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4広報ところざわ平成29年9月号手話通訳あり予約保育あり/★は9月1日㈮から申し込み開始/FAXでの問い合わせは、広報課FAX2994‐0706へ│皆さん現在は市内在住ということですが、特にパンタさんは生まれも育ちも所沢と伺っています。パンタ 親父が所沢基地で働いていて、子どものころは基地で遊んでました。遊び疲れて寝転んでいたら、ハーモニカの名手だった軍曹がフォスターの「ケンタッキーの我が家」を演奏してくれて。あれが自分の原体験。あのハーモニカがなかったら、今の俺はないな。│梅津さん、小坂さんは市外から所沢に来られたわけですが…梅津 国立から引っ越してきたのですが、当時、町田にしようか所沢にしようか迷って。ライオンズファンだったので、やっぱり所沢がいいなって(笑)小坂 狭山に長く住んでいて、それから所沢に引っ越しました。都内へのアクセスがいいよね。いろんな場所に行きやすい。梅津 当初はあんまりなじみがなかったんですが、新所沢にブロックヘッズ、所沢にモジョというライブができるお店ができて、だんだん近くに感じてきましたね。│所沢には、江戸時代から続く重じゅう松ま流りゅう祭まつり囃ばやし子や進駐軍のジャズなど、独自の音楽文化がありました。これらを背景に「音楽のあるまちづくり」を進めていく流れの中で「空飛ぶ音楽祭」が生まれました。今回が初めての試みです。梅津 1回だけじゃ、何だかわからないまま単なるお祭りで終わっちゃう。やっぱり10回くらいは続けなきゃ。小坂 10回やっていければ、音楽のあるまちづくりのイメージも定着するよね。パンタ 出演アーティストが互いに刺激し合う環境があれば、みんな2回、3回と出てくれるよ。小坂 音楽には本当に力がある。空飛ぶ音楽祭は、それを届けられる機会になればいいんじゃないかな。いずれは、たとえば東北の被災地からアーティストを呼んでくるとか、いろんなところと繋がれたらいいね。所沢から音楽の力を発信してさ。パンタ フリースクールの子と一緒に演奏することがあるけど、ゆくゆくは、いろんな境遇の人が音楽で繋がれたらいいよね。│空飛ぶ音楽祭の会場に、アマチュアのステージも作ります。梅津 プロとアマの接点があるのは良いことだけど、他のアーティストの演奏を聴かなきゃもったいない。他の音楽イベントでも、自分たちの発表が終わったら帰っちゃう人が多い。「本当にいい音」って言うとおこがましいけど、我々ベテランが一生懸命やってきたものも聴いてもらいたいですね。│最後に意気込みをお願いします。パンタ 所沢で生まれて育って、66歳にして初めての地元のステージなんですよ。これをスタートにできればと考えています。梅津 空飛ぶ音楽祭で、まちのイメージが良くなると思うんです。これから所沢が魅力的なまちになるお手伝いができればうれしいね。小坂 バンドには最高のメンバーを連れてきます。刺激的なステージを楽しんでほしいなと思います。パンタ すごいメンバーだよね。そっちのバンドに参加したいくらいだよ(笑)小坂 最後にみんなで何か一緒にできたらいいね(笑)◎座談会の詳細版は市HP(空飛ぶ座談会)でご覧いただけます。PパンタANTA発売禁止処分や過激なステージパフォーマンスで伝説化したバンド、頭脳警察のボーカリスト。精力的なライブ活動の傍ら俳優としても活躍し、高い評価を得ている。最新作にマーティン・スコセッシ監督の「沈黙」がある。小こ坂さか 忠ちゅう日本のロックの創世期から半世紀以上にわたり数々の名作を世に輩出すると共に、R&B、ゴスペル、ポップスの礎を築き、今なお多くのミュージシャンから絶大なリスペクトを受けている。まさに日本の音楽界のレジェンド。梅うめ津づ和かず時とき日本のジャズ・ロック界の先駆的サックス奏者。活動は幅広く、長年にわたる忌いまわ野の清きよ志し郎ろう率いるRCサクセションのサポートでも知られる。現在は、自ら率いるKキキIKI BバンドANDなどで国内外を問わず縦横無尽に活躍中。撮影:市民カメラマン・中村 仁 撮影協力:ビストロさぶろく問文化芸術振興課☎2998‐9211 「空飛ぶ音楽祭2017」(2・3面参照)をけん引する所沢ゆかりのレジェンドアーティストたちが、「所沢」「空飛ぶ音楽祭」へのそれぞれの思いを語ります。「空飛ぶ音楽祭」に一言申す!

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