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15広報ところざわ平成29年11月号10月号クイズの答え やさい 投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり 「イチゴ大福のようなものです。最初は驚く組み合わせだけど、食べてみればおいしい」。ピアノなどの伴奏に合わせて歌い上げる「ミュージカル落語」を絶妙に例えるのは、三さん遊ゆう亭てい究きゅう斗とさんだ。 波瀾万丈の人生と言っていいだろう。漫画の主人公に憧れ、10代でボクサーのプロライセンスを取得するも挫折を味わう。悩める究斗青年は「大きな芸能団体に入れば成功する。劇団四季が良い」という占いを信じ、受験。1年がかりで入団し、ミュージカル俳優として全国を回った。約10年が過ぎ、「もっとしゃべりたい」「もっとおもしろいことをしたい」と可能性を求めて落語・歌舞伎・狂言などを調査。「笑い」の要素と、占い師の「今すぐ落語家になれ」という後押しが決め手となり、当時としては異例の遅さ(34歳)で落語界に入門。40歳でミュージカル落語を創始し、51歳で真打ちとなった。 占いに大きく影響されていることを、「良いことは素直に信じちゃう性格だから」とおどけるが、決して他人に流されているわけではない。激動の人生は、常に自分と対話し、本当にやりたいことを追求してきた結果だ。「本当にやりたいことは、何かを捨ててでもやるものです。捨てられないなら、それは本当にやりたいことじゃない」。 「不思議なもので、全てが一つの道につながっているんですよ」と笑う。専門学校で覚えたシナリオ作成のノウハウ、劇団四季で培った役作りと歌唱力、落語界の2人の師匠から学んだ古典と革新…導かれるように究斗さんはミュージカル落語に行き着いた。歌と笑いがバランス良く練り込まれた、究斗さんにしかできない落語だ。 ミュージカル落語は進化を続け、教育と娯楽が融合した“エデュテイメント”作品「一ひとくち口弁当」が生まれた。いじめ撲滅がテーマで、学校からの公演依頼がひっきりなしだ。小学5年生のときにいじめに遭った経験が作品の背景にあるが、それを笑いに変えるのが究斗流。「言葉だけでは心を動かせない。笑いの中で大切なことを学んで欲しいんです」。公演は体力的にもハードだが、子どもたちから届く「勇気がわいた」「元気をもらった」という声がエネルギーになる。 「世界にいじめ撲滅のメッセージを伝えたい。だから国連でミュージカル落語をするのが夢なんです。一度きりの人生、やらなきゃ損ですから」。「笑い」を武器に、究斗さんのチャレンジは続く。 (取材:鹿島)● ワセダクラブ2000に興味を持ちました。一人住まいで、何かしたいなと思うことはあっても、一人で飛び込む勇気がありませんでした。このクラブを考えてみようと思います(泉町・60代男性)● 8月で仕事を辞め、早1カ月。何かしたいと思っていたところに動くきっかけをいただきました。夫を誘って、一緒にできることから始めたいと思います(西狭山ケ丘・60代女性)編 集から●ワセダクラブの皆さんの生き生きとした姿に、「自分も参加したい!」と勇気づけられる方が続出。一人でも、ご家族でも、ぜひチャレンジしてみてください。まずは体験からでも!● 写真やイラストが多いので、紙面が明るく読みやすいです(北秋津・70代女性)● もっとたくさん写真が載っていると4歳の娘も喜ぶと思います(所沢新町・30代男性)編 集から●紙面には限りがあるため、写真やイラストと文字のバランスには毎号頭を悩ませています。写真やイラストの多いページに「良かった」というご感想をいただくことが多いので、なるべく写真やイラストを多く掲載していきたいと考えています。乾燥する秋冬は、水分を意識的にとる必要があるそうです。賢くおいしくお水を飲みたいですね。8月の水害対策、今月の水道と水関係の特集担当が続いた、泳げない魚座の編集担当者でした(加賀谷)秋の風物詩・ところざわまつり。最初に行ったときは、地元にこれほど活気ある祭りがあるのかと驚きました。地元の魅力に出会うきっかけ作りも広報紙の大切な役割。今後も頑張ります!(佐々木)はつらつところっこ・三遊亭究斗さんにインタビュー。激動の人生を面白おかしく話していただき、まるで一つの落語を聴いているかのようでした。結果だけだと順風満帆な人生のように見えますが、相当な苦労と努力に裏打ちされています。特に落語界入門時(前座見習い時代)は、何度も「辞めよう」と考えるほどきつかったそうです。それも全て乗り越えて「笑い」に変える。心の強さを感じました(鹿島)▶並木まちづくりセンター日11月25日㈯午後2時~費1,000円申 問同センター ☎2998‐5911に直接◎西武所沢店(11月14日㈫)、たつみそば(11月20日㈪)なども開催予定。詳細は三遊亭究斗HPをご覧ください。◆今月のクイズ8・10・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(11月10日㈮締め切り)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦11月号の感想を記入し、〒359‐8501広報課に郵送・市HP(プレゼント)で応募◎当選者の発表は、引換券の発送をもって代えさせていただきます。◆プレゼント提供事業者も募集中!詳細は、市 ( プレゼント募集)をご覧ください。HP旬野菜の薬膳カレーランチセット(ペア券)四季の移ろいを楽しめるウッドデッキのあるカフェ「豆うさぎ」。店内には、うさぎの置物や手作りの小物があふれています。手作り雑貨の販売スペースや、大人気のミニコンサートなど、飲食以外も楽しめます♪ 今回のプレゼントは、18種類の香辛料と5種類の漢方をブレンドした薬膳カレーのランチセット。トマトやリンゴなどを入れて食べやすく仕上げてあり、カジュアルに薬膳を味わえます。焼きたてワッフル付きで大満足のランチです。●Cafè豆うさぎ ☎2925‐5932 緑町3‐14‐11(年中無休)うさぎに囲まれて、カジュアルに「薬膳」が楽しめる♪(3,000円相当×10組)市HP唯一の所沢市在住の落語家。香川県出身。ミュージカル俳優から落語家に転身し、春しゅんぷうてい風亭小こ朝あさ・三さんゆうてい遊亭円えんじょう丈に師事。世界初のミュージカル落語を発案し、30を超える作品を創作。長い作品だと2時間歌う。全国を飛び回り、年間100本以上の公演をこなす。所沢の公演情報◀オーケストラをバックに歌い上げる究斗さん

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