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15広報ところざわ平成28年12月号11月号クイズの答え 326(三二六) 投稿留意事項 ▶投稿物は返却不可▶公序良俗に反しないこと▶政治・宗教団体、営利目的の投稿不可▶添削あり作業所に通うかたわら、こよなく愛する沖縄の海や花を描く。豊かな色彩が高い評価を得て、「てんかんをめぐるアート展」で満場一致の審査員賞に。今冬、所沢での個展を初開催する。● 食品ロスはどこの家庭にもある問題です。少し視点を変えるだけで、新しい料理に大変身!工夫の大切さがよく分かりました。広報をこんなにじっくり読んだのは初めてです(北有楽町・50代女性)● 節約は心掛けていますが、食品ロスは今まで気が付きませんでした。料理の腕を上げる⇒ごみを減らす⇒節約になる♥頑張ってみようと思います(松葉町・30代女性)編 集から●食品ロスの特集記事に大きな反響がありました。おいしくお得な情報に皆さんの関心が集まったようです。ふわとろハンバーグを早速作ったという即日実行派も。これからも喜ばれる情報をお届けします!● 相撲が好きです。所沢にこんなに将来性のある力士がいたんだ!と知り、楽しみが増えました。(東所沢和田・70代男性)編 集から●本市初の関取で、所沢市観光大使にもなった北ほく勝とふじ富士関。みんなで応援しましょう!● 広報紙を楽しく読んで、疑問や質問が出てきて、あちこち電話してメモをして…良い脳トレになりました。気付くとたくさんの人と話せてうれしかった! (下安松・70代女性)編 集から●暮らしに寄り添う広報でありたい♥これからもご愛読ください!楽しそうにおしゃべりしながら次々に絵筆を進める今月のところっこ・小池さん。絵心が全くない自分には、取材は驚きの連続でした。小池さんは、フェルト手芸の腕も相当なもので、巨大なクリスマスリースを障害者作品展に出品予定とのこと。障害者週間の12月3日㈯~9日㈮、市役所1階市民ホールでは障害者の方々の心がこもった多くの作品に出会えます。足を運んでみてはいかがでしょうか。(加賀谷)西武園ゆうえんちイルミージュの点灯初日を取材しました。プロジェクションマッピングでプールが劇場に変わるのは圧巻です。上から観るとさらにきれいなので、観覧車がオススメですよ~♪(鹿島)11月号エッセイ『大きな支え』を投稿いただいたみりんさん親子に多くの応援メッセージが寄せられました。顔が見えずとも思いがつながる温かさを実感しました。みりんさん親子がんばれ!(佐々木)誰と行く? 限定アトラクション7種乗り放題付き!西武園ゆうえんちイルミージュ入園ペア券(3,600円相当×10組)市HPmemo小池勇太作品展日 12月25日㈰~28日㈬午前9時~午後5時(25日は正午から、28日は午後2時まで)場 市役所1階市民ギャラリー光の劇場・西武園ゆうえんちのイルミージュが冬の夜を彩ります。今年は大海原のマッピング劇場が新登場!世界7カ国を光で表現したワールド・エキスポ・ナイトも開催中♪大切な人と一緒に、所沢に生まれる幻想的な光の海に飛び込んでみませんか?●西武園ゆうえんち山口2964 ☎2922-1371▲波のプールが大変身!水面にきらめく光の演出は圧巻です。◆今月のクイズ8・10・12面のクイズを解き、空欄に入る文字を順番につなげると?◆応募方法(12月11日㈰締め切り・消印有効)①クイズの答え②郵便番号③住所④氏名⑤年齢⑥電話番号⑦12月号の感想を記入し、〒359‐8501広報課に郵送・市HP(プレゼント)で応募◎当選者の発表は、発送をもって代えさせていただきます。◆プレゼント提供事業者も募集中!詳細は、市HP(プレゼント募集)をご覧ください。▲受賞作「阿嘉島の海」 「サンゴを描かきます。紫・黄緑・黄色…」。楽しそうにつぶやくと、迷いのない筆遣いから、海底の楽園が現れます。ウルトラマリンブルーとコバルトブルーを絶妙な配合で合わせると、小池勇太さんの海が動き出します。 今年10月、日本てんかん学会50周年を記念した「てんかんをめぐるアート展」で、色彩と躍動感にあふれた小池さんの絵が、見事審査員賞に輝きました。全審査員の満場一致でした。 受賞作は、てんかんの治療に通う病院の先生に勧められて初めて出展した、幅1mを超える大作でした。題材は、大好きな沖縄・阿あ嘉か島しまの海で出会ったウミガメやカラフルな魚、サンゴたち。南国の海でのわくわくする気分が伝わってきます。 習慣として絵を描くようになったきっかけは、中学校の担任だった美術の先生に、身近なものを毎日絵手紙に描くことを勧められたこと。やがてアクリル絵の具を使うようになると、小池さんの絵の鮮やかな色がますます生きるようになりました。 作業所から帰ると、まず、もうひとつの趣味であるフェルト手芸で気持ちを落ち着けてリラックス。食事、お風呂をはさんで寝るまでの時間、絵筆を握るのが小池さんの日課です。 外出するときは、絵の道具を持ち歩き、会った人の顔をその場で描いてプレゼントすることも。小池さんにとって、絵は大切なコミュニケーションツールでもあるのです。 「きくちさんのおはな」シリーズ(左上写真の背景)に代表される生き生きとしたお花も、小池さんが得意とする題材です。ビタミンカラーを背景に、画面いっぱいの花たちのおしゃべりが聞こえてきそうな絵。なぜか、もらったお花を描いた方が良い絵になるそうです。お花をもらったうれしさや相手の優しさへの思いが絵に表れるのかもしれません。 めくるめく色、画面を埋める魚や花々…。小池さんの絵は、観る人に元気と癒やしを与えてくれます。阿嘉島の民宿のご主人もファンの一人。宿の壁には小池さんの絵が何枚も飾られ、全国から訪れるお客さんを出迎えています。 30歳の節目に、ぜひ地元で身近な人たちに観てもらいたい。そんな夢がかない、この年末に市役所の市民ギャラリーで個展を開催することになりました。現在は静岡の病院に貸し出し中の受賞作「阿嘉島の海」も展示予定です。いつかは、大好きな沖縄でも個展を。“小池画伯”の夢は、実現に向かって色鮮やかに続きます。(取材:加賀谷)

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