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2広報ところざわ平成29年12月号かつて、所沢にも酒蔵があり、所沢産の日本酒が作られていました。これを復活させたいという有志が集まり、市内に残るわずかな田んぼを探し出しました。会のメンバーといくつもの課題を乗り越え、「ゆめところ」が誕生したんです。今や2,000kgを超える米(平成28年から全量が酒米)を収穫し、一升瓶約1,200本分のお酒を造っています。 会員になると田植えや稲刈り体験、蔵見学やハイキングなどに参加できます。「自分たちの夢と思いを込めた酒」という気持ちで20年作り続けて来ました。 ワインのようなフルーティーな飲み口で、女性の支持も高いです。所沢土産としても人気がありますよ。正月の祝い酒として、こたつでゆっくり楽しんでいただけたらうれしいです。そろえると理想だとされる3つのアイテム、三種の神器。所沢には、知っておきたい3つのお酒が存在します。それぞれの生産者の熱い思いと、所沢愛をご紹介します。 年末年始はぜひ、ご家庭でお楽しみください。帰省のお土産にもピッタリ。問商業観光課☎2998-9155➢平成10年販売開始➢日本酒(純米酒)➢ 720ml・1,350円(税込)、1.8L・2,700円(税込)➢アルコール度数15~16度➢洋梨のような香り/スッキリとした味わい➢所沢の米で日本酒を作る会事務局(日野屋酒店内)☎2922-2700◎入会申し込みは随時受け付けます。所沢の米で日本酒を作る会会長菊池一いち雄おさんData -データ-平成8年 「所沢の米で日本酒を作ろう会」(のちに「作る会」)発足平成10年 ゆめところ販売開始平成15年 商工会議所青年部が里芋焼酎の試作に着手平成19年 恋も咲くところ販売開始平成22年 所沢麦ビール酒倶楽部を発足し、大麦栽培を開始平成23年 野老ゴールデン販売開始平成28年 「ちょいバル別館」を開始 市役所別館前広場を会場にした三酒のPRイベント。テーマは地産地消で、所沢産食材を使用したおつまみも販売しています。平成29年は西武所沢店前や航空公園駅前で出張開催も。平成30年は、さらなる進化にご期待ください!➢100%所沢(上山口)産の米を使っています!所沢産日本酒の復活という、多くの人の「夢の結晶」です。◎表紙に撮影協力をいただいたBar Restaurant JEST-Innでは三酒の提供はしていません。 ◎未成年者の飲酒は法律で禁止されています。

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