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15広報ところざわ令和3年7月号6月号クイズの答え ェいガ(映画)  投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり● 我が家でも水害時の避難について事前にしっかりと話し合い、集合場所や対応を決めておこうと思いました(上安松・10代)● 避難所が地震と水害とでは違うことを知らなかったので、良かったです(けやき台・30代)● 最近、我が家に非常用持ち出し袋がないことに気付き、いそいそと準備をしていました。ちょうどうちの避難所はどこだろう?と気になっていたので、とてもありがたかったです(上新井・20代)編 集から●大雨のニュースが増えると心配になる「水害」。避難所や備蓄品の確認は雨が多くなる前に済ませて、もしもの時に冷静に行動できるように備えてください● 観光情報・物産館YOT-TOKO、リニューアルしたメットライフドームなど、市内に楽しい場所が増えてうれしいです(山口・60代)編 集から●所沢の東西に誕生した新スポットに「行ってみたい」との声が多く寄せられました。地元・所沢の魅力を再発見できますよ♪● 髙井さんのような和菓子を作る人が近くにいることを知り、驚きました。繊細できれいな色使いに感動しました(上新井・70代)編 集から●はつらつところっこで紹介した髙たか井い弓ゆみさん。ガラス作家の一面も持つ髙井さんの繊細さが光る作品は芸術です。センスと手先の器用さがうらやましい…はつらつところっこで丹下開登さんのインタビューを担当。自身が感じたことを飾らずに表現した丹下さんの詩は、胸を打つものがありました。チョコレートドーナツの舞台裏では、詩に感銘を受けた共演者のピアニストが曲を付けて、オリジナルのCDを作ってくれたそう。実際に聴かせてもらいましたが、美しいピアノや共演者の皆さんの温かい歌声で色付けされていく丹下さんの世界観に引き込まれました(宮﨑)初めての特集を担当しました。人の好みは十人十色…。新たな魅力発信拠点・YOT-TOKOで、皆さんの好みに合う所沢産の狭山茶や特色あるモノとの出会いがあればいいなぁと願っています(坂本)ところざわまつりや市民フェスティバルは中止が決定。夏休みのイベントも状況を見ながらの開催となりそうですが、気持ちもコロナに負けないよう、リフレッシュしながら過ごしたいですね(齋藤)未来を切り開く 空高く飛ぶ "カイト" のように 令和2年12月、舞台「チョコレートドーナツ」のカーテンコールでひときわ輝きを放つ青年がいた。映画版が日本でも反響を呼んだ同作品が、宮本亞門さんの演出で世界で初めて舞台化。ダウン症の少年・マルコ役を演じた、自身もダウン症のある丹たん下げ開かい登とさんは「終演後のカーテンコールは最高でした」と振り返る。 ダウン症のある人たちのエンタテインメントスクール・ラブジャンクスに2歳半から所属している丹下さん。ダンスのレッスンに励んでいたある日、「チョコレートドーナツ」の舞台化に際して、マルコ役を募るオーディションがあることを知る。自信はあまりなかったというが、見事ダブルキャストの一人に抜てき。「うれしかったけど、自分にできるのか不安でした」。それもそのはず、それまでに演技経験はなかったのだ。 約1カ月間、連日のように続く稽古の日々。共演者には、東山紀之さんや谷原章介さんといった名立たる俳優陣。皆に付いていくために、必死になって台本を覚えた。母の清美さんは、「自宅や移動中の車内でも、とにかく台本と向き合っていた。声を掛けるのをためらうほど没頭している様子でした」と丹下さんの集中力に驚かされたという。 同性愛や障害に対する社会の偏見・差別に立ち向かう人々を描いた同作品。丹下さん自身も過去に誹ひ謗ぼう中傷を受けたことがあり、障害者をさげすむようなセリフに、辛い過去を重ねてしまうことも。次々と変わる台本を覚え直したり、感情を乗せて演じたりすることにも苦労した。 しかし、稽古を振り返って出てくるのは「楽しかった」という前向きな言葉。その姿勢は、高校生の頃に始めた作詩にも表れている。希望、未来、信頼…。丹下さんの作る詩はこうした前向きなテーマのものが多い。自分の胸の内をピュアに表現した詩は、障害の有無に左右されず自分の未来を信じる、どこまでも真っすぐな心の丹下さんを象徴している。 初めての舞台で大役を果たした丹下さんの夢は、幼いころから憧れているアイドルグループ・嵐のような存在になること。今後は舞台だけでなく歌やダンスも披露したいと意欲を見せる。 空飛ぶカイトのように、自分の未来を切り開いていってほしいと思いを込めて名付けられた「開登」。真っすぐな心を持った青年は、羽を広げ、空高く羽ばたいていくことだろう。(取材:宮﨑)社会の偏見や差別をテーマに扱う舞台「チョコレートドーナツ」でダウン症の少年・マルコ役を演じる。俳優として舞台などに立ちながら、就労継続支援事業所の菓子工房でケーキの製造に従事。幼い頃からアイドルグループ・嵐の大ファン。▲舞台「チョコレートドーナツ」の一幕◆今月のクイズ9・11・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(7月10日㈯締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦7月号の感想を記入し、〒359-8501広報課(住所不要)に郵送・市HP(プレゼント)で応募◎当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。◆プレゼント提供事業者も募集中!詳細は、市HP(プレゼント募集)をご覧ください。各地のイイものがそろうYよっとこOT-TOKOから沢や近隣自治体の魅力を発信する新たな拠点「所沢市観光情報・物産館YOT-TOKO」。プレゼントは、各地の魅力あふれる商品をよく知る同館が、独自の視点でセレクト!中身は開けてからのお楽しみ。今まで知らなかった商品との出会いが待っているかも♪(1,500円相当×20人)開けてうれしいお楽しみ袋所●所沢市観光情報・ 物産館YOT-TOKO  松郷143-3  ☎ 2968-5414  (午前9時 ~午後5時 /年中無休)◎プレゼントの内容は引き換え時期によって変わります。※写真は中身の一例です▲市HP▲母・清美さんに贈った詩

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