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 収穫からおよそ2カ月。乾燥、精米の工程を経て、ついに白く輝くお米になりました。 もち米はふかして、お餅に。きねと臼での餅つきは大人気で、重いきねを担いで代わる代わるペッタンペッタン! お母さん方の手で味付けされた、つきたてのやわらか〜いお餅をうれしそうに頬張りました。 うるち米は20㎏を学校給食用にいただき、全校生徒で新米を食べました。 かむほどに甘みが広がるご飯におかわりが殺到!5年生の2クラスとも、あっという間になくなってしまいました。 糀谷八幡湿地保存会の皆様をはじめ、地域の方々のご協力で、大変貴重な体験をさせていただいています。 豊かな自然の中で稲作体験ができるのは、市内で三ケ島小だけです。バケツでの稲作に比べれば、収穫量も作業量もはるかに多くなりますが、その分うれしさも増えるんです。子どもたちも「自分たちで作るとおいしい!」と笑顔を見せてくれます。 体験学習の食材が自校給食で食べられるのも特長です。食べる前に全校放送で何年生が収穫した食材かをお知らせするんです。すると、不思議なことにみんな好き嫌いすることなく食べてくれる。「市内でも食べ残しが少ない」のが自慢ですね(笑) こうした食育を通じて、「ふるさと三ケ島」に誇りを持ってもらいたい。地域への感謝を胸に、成長してほしいと思います。 恵みの秋。たわわに実った稲穂を収穫します。鎌の使い方、力の入れ方を学んでから稲刈りにチャレンジ! 最初はおそるおそる刈っていたのが、回数を重ねるごとに上手になっていきます。成長のスピードに先生もびっくり。 収穫した稲穂は、稲は架ざに掛けて乾燥させます。既に乾燥させてあった稲穂の脱穀(稲穂から粒を外す)と大きさ選別の工程も体験。 保存会の皆さんにサポートしてもらいながら、稲穂を脱穀機にかけました。さらに唐とう箕みという農機具で、粒が選より分けられていく様子も見学しました。(300坪の田から、うるち米220㎏、もち米110㎏を収穫)収穫する(9月24日)食べる( 11月29日12月4日)三ケ島小学校校長 中村 靖おさむさん自分たちで作ったものは おいしいんです!ARARおかわりいただきまーす!重くてむずかしい~もちもち~5 広報 平成28年1月号

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