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2広報ところざわ平成29年4月号学校での英語の教科化・早期化に対応するため、教職員研修や教材・教具の整備を進めます。さらに、先進的な研究を取り入れ、教職員の授業力向上に努めます。 児童生徒としっかり向き合えるよう、学習支援員、特別支援教育支援員などを維持するとともに、学校司書を2人増員、心身障害児介助員を1人増員します。 老朽化が進む学校トイレの洋式化・バリアフリー化を進めます。さらに、健康・精神面に効果があり、地球温暖化防止にも寄与する内装木質化工事も推進します。 産後の母子をサポートする産後ケアや、不妊検査費の助成を始めます。通面から二酸化炭素削減を進めるため、次世代自動車の普及促進を図ります。実用性の高い電気自動車を公用車として導入し、市民に貸し出すなどの普及策を検討します。 未来に残したい里山保全の取り組みとして、上山口堀口天満天神社周辺緑地の里山保全地域の指定を進めます。みどりの公有地化は、新たに三ケ島二丁目里山保全域内、淵の森隣接地、北中ふるさとの緑の景観地内の土地取得を進めます。 廃棄物を適切に処理するために、東西クリーンセンターの性能維持を図ります。また、粗大ごみの収集・運搬の電話受け付けを土日も行い、家具などのリユース拡大を図ります。問経営企画課☎2998‐9027施し政せい方針とは 市長が新年度の市の基本方針や主な政策の方向性を示すものです。毎年、市議会第1回定例会で行われます。全文と動画は、市HP(市長メッセージ)でご覧になれます。小交eco教育・子ども環境◆教職員の授業力向上◆学校司書などを増員◆学校トイレの環境改善◆教室を木で改修◆次世代自動車普及でマチごとエコタウン◆里山保全地域を指定 ◆土日の粗大ごみ受け付けが市長を志した原点は、「東日本大震災」と「原発事故」でありました。震災直後、私が訪れた石巻でのボランティア活動の中で、地元の人たちが掛けてくれた感謝の言葉。家も、親も、友人も、全てを無くした人たちが、なぜ「ありがとう」と言えるのか。人間にとって幸せとは何なのか。何のために人は生きるのか。いつも自らに問いながら、市政運営にあたってまいりました。 今、震災を経験した私たち大人の使命は、やはり「継承」にあり、継承すべきは人と人が絆で支え合い、一人一人が人間力を発揮する社会、そして、人と自然が共生する社会を作ることなのだと考えます。世の潮流がいかに変化しようとも、人は自然の一部でしかないことを弁わきまえ歩んでいかなければいけない、そう感じているのでございます。 そして、このような思いを全ての職員が共有し、「動け!所沢 紡ごう!絆」「未あす来を見つめ、今を動く!」「公務員は市民のためにある」のプライドを持って120%の力を発揮し、市民の新たな幸せのため、一丸となって力を尽くしてまいります。 具体的な政策につきましては、「教育・子ども」「環境」「福祉・自治」「文化・ブランド」「行政」「健けんこう幸長寿」の6つを市政運営の柱に掲げ、強く、そして着実に取り組んでまいります。(平成29年所沢市議会第1回定例会 藤本正人市長の施政方針より)私

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