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広報 平成27年6月号 2第6期所沢市高齢者福祉計画・介護保険事業計画を策定地域包括ケアシステムとは 毎日の生活の中で、「住まい」「医療」「介護」「生活支援・介護予防」が連携して提供されるシステムです。 高齢者およびその家族が、在宅での生活を選択することの意味の理解と、その心構えが重要になります。推進に向けて 所沢市では、平成37年度には75歳以上の高齢者が55、000人以上、要支援・要介護認定者が20、000人以上となり、医療や介護を必要とする高齢者が急増することから、地域包括ケアシステムの構築を急ぐ必要があります。 第6期計画では、在宅医療・介護連携の推進、認知症施策の推進、生活支援・介護予防サービスの基盤整備の推進および高齢者の居住安定に関する施策との連携について重点的に取り組みます。 認知症施策として、毎年70歳以上の偶数年齢者を対象に「心とからだの健やかアンケート」を地域別に実施します。機能の強化 地域包括支援センター(3頁表参照)を日常生活圏域における地域包括ケアシステムの中核として改めて位置付けるとともに、十分にその機能を果たすことができるよう、人員体制の強化や地域包括支援センター間の役割分担・連携の強化を図ります。 また、地域包括支援センターの運営が効果的・安定的に行われるように、その運営や活動に対する評価について定期的に取り組み、地域包括支援センターの質の向上を図ります。◆住まい 広域型特別養護老人ホーム(160人分)や認知症高齢者グループホーム(36人分)の整備をします。また、高齢者のニーズに合った有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の整備について事業者や県との調整に努めます。◆医療 医療と介護の両方を必要とする高齢者の増加が見込まれることから、在宅医療の体制整備や人材の確保・養成を提供していく体制整備を医師会などと連携しながら取り組んでいきます。◆介護 住み慣れた自宅や地域で生活を継続できるように、小規模多機能型居宅介護サービスや定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスを充実します。第6期所沢市高齢者福祉計画・介護保険事業計画は、団塊の世代が75歳を迎える平成37年(2025年)を見据え、第5期計画で構築した「地域包括ケアシステム」を推進することを目的に策定しました。同計画では、重度な要介護状態となっても住み慣れた自宅や地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、27年度から29年度までに目指すべき目標や、取り組むべき施策を策定しました。問▼高齢者福祉計画…高齢者支援課☎2998-9120�2998-9138▼介護保険事業計画…介護保険課☎2998-9420�2998-9410(厚生労働省資料を参考に作成)通所・入所通院・入院◆在宅系サービス▼訪問介護・訪問看護・通所介護▼小規模多機能型居宅介護▼短期入所生活介護▼24時間対応の訪問サービス▼複合型サービス(小規模多機能型居宅介護+訪問看護)など◆介護予防サービス◆施設・居住系サービス▼介護老人福祉施設▼介護老人保健施設▼認知症対応型共同生活介護▼特定施設入居者生活介護など◆住まい▼自宅▼サービス付き高齢者向け住宅などいつまでも元気に暮らすために…生活支援・介護予防住まいケアシステムを推進地域包括ケアシステムの姿介護が必要になったら…介 護民生委員、長ちょう生せいクラブ、自治会・町内会、ボランティア、NPOなど凡例…日日時 場場所 対対象 定定員 内内容 持持ち物 費費用 講講師 申申し込み 問問い合わせ HPホームページ Eメール

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