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 メットライフドームのバッターボックスのちょうど真裏に位置する放送室。そこから聞こえてくる透き通った声の持ち主は、西武ライオンズの球団職員として、場内アナウンスを務める、鈴木あずささんだ。 ライオンズの球団職員になる前は、別の野球場で働いていた鈴木さん。たまたま、当時のライオンズに注目している選手がいたことから、ライオンズのウェブサイトを眺めていると、場内アナウンスの求人を発見。日頃、野球場のガイドをしていて、声を使う仕事が好きだったことから、場内アナウンスの仕事に就くことを決意した。  場内アナウンスは「1番、バッター…」などと、アナウンスする仕事だが、球団ごとに場内アナウンスには特徴があることをご存じだろうか。「ライオンズの場合は、語尾が上がるんです。最初はその感覚をつかむのが大変でした」。実演してもらうと、なるほど、語尾を上げることで、広い球場のスタンドまで声が通る。この美しい声を維持するためには、日頃の喉のケアも欠かせない。放送室に大量のあめが常備してあるのも頷ける。 昨年12月までは広報部に所属し、場内アナウンスの他に、選手の取材対応や、日々の新聞、ニュースのチェックなどをこなしていた。ファンの間では、選手へ株式会社西武ライオンズ 事業部 リーダー鈴すず木き あずさ さん(上山口在勤)の″いじり″で、名物アナウンスとして知られる鈴木さんは、「自分への取材対応をすることもありました」と苦笑い。  鈴木さんが目指すのは、試合の進行を妨げることなく、無事に一試合一試合、アナウンスを終えること。「主役である選手の邪魔をしないように心掛けています。しかし、せっかくこの球場に来てくれるお客さんのために、試合を終えたときに、少しでも皆さんの心に残るアナウンスができればとも思います。そのバランスが難しいんですよ」。さながら、主役を支える名脇役のようだ。街で声を掛けてくれるファンも多いという。「ライオンズのファンはアットホームで、まるで親戚のようです」 今年は、ライオンズが所沢に誕生して40周年。球団職員として選手を見てきた鈴木さんによると、今シーズンの好調ぶりにはファンの力が大きいという。「今年は試合を観に来てくれるファンが多くて、声援が大きく聞こえます。しかも、途中まで負けていても、試合終了まで残ってくれている方が多いなと感じます。そのおかげか、選手一人一人の表情も明るいです」 「ファンの皆さんが、ライオンズの勝利を信じてくれているからこそ、選手はもちろん、私たちスタッフも頑張れます。優勝に向かって一緒に戦ってください!」 今シーズンの残り試合もあとわずか。10年ぶりの優勝を目指して、みんなで応援していこう!    (取材:宮﨑)2004年のシーズンから埼玉西武ライオンズの場内アナウンスを担当。メットライフドームだけでなく、他球場での主催試合もアナウンスをこなす。喉のケアに、はちみつ味のあめが欠かせない。北海道出身。ライオンズを声で支える 名脇役●鉄蓋の種類がたくさんあり、カラフルですてきです。探しながらまちを歩きたいと思いました(松が丘・60代女性)●デザイン鉄蓋はテレビなどでも見ることがありますが、その下がどうなっているかまで掘り下げた記事は大変興味深かったです。日々の排水が、やがて自分たちの生活水に戻ってくることがイメージでき、更に気を付けて下水道を使おうという意識が高まりました(中新井・40代女性)編集から●9月号の特集「鉄蓋の下には何がある?」。幅広い世代から大きな反響がありました。日々のウォーキングがてら、デザイン鉄蓋を探してみたいというシニアの方、下水道について小学生のお子さんと話し合ったという親御さん。地下神殿(雨水貯水池)に興味を持たれた方も多かったようです。これをきっかけに、下水道の大切さに目を向けていただけたらうれしいです●突然の病気やけがのときに連絡する所が分かりやすく載っていたので、家族が見やすいところに記事を置いておきたいと思います(所沢新町・40代女性)編集から●救急の日にちなんだ、「あなたにできることは何?」の記事。とっさのときの問い合わせ番号として、#7119をぜひ覚えておきましょう!雲の形がいつの間にか変わり、季節の移ろいにふと気付く日。酷暑の一段落にほっとしつつも、被災地で大変な生活を強いられている方々を思わずにいられません。朝夕の冷え込みは、生活再建は…夏から秋にかけ、災害のニュースが相次ぎ、胸が痛むことの多い季節でした。北海道でも西日本の被災地でも、復興に向け奮闘されている方々に一日も早く平穏な日々をと祈りつつ、自らの備えも改めて確認です(加賀谷)特集の取材で岩岡町の自治会館を訪問しました。トコフィットの坂田さんは、「講師」ではなく、一緒に体操を楽しむ「仲間」の一人。元気に明るく楽しむことも、介護予防のポイントだと思いました(宮﨑)ところっこの取材でメットライフドームへ。以前、観戦した時のわくわく感を思い出しました。地元にプロ球団があるのは全国でも限られたまちだけ!所沢市民として今後も応援していきます!(佐々木)◆今月のクイズ8・10・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(10月10日㈬締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦10月号の感想を記入し、〒359-8501広報課に郵送・市H(Sプレゼント)で応募◎当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。◆プレゼント提供事業者も募集中!詳細は、市H(Sプレゼント募集)をご覧ください。「所沢で牛肉!?」。遠いどこかではなく、自分のまちで生産される牛肉を安心して堪能できる「焼肉べこ助」。絶妙なサシ加減と味の濃い赤身の肉は、A5ランクなどの高い評価を受けているんです!一頭買い専門店ならではの希少部位も魅力ですが、王道のカルビで所沢牛入門してみては?●所沢牛専門焼肉店 焼肉べこ助 和ケ原1-41-11 ☎04-2947-8629 (午後5時 ~翌午前1 時/火曜 定休) 「所沢牛」一頭買い専門の焼肉店「べこ助」で!所沢産牛肉の上カルビ(1,480円相当×30人)広報ところざわ平成30年10月号9月号クイズの答え おやつ 投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり15市H

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