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10年前の『段ボールを利用した堆肥の作り方』の講演会で、段ボールは、通気性が良く、水分調整に適していると聞き、自宅で試してみました。その手軽さと自然の不思議さを体験し、それ以来『段ボールコンポスト』の良さを講演会などで皆さんにお伝えしています。 段ボールの中に米ぬか、腐葉土、もみ殻くん炭を入れ、野菜くず、果物の皮、茶がらなどを入れて毎日かき混ぜています。微生物が有機物を分解することで温度が上昇し、毎日約500グラムの生ごみが分解されます。まるで、自然の森の中で行われている落ち葉、倒木などが分解され土になっていく循環の姿が、この段ボールの中で再現されているようです。 発酵が止まり、出来た堆肥をさらに熟成させることで、ミネラルいっぱいの堆肥ができます。 堆肥は家庭菜園や庭の花などに利用しています。全ての家庭から出る燃やせるごみの約4割を占めている生ごみの処理に、大きなエネルギーと処理費用を使うことなく自家処理する方法として、ぜひお勧めします。 生ごみカラットは、水分を取った生ごみを、風通しの良い状態で保管する容器です。風通しの良いところで生ごみを乾燥させることで、20〜30%の水分が蒸発し、悪臭が発生せず衛生的です。 私の家では、生ごみカラットを軒下に吊るしています。生ごみの嫌な臭いは、生ごみに含まれる水分が原因なので、流しの中に三角コーナーを置かないなど、できるだけ生ごみをぬらさないように扱います。生ごみを乾かすと臭いも軽減され、 EM生ごみ処理容器では、食べ物、花、草などの有機物を、EM(人や自然と共生する乳酸菌・酵母・光合成細菌などの有用微生物群)のエサとして微好気発酵させることで、無農薬で良質な堆肥ができます。堆肥は菜園や花、果樹などの栽培に使えますので、皆さんも始めてみませんか。 使い方は、水切りをした生ごみの上にEMボカシ(EMを米ぬかなどに入れて大量にEMを 生ごみを食べてしまうので『くうたくん』と名前が付いています。 くうたくんは、豚の腸内から抽出した消化酵素とおがくずを配合した物に、米のとぎ汁を適量混ぜ合わせて使う処理容器です。 処理容器の中で、生ごみと空気がよく触れ合うようにしっかりかき混ぜると、元気に発酵してミネラルとガスで生ごみが消え、生ごみ特有の悪臭も酵素が分解するので、部屋に置いても臭いの心配はありません。 くうたくんからは、たくさん増やした粉)を2握りほど振りかけて混ぜ、ふたをするだけです。1週間ほど熟成させ、発酵臭がしたら完成です。 容器は、ふたで密閉でき、底にスノコがあり水抜きしやすいものが使いやすく、二つ以上を交互に使うと効果的です。驚くほど軽くなります。 「臭いものにはふたをしない」という発想の転換で、乾燥させて燃やせるごみとして出せば、ごみの重さが減り集積所まで持って行くのが楽になりますのでお勧めです。の堆肥は望めませんが、家庭菜園やガーデニングで使うくらいの少量の堆肥ができます。たくさんの堆肥は必要ないけれど、生ごみを資源化したいと思われる方は、ぜひ挑戦してみてください。 生ごみ減量・資源化講演会の講師の方を『生ごみ減量・資源化アドバイザー(下記の4人)』に委嘱しています。 委嘱を受けたアドバイザーが、生ごみ処理機器の使い方などの相談に応じます。資源循環推進課へ電話(☎2998‐9146)、FAX(52998‐9394)、Eメール(a9146@city.tokorozawa.saitama.jp)、手紙(〒359‐8501市役所5階資源循環推進課)で連絡していただければ、後日、回答します。 生ごみ処理機器などを購入し、生ごみの減量・資源化に取り組む方に対し、購入金額の2分の1(上限1万円)で奨励金を交付しています。 4月から、生ごみ処 理機器の奨励金の交付を受けてから5年を経過し、機器などの不具合により使用できなくなった場合には、再度奨励金の交付を受けることができるようになりました! 生ごみの減量・資源化に取り組む方を『所沢市生ごみ減量の匠』に認定し、ステッカー(左)を配布しています。生ごみを食べる くうたくん 生ごみくうたくんアドバイザー・髙橋さち子さん電気やガスなどを使わず減量生ごみカラットアドバイザー・菊一敦子さん無農薬で良質な堆肥作りEMエコアドバイザー・吉田 満さん段ボールで地球温暖化防止段ボールコンポストアドバイザー・田沢真佐子さん生ごみの減量・ 徹 底シェイプアップ生ごみ減量・資源化アドバイザーに聞きましたさらに生ごみ減量・資源化アドバイザー制度がスタート生ごみ処理機器を買って奨励金をもらおう!目指せ生ごみ減量の匠3 広報 平成25年5月号

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