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広報 平成26年9月号 2認知症とは認知症とは、脳の細胞が壊れてしまったり、働きが悪くなったりしたためにさまざまな障害が起こり、生活する上で、支障が出ている状態がおよそ6カ月以上継続している症状を指します。認知症の症状は認知症の症状は、記憶障害、理解・判断力の低下、場所や時間・季節や曜日が分からない、服の着方が分からない、段取りができない、計画が立てられない、物が何であるか・人が誰かが分からない、物の名前が出てこないなどがあります。65歳以上の 7人に1人は認知症全国の65歳以上の認知症有病率は15%と推定され、推定有病者数は平成22年時点で約439万人、24年時点で約462万人と算出されています。出 典:「都市部における認知症有病率と認知症の生活機能障害への対応」認知症対策総合研究事業(平成23年度〜平成24年度)総合研究報告書認知症の初期症状を チェックしてみよう①〜⑩の質問に、次の基準で点数を付けて認知症の初期症状をチェックしてみましょう。ほとんどない 0点ときどきある 1点ひんぱんにある 2点急速な高齢社会の進行に伴って「認知症」が大きな社会問題になっています。重症の認知症になった本人の苦しみや、悲しさはもとより、介護する家族の負担やつらさは並大抵ではありません。市では、認知症の方や、その家族が安心して暮らせることを目指して、認知症の正しい知識を習得することを目的に認知症サポーター養成講座の開催や、認知症予防(介護予防)に取り組んでいます。問高齢者支援課☎2998-9120�2998-9138判定0〜8点↓正常9〜13点↓要注意14〜20点↓ 認知症の始まり?医師の診察を受けましょう出典:大友式認知症予測テストもしかして認知症?判定の結果「14〜20点」の方や物忘れが気になる方は、認知症の疑いがあります。早めに物忘れ相談医(※)、地域包括支援センター(本号4頁参照)、高齢者支援課にお問い合わせください。また、本人が相談したがらない場合なども相談してください。※所沢市医師会(☎2992-8026)HP (http://www.tokorozawa.saitama.med.or.jp/)を参照認知症の方への対応の心得三つの「ない」①驚かせない②急がせない③自尊心を傷つけない認知症所沢家族の会認知症の高齢者を介護している家族が月1回集まり、日ごろの問題や悩みを共有し、問題解決の糸口を見つけたり、思いを話すことによって、負担軽減を図ります。日奇数月第3水曜日、偶数月第3木曜日いずれも午前10時〜正午場保健センター問保健センターこころの健康支援室☎2991-1812さっきも聞いたような…名前なんだっけ…取扱説明書読みたく ないな…どこにいったのかしら…漢字が思い出せない…外出したくない…財布が無くなったじゃないか!はぁ… やる気が 出ない…面倒 くさい…点点合 計点点点点点点点点点起こる症状です認知症の正しい知識を習得しよう認知症って?①同じ話を無意識にくり返す②知っている人の名前を思い出せない⑤いましようとしていることを忘れる⑥器具の取扱説明書を読むのを面倒がる③物のしまい場所を忘れる④漢字を忘れる⑨外出をおっくうがる⑩もの(財布など)が見当たらないことを他人のせいにする⑦理由もないのに気がふさぐ⑧身だしなみに無関心である凡例…日日時 場場所 対対象 定定員 内内容 持持ち物 費費用 講講師 申申し込み 問問い合わせ HPホームページ 市HP市ホームページ「広報紙ピックアップ」 Eメール

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