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人と肩をこすり合わせるようにして、にぎやかなプロぺ通りを抜け、所沢駅西口に出ると工事の音が聞こえます。所沢駅は、まさに大改修の真っ最中です。 所沢駅西口の再開発事業(3頁下参照)が竣しゅん工こうしてからすでに四半世紀が経過していますが、ここにまた所沢の新しい顔が誕生しようとしています。 しかし、そうした時代を象徴する風景が現れる一方で、市内を探せば、古くからの「所沢の風景」をあちらこちらに見つけることが出来ます。 今回ここで、ご紹介したものは、私たち広報課が探し出したさまざまな分野での「失われつつあるもの」「すでに失われてしまったもの」などです。皆さんの記憶の中には、また違った風景があるかもしれません。 21世紀に足を踏み入れて早12年目を迎えています。その間、世の中ではさまざまな出来事がありました。この所沢においても東日本大震災の影響で、あたりまえの様に思っていた日常も大きく変化しました。私たちは、こうした時代の変化を受け入れ、日々の暮らしを積み重ねていかなければなりません。 皆さんも、ひと呼吸おいて、日ごろ見過ごしていた「ふるさとの風景」を眺めてみませんか。特集「次の世代に伝えたいもの…ふるさと所沢の『今』」火の見やぐら 電話の普及と通報体制の整備に伴い番人を置く必要性が薄れたこと、半鐘に代わりサイレンや防災行政無線などが整備されたことによりその役目を終えつつあります。 …ふるさと所沢の『今』農業・産業クズハキ(落ち葉掃き) クズハキとは、ヤマ(雑木林)で落ち葉を掃き集める作業です。集めた落ち葉は発酵させて堆たい肥ひにします。富岡地区の一部では、今なお平地林を活用した伝統的な循環型農業が営まれています。養蚕業(繭の出荷) かつて、市内でも盛んに行われていた養蚕業も現在は、4戸の農家が営むだけになってしまいました。 本号4頁では、所沢市の養蚕業を紹介しています。建 造 物 私たちのまち「所沢」は、時の移り変わりの中で、変化を遂げてきました。近年では急速な都市化の影響を受け、かつてはよく目にしてきた風景や歴史的建造物、さらには伝統的な農業や産業が、次第に姿を消しつつある中、これまで守ってきた貴重な自然や文化、先人たちから引き継いだ知恵や技術を後世に伝える動きもみられます。 今回の特集では、そんな、ふるさと所沢の様子をお伝えします。問広報課☎2998_902452994_0706かつて、目にしていたものたち… 所沢思い出アルバム 時の流れとともに、姿を変えたものや無くなってしまったものを集めてみました。写真を見て、ユネスコ村に行ったことを思い出した方、ワルツ所沢が出来る前の所沢駅西口の風景をはじめて目にした方など、写真を見て思うことは、人それぞれ違うのではないのでしょうか。 皆さんも今まで撮りためた写真を整理して思い出のアルバムを作ってみてはいかがですか。変化のさなかにある 「所沢」凡例…日日時 場場所 対対象 定定員 内内容 持持ち物 費費用 講講師 申申し込み 問問い合わせ HPホームページ 市HP市ホームページ「広報紙ピックアップ」 Eメール広報 平成24年1月号 2広報 平成24年1月号

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