環境や生物と、人が関わることで循環する社会」を川瀬さんは目指している。「環境問題は難しく考えられがちだが、日常生活に取り入れられることも多い」と、その活動は、家庭でのコンポスト推進や講演会の開催など、さまざまだ。 「農と人が育む持続可能な未来」のために「やりたいこと」を着実に実現していく川瀬さんから、今後も目が離せない。(取材:齋藤)ポーツの秋にボウリングはいかがですか?屋内なので、天候にかかわらず楽しめます。10本のピンを全部倒したときの爽快感は格別です。早朝サービスや学割などお得なメニューがたくさん!ウェブから簡単に予約もできて便利です。●所沢スターレーン 星の宮2-1-37 ☎2923-3101 (午前7時30分 ~午後11時 /年中無休)ス
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