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15広報ところざわ令和2年9月号8月号クイズの答え こおり 投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり● 今まで所沢のお土産と聞かれても答えに悩んでいました。所沢ブランド特産品の特集で所沢らしいお土産を知ることができたので、買ってみて、所沢の魅力を広めたいと思いました(若松町・20代)● 商品開発するのは大変だと思いますが、所沢愛があっていいなと思いました。ところざわ応援商品券も利用して、地元のお店を応援したいですね(久米・40代)編 集から●今まで所沢らしいお土産選びに悩んでいたという方々から、「こんな魅力ある商品があったとは」との反響が多く寄せられました。所沢といえばこれ!というように、全国的に知られるお土産が定着するといいですね● ミッションエコファミリーに挑戦して、昨年よりも省エネできるよう頑張ります(東狭山ケ丘・40代)編 集から●寝苦しい日が続いたこの夏。エアコンの設定温度を見直してみる、運転と停止を繰り返さないなど、上手にエコに取り組んでみましょう!● はつらつところっこで仁科美咲さんが「所沢は第二のふるさと」と思ってくれていることに心温まりました(北秋津・40代)編 集から●このほか、「仁科さんのファンです」という声は市外からも!誰からも愛されるすてきな人柄の仁科さん。これからの活躍からも目が離せません!プレゼントクイズの取材で角川食堂へ。おしゃれな内装と広々とした店内は、ところざわサクラタウンで働く人々の社員食堂としても利用されています。8月に一部施設がプレオープンし、11月にグランドオープンを予定しているところざわサクラタウン。イメージ図でしか見たことがなかった角川武蔵野ミュージアムは、間近で見るとその迫力に圧倒されました。グランドオープンが今から楽しみです(宮﨑)誰もが平等に輝ける社会を目指すユニバーサル野球Ⓡが所沢で開発されていたとは!「必ず打てる」このゲーム盤。バッティングセンターで1球もバットにかすらなかった私にも救世主かも♪(加賀谷)出掛けたいけれど、遠出は不安…。そんな方にお勧めなのがクアオルト®健康ウオーキング。身近にこんな豊かな自然があることに驚き、所沢の魅力を再発見!デトックス効果も期待できますよ(齋藤)◆今月のクイズ9・11・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(9月10日㈭締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦9月号の感想を記入し、〒359-8501広報課(住所不要)に郵送・市HP(プレゼント)で応募※当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。◆プレゼント提供事業者も募集中!詳細は、市 ( プレゼント募集)をご覧ください。HP(((▲市HP地元産・自家焙煎にこだわった!ころざわサクラタウン内にオープンした角川食堂は、地元の新鮮素材にこだわる注目のお店。埼玉県産の全粒粉を使ったシフォンケーキは、上品な甘みが口の中でとろけるように広がります。自家焙煎のブレンドコーヒーとも相性ぴったり!と●角川食堂 東所沢和田3-31-3  ところざわサクラタウン3階 ☎2003-7035 (午前8時30分~ 午後5時/土日・祝日定休)◎最新の営業日は同店HPやSNSをご確認ください。シフォンケーキ&コーヒーのセット ペア利用(1,780円相当×17組) 場外アナウンスで名前が呼ばれ、バッターボックスの自分に視線が集まる。打球の行方に一喜一憂し、健闘をたたえ合う。障害があってもなくても、どんな年齢でも「一緒に」楽しめる野球を。中なかむら村哲てつろう郎さんのそんな思いから、「ユニバーサル野球」は生まれた。 「きっかけは、野球が大好きな重度障がいの少年の『野球をやりたい』という言葉でした」と中村さん。何とか彼に野球をする喜びを感じてほしいと試行錯誤を重ねること3年。2019年3月に所沢の作業所で専用のゲーム盤が完成した。 約5メートル四方のゲーム盤は、車いすでも見渡せる高さ。ホームベース上を回転するボールにタイミングを合わせ、軽くひもを引くだけでバットが振れる。絶対に空振りしない、でもタイミングが合わないとヒットにならないので、老若男女、重度障害者からプロ野球選手まで同じルールで平等に勝負ができるのが最大の魅力だ。 元高校球児。かつては北海道に暮らしていた。仕事の傍らパラスポーツの指導をしていた中村さんが目の当たりにしたのは、スポーツを教えても就職に結びつけられない厳しい現実だった。そんな時、就労・生活など障害者への総合支援を行う現在の会社の事業を知る。障害者の「スポーツ+働く」を実現したいと、転職・上京したのは、4年前。48歳の時だった。 2年前からは、気兼ねなく作業ができる環境を求めて所沢へ。国立障害者リハビリテーションセンターがあること、母校の野球部OBが多く入団し、社会貢献事業に積極的な埼玉西武ライオンズの本拠地であることからも、親しみを感じている土地だったという。 完成したゲーム盤を携え、各地に紹介する活動を本格化させた矢先、新型コロナウイルスの感染拡大が起こった。逆境の中、それでも中村さんは前を向く。「風に強い屋外タイプを設計中です。『三密』を避けられるし、場所の幅が広がりますから」。大声を出せない代わりに、太鼓やメガホンを使った「楽しむ応援」も音楽家とコラボして模索中だ。 ユニバーサル野球を通して中村さんが目指すのは、障害のあるなしに関係なく誰もが一緒に輝ける社会。「当たり前のように一緒に遊んだ子どもたちは、将来必ず、自然に同じフィールドで一緒に働くようになるでしょう。ユニバーサル野球はその力になれます。出会いの場として、人をつなぐ場として、長く活動を続けていきたいです」。 8月某日、所沢市内で初の体験会が行われた。少人数・声援なしでも目を輝かせて一緒に楽しむ参加者の姿。見ていると、中村さんが目指す未来の足音が、すぐそこに聞こえる気がした。 (取材:加賀谷)堀江車輌電装㈱所沢営業所所長。鉄道車両の整備を行う会社の障害者支援部門で、ユニバーサルスポーツを通した社会参加や就労を支援している。誰もが「ガチで」平等に楽しめるユニバーサル野球ゲーム盤を開発、特許を取得。自身もかつては、北海道の強豪校で甲子園を目指した高校球児。ユニバーサル野球®でユニバーサルな社会づくり▲ユニバーサル野球公式サイト(ユニバーサル野球は堀江車輌電装㈱の登録商標です)

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