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「そういえば…」近年増えている大雨の話題から、環境のことが気になってきた姉妹。「温暖化」と「二酸化炭素」の関係を、2人と一緒に見てみましょう。異常気象、海面上昇…地球がピンチ!家庭から食い止めよう!地球温暖化でどうなるの? 昔に比べて、地球全体がだんだんと暖かくなっていて、北極の氷や氷河の減少、海面水位の上昇が観測されています。超大型台風や異常高温、干ばつ、洪水などの異常気象は、地球温暖化が原因とされています。 日本の平均気温は、この100年間で約1℃上がっていて、このまま温暖化が進むと、高温によるコメなど農作物の被害拡大や、大雨、夏場の熱中症の患者増加など、私たちの暮らしや健康に大きな影響が出ると心配されています。どうして温暖化が起きているの? 人間は、生活を便利で豊かにしようと、産業を発展させ、石油や石炭などの化石燃料を燃やしてエネルギーを使ってきました。このとき排出される二酸化炭素(CO2)は、地球を覆って地表に熱がこもる原因になります。 地球温暖化は、大気中の二酸化炭素など温室効果ガスが増えることで起こるとされています。人間の活動により排出される二酸化炭素は、自然界が吸収できる二酸化炭素の2倍近くにもなるのです。 温暖化対策は、まず、原因となっている二酸化炭素の排出を抑えることが必要です。 所沢市の二酸化炭素の排出量を部門別に見ると、平成28年度は、家庭部門が全体の約30%を占め、最も多くなっています。 電気、ガス、ガソリン、灯油などが使われている家庭での節電・省エネルギーは、二酸化炭素の排出量を抑えるのに有効なのです。特集地球規模で進む温暖化。暮らしや健康への影響が心配される温暖化の対策は、一人一人の小さな選択の積み重ねから。資源・エネルギーに頼りすぎるライフスタイルを見直して、未来の子どもたちにみどり豊かなマチと、心豊かな暮らしを引き継いでいくために、できることを一緒に考えてみませんか。問環境政策課☎2998-9133所沢市の二酸化炭素の排出量(部門別/平成28年度)家庭部門30.8%運輸部門 28.3%業務部門※25.7%※会社(工場除く)、病院など産業部門13.8%廃棄物部門 1.4%▲浸水被害などをもたらす短時間強雨も増加傾向このごろ、大雨の日が増えてる気がしない?そうだね。夏の高温で、農作物にも被害が出てるんだって!家庭から温暖化対策?私たちにできることがあるのかな…?▶環境に興味津々!咲さ妃きさん・夏なつ妃きさん姉妹増えてる気がしない?環境に興味津々!さん姉妹広報ところざわ平成30年6月号2小さな選択が未来を変える

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