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������������������餅の思い出北野南 中 志津江 戦後貧しい時代の正月近くの夜、母は、小学3年生の私に、玄関の鍵を掛けて、声を掛けたら開けるように言い含めて出掛けていきました。母は、父が東村山の実家から、リヤカーにまきや粗そ朶だを積んで帰るのを迎えに出たのです。山と積まれた荷の下には、伯父夫婦が作った餅が忍ばせてありました。当時、今のダイエーの前のプロぺ通り入口の所にあった検問所を無事に通過し、なんとか家に着いたのですが、鍵番の私はうたた寝をしていました。ご近所に気兼ねしつつ声を忍ばせて呼ぶのですが、私は起きず、たいそう困ったそうです。伯父の餅は、音がしないように杵きねでつかずに練って作られたので、米粒が残ったものでしたが、家族6人、餅を食べて正月を祝うことができたのです。三段重ねの鏡餅東所沢和田 岡田 伊都子 所沢には『動物の餅運び』という昔話があり◆テーマ「 お餅 」◆◆◆ 花園2丁目町会は、新所沢駅の東口に面している新所沢東地区にあり、560世帯で活動しています。小学校や幼稚園などが近い土地柄、新しい住宅が建てられ、子育て世代が増えている地域です。 このような地域性を踏まえ、スクールガードによる児童の見守り活動に力を入れています。月1回の参加でも大歓迎としたことで、忙しい子育て世帯の方々にも無理なく継続参加してもらえるようになりました。また、見守り活動30分に加えて、ごみ拾いも兼ね近所を1時間程度散歩してもらうようにお願いしています。男性にも積極的に参加してもらえるように声を掛け、現在70人の方が交代で活動しています。 さらに、町会では花園西公園の花壇を管理しています。季節の花が咲き誇り、住民の憩いの場になっているだけではなく、花の手入れや水やりを通してあいさつの輪が広がるきっかけにもなっています。その他、地元商店を応援したいとの思いからイベントの際には、地元商店から商品を仕入れたり、火災に備えて28カ所に「まちかど消火器」を設置したりするなど、活動に工夫を凝らしています。 髙柳 進会長は、会長として5年目。地域の課題解決のために奔走していますが、「一人で抱え込まないで、みんなで助け合うことが大事です。毎月の定例会の資料を役員さんが作成してくれたり、花園西公園の花壇をご近所の方が日頃から気にかけて手入れしてくれたりと、とても助かっています。知恵を出し合って、力を合わせて地域をよくしていきたいです。」と会員の皆さんへの感謝の気持ちを語ってくれました。 「町会に加入してほしいけれど、まずは行事に参加してもらっています。焦らず、町会の活動に納得し、共感してから加入して欲しいです。」と語る髙柳会長。今までの考え方だけではなく、若い世代の住民が増えていくなかで、新た仲間になる住民の受け入れ態勢もしっかりし、にぎわいと触れ合いを大切に、「花園2丁目らしさ」を盛り上げています。 ご近所同士で力を合わせ、さまざまな課題解決や地域の絆づくりを行っている自治会・町内会をご紹介します。9花園2丁目町会~ふれあいで育む花園2丁目らしさ~▲髙柳会長花園2丁目町会�������������������輝かせます。 初土俵から順調に番付を上げ、三段目で全勝し、幕下に昇進するも全敗。会場の雰囲気にのまれて自分の相撲が取れなかったことを反省しました。「勝ちたいという気持ちを強く持つことの大切さを思い知りました。自分の弱点は、繊細さが欠けること。土俵際の勝負で負けるのは詰めが甘いから。」と冷静に自己分析。緻密さと集中力をつけるためにジグソーパズルを始めました。 土俵で汗を流す毎日ですが、場所後の休みに地元に帰ってくることが何よりの気分転換です。「幼なじみに会って、たわいない話で盛り上がったり、12月には部屋の仲間と地元町谷自治会の餅つき大会にも参加しています。みんなに『がんばれ!』と応援してもらえるのが力になっています。」と語る爆羅騎が目指しているのは、小さいことを武器にした相手が嫌がる相撲。「懐の中に入って押す相撲が得意です。小さくても努力し続ければ、どんどん強くなれます。もっと番付を上げて、関取になって地元の皆さんを喜ばせたい。」と、小兵力士は大きな夢に向かって今日も稽古に励みます。▲ 取組前の爆羅騎問コミュニティ推進課☎2998‐9083�2998‐9491▲花園西公園の花壇小さいことを大きな武器に大相撲力士・爆ば羅ら騎き(山口出身)▲市内11地区の会場で、地域の方がそれぞれの地区の新成人を祝った『第68回所沢市成人のつどい』。昨年より52人多い3,531人の新成人が決意も新たに大人への一歩を踏み出しました。 1月12日㈷/市民文化センターミューズ中ホール (撮影:市民カメラマン・津田資雄)▲元日の市内の神社仏閣は『初詣』でにぎわいました。ボタンの寺としても有名な多聞院では、大みそかには参道に灯明が灯り、年明けとともに参拝客が列をなし、新しい年の幸せを祈願しました。 1月1日㈷/多聞院 (撮影:市民カメラマン・谷 亮)広報 平成27年2月号 8写真・原稿は返却しません▶住所・氏名(ふりがな)・電話番号を明記し〒359-8501広報課「みんなのひろば」係へ郵送または hiroba@city.tokorozawa.saitama.jp

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