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������の跡が残ります。ところバスの停留所名にもなっている松井地区の七曲通りは、東消防署のある上安松の信号から南に下り、直角に何度か曲がって柳瀬川にかかる松戸橋に、あるいは引ひき又また道みちと呼ばれる古道に接続します。中新井 上新井と下新井は江戸時代からある地名ですが、中新井は戦後新しく生まれた名前です。終戦後、米軍の接収を免れた旧所沢飛行場の一部では、食糧増産のため一斉に開拓がはじまりました。そのうち、北端に位置する三角形の一帯が、上新井と下新井の間をとり、昭和27年に「中新井」と命名されました。問い合わせ 生涯学習推進センターふるさと研究グループ中氷川神社 三ヶ島と山口に同名の神社があります。平安時代初期の「延えん喜ぎ式しき」に名が記され、当時から存在していたことがわかる古い神社です。しかし三ヶ島と山口の神社のどちらがこの延喜式内の社やしろであるか説が分かれ、現在も決着はついていません。江戸時代にはそれぞれ「長なが宮みや明神」(三ヶ島)、「氷川明神」(山口)と称していました。「中氷川」の名は、武むさしのくに蔵国一いちのみや宮氷川神社(さいたま市)と、奥多摩に所在する奥氷川神社との中間に位置するためと言われます。氷川神社は、神明社や熊野社など全国にまんべんなく所アラフォーの「告白」 けやき台 西山 朋子 10年前の私であれば、「告白」という言葉から連想するのは、なんとも甘酸っぱくて、もっぱらお恥ずかしい恋愛の思い出やら若気の至りで犯してしまった悪行の数々であろう。しかし今、アラフォーという域にもなって気が付くのは、不思議と告白の意味がふわりと軽くなっていることである。言い換えると「恥ずかしい」と言う感覚に少々鈍くなっている自分に気が付く。外出中に出会う初対面の人々に躊ちゅう躇ちょなく話しかけたり、昔ならば恥ずかしくて、またプライドが邪魔して言えなかったであろう称賛や感謝の言葉もすんなり出てきたり。なるほど、歳を重ねるのは、まんざらでもない。昔のように軽やかに飛び跳ね歴史まめ知識ところざわ22中氷川神社す。平安時代初期の「ら存在していたことがわかる古い神社です。しかし三ヶ島と山口の神社のどちらがこの延喜式内のな◆テーマ「告白」◆◆◆ 所沢市域にかかわる歴史的事項を50音順に紹介しています。今号は「な」です。◀東日本大地震災害復興支援として行われた『所沢かわり餅もちつき大会』。地元所沢産の「サトイモ」「サツマイモ」「お茶」などの農産物を練り込んだ「かわり餅」がふるまわれました。3月4日㈰/西武所沢店1階正面入口(撮影:市民カメラマン・西田憲正)山﨑久司さん(小手指南在住) 作業から数か月後、大原浜から山﨑さんのもとに、所沢では見たことのない大きなサンマが届きました。「きっと市場に出せば高値で取り引きされるものをわざわざ送ってくれたのだと思います。5日間の作業でしたが、大原浜の方とは絆で結ばれた気がします。復興するまで何年かかるか分かりませんが、今後も支援を続けていきたい。そして、復興した大原浜を自分の家族にも見せたい」と熱く語ります。 山﨑さんは、「震災で失ったものは甚大ですが、このことが近年失われつつあった日本人の道徳観を再生させていくきっかけとなって欲しい」と、強く感じたと言います。また、被災地での活動を通じて、人と人とのつながりの大切さを教えてもらったことで、あらためて家族のありがたみや大切さを実感したそうです。「家族を守るために、災害に備えてお互いに話し合い、常に災害への意識を持つことが重要。また、隣近所とのつながりが薄れる中、ふだんから声掛けをして、つながりを持っておくことが大切」と感じ、消防団の立場からも市民の方に伝えていきたいと話してくれました。皆さんもこの機会に災害について考えてみてはいかがでしょうか。被災地での活動を通じて、人とのつながりの大切さを実感在する神社とは異なり、旧武蔵国の範囲内の分布が顕著な、古代の武蔵国の信仰を伝える地域性の強い神社と考えられています。七曲り 柳瀬地区と松井地区に「七曲り」の通称を持つ道があります。柳瀬地区の七曲坂は、滝の城の西側を急なカーブを描いて柳瀬川の面めんに下る切り通し状の道です。道の際きわには城跡にちなんだ「血の出る松」の跡や「霧吹きの井戸」 ☎2991‒0308 52991‒0309▲被災地での作業の様子▲かつての「血の出る松」 (昭和40年撮影)▲「つながる心が世界をむすぶ」をテーマにして行われた『第17回所沢市国際交流フォーラム』。参加した外国人の方は市民ホールに展示された桜の下で、着物を着てフォークダンスを楽しみました。 3月18日㈰/市役所1階市民ホール(撮影:市民カメラマン・木村清貴)真・原稿は返却しません▶住所・氏名(ふりがな)・電話番号を明記し〒359-8501広報課「みんなのひろば」係へ郵送または hiroba@city.tokorozawa.saitama.jp広報 平成24年4月号 8

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