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雪を溶かすひと言 東狭山ケ丘  関口 幸さち代よ 先日、またもや埼玉に大雪が降った。幼いころは、雪が降っただけ大喜びして、かまくらや雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりして遊んだ。そんな風に楽しんだのは、今や昔…先日の大雪では、何度も転びながら、やっとの思いで職場にたどり着いた。私の仕事は介護職のため、雪が降ったからといって休めない。それでも、利用者さんからの「寒い中ありがとう!」のひと言で、疲れを忘れて笑顔になれた。降りしきる雪 上山口  山口 満子 雪と聞くと、休む間もなく降りしきる雪を思い出す。5年間暮らした北国の雪だ。ときには2mも積もって玄関が洞穴のようになってしま◆テーマ「雪」◆◆◆ 市内中央に位置する宮本町町内会は、宮本町1丁目と2丁目の820世帯で活動しています。その広い区域の中には「あいさつ運動実施中」と書かれた看板がたくさん設置されています。 「あいさつはコミュニケーションを円滑にし、気持ちを清々しくしてくれます」と話す大石忠之会長のもと平成27年4月から町内会であいさつ運動を開始しました。活動を開始するにあたって、会長自ら先進の自治会長を訪問し、話を聞きました。また、町内会の生徒が通い、教育目標の中心にあいさつ運動を据えている所沢中学校とも意見交換しました。 あいさつをすることで住民が顔見知りになり、町内の防犯効果を高めます。集合住宅での緊急事態の備えや子どもたちの安全確保にもつながっています。毎週月曜日、小学生の下校時と夜間に行っているパトロールでもあいさつ運動の手旗を持つようになりました。あいさつをしながら、子どもたちや町内の安全・安心を守っています。 「明るいまちづくりをしていくのが私の信念なんです」と笑顔で語る大石会長。あいさつ運動を始めてもうすぐ1年です。自身が積極的にあいさつをしていく中で、「初めは戸惑ったり反応がなかったりした住民が、向こうから声をかけてくれるようになりました」と成果を感じています。 あいさつを通じて住民同士の距離が近くなることで、町内会のイベントもさらに楽しいものになりました。例えば毎年8月に行う野外パーティー。班ごとに火おこしから全て手作業でカレーを作り、おいしさを競う行事で、中学生も審査員に加わります。親子で約200人の参加者が集まるこの行事でも、あいさつ運動から得られた安心感・一体感が明るく楽しい雰囲気作りにつながっています。 「住民同士の絆をさらに深めるためにも、根気よくあいさつ運動を継続していきます」と大石会長は力強く語ってくれました。《次回は並木地区の駅前通り団地自治会を紹介します。》 ご近所同士で力を合わせ、さまざまな課題解決や地域の絆づくりを行っている自治会・町内会をご紹介します。21▲大石会長使って楽しむ謎解きにしました」と微笑む。トコろん探偵団は親子での参加も多いが「子どもが得意な問題と、大人が得意な問題を両方用意しました。コミュニケーションをとって、一緒に解いてもらいたいです」。電子ゲームとは一味違った「楽しみ」がありそうだ。 謎解きそのものよりもストーリー作りが難しい。適切な難易度設定、誤解させないための洗練された表記など、細部にまでこだわった。完成するまでにいくつもの試作品を作ったが、それも全て手弁当だ。それでも「たくさんの所沢市の職員さんがスタッフとして参加してくれるから企画が実現できたんです。本当にありがたい」と周囲への感謝を忘れない。相手への自然な気遣いが、みんなの「楽しい」を作る第一歩なのだろう。 夢は、オリジナルのテーマパークを作ることだ。所沢校舎を巣立った三沢さんの作る「楽しさ」に、私たちが魅了される日が来ることを楽しみにしたい。問地域づくり推進課☎2998‐9083謎解きイベント「トコろん探偵団」をプロデュース!三み沢さわ俊しゅん弥やさん(日本大学芸術学部2年生)宮本町町内会~あいさつ運動から明るいまちづくりへ~宮本町町内会▲所沢中学校区(所沢小学校・明峰小学校・所沢中学校)で力を入れている『地域ぐるみのあいさつ運動』(下記記事参照)。1月に作成したばかりの「のぼり旗」を目印に、学校・家庭・地域が連携して元気なあいさつを交わしていました。 2月5日㈮/明峰小学校 (写真:市民カメラマン・浅見司郎)スマホで動画! アプリでのある写真を写すと動画が見られます。 詳細は市HP(「AR」で検索)へAR▲所沢が誇る伝統芸能「重じゅう松ま流りゅう祭まつり囃ばや子し」と「岩崎簓ささら獅子舞」が一度に体感できる『第12回所沢市伝統芸能発表会』。2年に1回の大舞台に、出演団体の演奏・演技にも熱が入っていました。休憩時間には「お囃子体験」も行われ、子どもたちが楽しそうに太鼓をたたきました。 1月24日㈰/所沢市民文化センターミューズ (動画:市民カメラマン・笠原政男)▲家族や友人の力を借りて 試作品を作り続けてきた広報          平成28年3月号 8写真・原稿は返却しません▶住所・氏名(ふりがな)・電話番号を明記し〒359-8501広報課「みんなのひろば」係へ郵送または hiroba@city.tokorozawa.lg.jp▲野外パーティー

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