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3広報ところざわ平成28年9月号育児子どもも成長!うれしいけれど、悩みは尽きない?その悩み、保育コンシェルジュがお答えします 子育てに関することを何でも相談できる「保育コンシェルジュ」をご存知ですか? 子育ての強い味方である保育コンシェルジュの本田・井上保育士にお話を伺いました。「保育コンシェルジュ」とは?本田 保育士資格を持ち、保育園の福祉現場を経験してきた子育ての専門相談員です。長年の経験があるので、一人一人の相談者に合ったアドバイスができると思います。子育ての相談と言っても幅広いですよね。本当にどんなことでも相談していいんですか?井上 はい、何でもご相談ください。「こんなこと聞いてもいいのかな?」と思う方も、まずはお気軽にご連絡ください。ニーズに合わせてアドバイスするのはもちろんのこと、専門機関などへのご案内もしています。それなら安心ですね!今までどんな質問がありましたか?本田 例えば、まだ歩けない小さなお子さんがいる方から「どこに行けば安全に遊ばせられますか?」という質問がありました。確かに家以外で安全に子どもを遊ばせられる場所は必要ですよね。ぴったりな場所があるんですか?本田 はい、市内全ての児童館と14カ所の保育園に地域子育て支援センターがあります。0歳児から就学前までのお子さんと保護者が対象で、遊んだり情報交換したり、自由に利用できる場所です。施設ごとに子育てプログラムなども行っているので、相談者のお住まいに近いセンターをご案内しています。井上 他には、一時預かりの相談も多いですね。よくあるのは、「病院に行かなければいけなくなったとき、子どもを預けるところはありますか?」というご相談です。「一時預かり」ってなんですか?井上 一時預かりは、保護者の就労、病気、災害、事故、出産、看護、介護など、やむを得ない理由で家庭保育が一時的に困難なときに保育園でお子さんをお預かりする事業です。保育園などに入園していない児童が対象で、保育園によって空き状況や利用料は異なります。預けたいときは利用希望の保育園に直接ご連絡ください。お近くの保育園が一時預かりを行っているかどうかは、私たち保育コンシェルジュがご案内します。本田 私たちは、保護者が子育てに困ったときにひとりぼっちにならないよう、一人一人に寄り添ったサポートを心掛けています。少しでも子育てに悩んだときは、ぜひご連絡ください。解決方法を一緒に考えましょう。 子どもにとって何が本当のシアワセなのか、私たち大人が深く考えていきたいものです。 市は、親や地域の大人たちが、ゆっくり、ゆったり、そしてじっくり子どもたちと向きあえるよう、そして、大きな温かさの中で子どもたちが育っていけるよう施策を進めてまいりました。 しかしながら、子を産み育てるとき、相談する人がいない、親族も近くにいないなど、子育て世代が抱える不安もあるものです。 そんな中、今年度は本号特集でもご紹介した、妊娠から平成29年1月こども支援センターオープンこどもと福祉の未来館の2階にオープンする「こども支援センター」。0~3歳児対象のつどいの広場を中心とした子育て支援エリアと、発達障害に関する相談や支援を行う発達支援エリアができる予定です。子育て中の親子同士の交流や、子育てや発達に関する相談の場として利用できます。場泉町1861‐1(新所沢駅から徒歩5分)相談は、直接面接・電話・メールで受け付けています。ゆっくりお話をお聞きして、一緒に考えます。ぜひ、ご利用ください。よくある質問・乳児が安心して遊べる場所や子育て仲間と出会える場所を教えてください。・離乳食がうまく進められなくて心配です。・育休復帰後の生活が心配です。どのような働き方がいいのでしょうか?・来年度から保育園入園希望です。今年度、一時預かりを利用できますか?・プレ幼稚園は入れたほうがいいですか?幼稚園の入園についても知りたいです。・日曜日に急に仕事が入りました。預け先を紹介してください。相談はこちら問市役所2階こども支援課 ☎2998‐9124 a9124@city.tokoro zawa.lg.jp井上貴久美保育士本田しの保育士子どもの幸せのために出産、そして子育て期まで、切れ目なくサポートする「ところっこ子育てサポート事業」を強化し、こどもと福祉の未来館の中に「こども支援センター」を設置するなど、子育て支援の充実を図っていきます。 また、発達障害児支援も国の研究機関と連携し、充実させます。全ては、「子どもの最善の利益(しあわせ)」を守るために…。HP

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