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15広報ところざわ令和3年2月号1月号クイズの答え 12 面参照 投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり被災地から遠く離れた所沢で、東日本大震災の風化を憂慮する森川さんと出会いました。話を伺いながら「もう10年か」と思ってしまう自分自身、震災のことが頭から離れてしまっていたのかもしれないと痛感。インタビューで印象に残ったのが「被災地の『未来』をつくる」という森川さんの言葉。元の状態に戻すのは難しくても、未来を輝かしいものにするのは、今の私たちにもできる。そう感じました(宮﨑)表紙撮影の際、たまたま公園に遊びに来ていた親子が快く出演してくれました。その温かい心にほっこり♥特集では紹介できなかった公園も魅力満載です。健康のために有効活用してみては?(齋藤)おうち時間が増えて以来、部屋に花を絶やさないようにしています。緊急事態宣言の再発令で誰もが大変な今。コロナ疲れで心がささくれた時は、意識して肩の力を抜く時間を持ちませんか(加賀谷)◆今月のクイズ9・10・11面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(2月10日㈬締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦2月号の感想を記入し、〒359-8501広報課(住所不要)に郵送・市HP(プレゼント)で応募※当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。◆プレゼント提供事業者も募集中!詳細は、市 ( プレゼント募集)をご覧ください。HP(((▲市HP所沢から 被災地の「未来」をつくりたい 3月に卒業を控えた大学4年生。所沢西高校在学中から同校の被災地ボランティアに参加し福島県を訪問。卒業後も継続して活動を行う。高校で部長を務めた吹奏楽部ではバリトンサックスを担当。最近は、アコースティックギターを猛練習中。コロナ禍のおうち時間を華やかに♪(1,000円相当×30人)ミニ観葉植物(季節の苗1点と容器のセット)昨◎その時期に入荷している苗からお好きなもの1点と容器を選べます。▲被災地で演奏する所沢西高校吹奏楽部の卒業生たち。右から二人目が森川さん。 3月11日。10年前のこの日、東北地方太平洋沖で発生した地震は多くの人の人生を変えた。当時、小学6年生だった森もり川かわ加か奈な子こさんもその一人。「あの時の衝撃は今も鮮明に覚えています」と振り返る。 高校受験を控えた中学3年生の時、所沢西高校のパンフレットで同校が被災地ボランティアを行っていることを知った。「興味はあるけれど何をしたらいいのだろう」と悩んでいた自分に、同校の活動は一歩踏み出す勇気をくれた。 同校では、生徒たちの「西高では何かやらないんですか?」という呼びかけに共感した教師・保護者・生徒らが、震災の年の夏に福島県小名浜地域を訪問。以来、約10年にわたり継続して被災地支援や交流を行ってきた。同校に進学した森川さんが初めて被災地を訪れたのは平成26年の夏。高校2・3年生の時には吹奏楽部の部長として現地の公民館などでミニコンサートを開催し、音楽を通じて交流を図った。 印象に残っている出来事がある。「復興ソングを演奏しようとした時、『震災を思い出してつらい』という声があり、急遽演目を変えたことがありました」。現地の人々の気持ちが自分に理解できるのかと悩むこともあったが、彼女を動かしたのは「継続する大切さ」。「次第に出来上がる堤防だけでなく、変わっていくのは人々も同じ。人々の心に寄り添い続けるには、何度も現地に行く必要がありました」。 卒業後は、進路が決まった3年生や他の卒業生と一緒に、例年1万人以上が参加する復興イベント「いわきサンシャインマラソン」のボランティアとして再び被災地を訪問。沿道からランナーを演奏で応援したり、走路の設営をしたりと汗を流した。 この春から社会人になる森川さん。「これからの私たちにできることは、被災地の『未来』をつくるお手伝いだと思います」。森川さんも交流した福島県のいわき海星高校はこの4月に現地の小名浜高校と統合する。これまでの交流の縁もあり、新たに誕生する高校の新校歌を所沢西高校吹奏楽部の元顧問が作曲。吹奏楽部や有志の生徒、森川さんら卒業生、呼びかけに賛同した所沢高校の生徒らの合唱で音源化することになったのだ。まさに被災地ボランティアがつないだ、被災地の「未来」をつくる試みだ。 あの日からまもなく10年。人々の頭から震災のことが薄れつつあると感じる森川さん。「3月11日は今年もやってきます。地震があった午後2時46分は、少しでも被災地に心を向けてほしい」。その日まであと約1カ月。所沢から被災地に思いを寄せたい。(取材:宮﨑)取材協力:所沢西高校・所沢高校●所沢にも古墳や遺跡、城跡などワクワクする歴史がたくさん残っているのですね。コロナ禍で旅行にも当分行けないので、今年は地図を片手に所沢散策してみたいと思いました(並木・50代)●昔使われていた道路が南陵中で見つかったことに、ここ最近で一番びっくり。表紙が「和」な感じがして、日本らしいところも良いですね(けやき台・10代)編 集から●所沢のルーツを探る「れきし散歩」特集。「長年住んでいても知らないことが多かった」「所沢にも古墳があったとは」という驚きの声が寄せられました。住み続ける場所だからこそ、成り立ちを知ることで愛着が増しますね♪●年末年始に広報紙のクロスワードを解いて応募するのが恒例となっています。所沢のことをゲーム感覚で学べ、大人でも楽しめました(小手指町・40代)編 集から●毎年恒例?のクロスワードクイズ。今年は少し難しめでしたが、多くの方に解いていただき、ありがとうございました!回答は12面をご覧ください。●新型コロナ関連情報のページが見やすかったです(緑町・30代)編 集から●先が見通せないコロナ禍。本号2・3面でも引き続き掲載しています。常に最新の情報を入手し、落ち着いて行動できるように備えましょう。年、新所沢駅からほど近い場所にオープンした花屋さん。豊富な種類の観葉植物やドライフラワーでいっぱいの店内には、深呼吸したくなるような癒やしの空間が広がります。手のひらサイズのミニ観葉植物は、マグネット式の専用容器付き。ステイホームのこの時期に、お部屋に彩りを添えてみませんか?●hハレale-hハナana pプランツlants+ 緑町1-1-11西武ショッピングプラザ2階 ☎2930-8787 (午前10時~午後6時/日・月曜定休)

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